SPORT-1の組立て 5

Cm18 垂直尾翼は、水平尾翼の中央に接着したバルサに合わせてビス留めします。
テールにABS製のカバーをはめてこちらもビス留めします。

Sp21_1 ラダーを取り付ける前にフィルムが無いところに瞬間をしみこませて燃料がしみこまないようにしておきます。
各動翼も同じように端のフィルムがないのでそれぞれ瞬間を流しておきます。

Sp22_1 金属製のエンジンマウントにベークライト製のマウントを仮止めしてエンジンの大きさに合わせて加工しておきます。

Sp23 メインギア用のピアノ線をゴムブッシュに差し込んで中央を留め金で固定します。

Sp24 ノーズギアを取り付けて胴体にコントロールロッドの通る穴をあけます。

Sp25 燃料タンクは、現在のものとほぼ同じ状態になっています。
胴体の固定は、タンクを胴体に入れパイプの出ているゴム蓋とプラスティック製の部品で防火壁を挟んでネジ留めするようになっていました。

Sp27 エンジンをつける前にウィンドウのシールを貼っておきました。

Sp28_1 サーボは、標準サーボがピッタリ入ります。
まあ、この時代には、これが当たり前なのですけどね。

Sp29_1 エンジンを取り付けますが、今回使用したエンジンは、この機体よりまだ古くスロットルレバーがニードル側にある特殊なものになっていましたので、エンコンロッドの通る穴を新たにあけなおしました。
元々反対側にあるロッド穴は、排気オイルが入るといやなので、バスコークを詰めておきました。


SPORT-1の組立て4

Cm10 エレベーターは、左右分割になっているので、コの字金具で接続します。
その際に左右がねじれないように気をつけます。

Cm12 エレベーターもメタルヒンジで取り付けます。

Cm13 水平尾翼の中央部分のフィルムを20mm幅で取り除いておきます。

Cm14 フィルムを取ったところに正確に中央と組立て説明どおりに印を着けます。

Cm15 そこにバルサ材を接着します。
これは、垂直尾翼の固定材になります。

Cm16 エレベーターを取り付けておきます。

Cm17 尾翼の取り付け方がちょっと現在の完成機のと違います。
現在の機体の場合エポキシなどの接着剤で接着するのが多いのですが、この機体は胴体がABSの成形のこともありビス止めで取り付けています。


Classic Meeting 2007

SPORT-1の製作紹介の途中ですが、RCAW誌主催の「Classic Meeting 2007」に行ってきました。
Cm1 この日は、3月下旬と言うのに雪が降るほど寒くなり、8m以上の横風の吹く中の開催となりました。
このイベントは、ヤマ編の一言で企画されたそうで、8名くらいの参加しかないかも知れないと不安の中エントリー募集を行ったそうです。
しかし、当日なんと44名もの参加があり、ヤマ編は、上機嫌でした。
Cm2 わたしの、「SPORT-1」と「SPORTMAN-10」は、OK模型さんのブースに一緒に置かせてもらうことになりました。
「ツインラーク」は、テトラさんのブースに展示してもらいました。

Cm3 年代ものの機体が一杯来ています。
手前に見えるのは「アストロホッグ」です。

Cm5 大型のスケール機も沢山参加しています。

Cm6 私のお気に入りの機体は、このOSの直4搭載のこの「アルバトロス」です。
いつかは、飛ばしてみたい一機です。

Cm7 会場には、OSエンジンの創業者である、故小川会長の設計された「フグ号」がオリジナルのレストア機とそれを元に再現されたレプリカがありました。
シングルボタン打ち時代の機体だけに、主翼の上半角が自立安定のよさを物語っています。

Cm8 今回のイベントのサプライズです。
これは、ラジコン機でなく、実物の「ワコー」が大阪の八尾空港から会場の三重県伊賀上野まで飛来したのです。

Cm9 さすがに実機のエキゾノーストの迫力は、違います。
今回の企画は、競技会ではなく、フライインと言う形でおこなわれて、一日ラジコンを楽しもうというもので、久しぶりにユッタリした気持ちでラジコンが楽しめました。
癒された一日でした。


SPORT-1の組立て 3

Sp16 左右の主翼が接着できたら、中心部分にABSのカバーを接着します。
キットには、ABS用の液体接着剤が入っていましたが、今回は瞬間接着剤を使用しました。

Sp17 裏の部分にも接着します。
サーボが入る部分は、最初から穴あけ加工がされています。

Sp18 エルロンのコントロールロッドは、ABS製のカバーに専用パーツを接着して取り付けるようになっているので、後縁材に溝を掘ることなく簡単に取り付けることが出来ます。

Sp19 ヒンジは、この当時メタル製のものが使用されています。
エルロン材と主翼の後縁材には、ヒンジが入る溝が切られているのですが、メタルヒンジが結構厚みがあるので、そのままでは入りにくくカッターなどで切り込みを広げました。

Sp20_1 メタルヒンジを止めるには、ヒンジの穴のところに合わせてピンや爪楊枝を刺して固定したりしたのですが、今回はエポキシ接着剤をつけて差し込んで接着しました。
最近は、シートヒンジを瞬間で接着するのが、当たり前になっていたので久々のメタルヒンジが懐かしい感じがしました。


SPORT-1の組立て 2

Sp9_1 翼は、バルサリブ組みフィルム仕上げになっています。
フィルムは、エンビ系のフィルムで、裏に粘着性のあるものになっています。

Sp11 組立ては、現在の完成キットと同じようになっています。
エルロンサーボの取り付け位置のフィルムをカッターで切り取ってしまいます。

Sp12 フィルムが、少しゆるくなっているので、アイロンを使って緩みをとっておきます。
エンビ系のフィルムは、暖めて冷えるときに縮む特性があります。
写真のようにアイロンにソックスをつけておくとフィルムの表面が傷つけずに処理をすることができます。

Sp13 カンザシは、今の機体と違って竹製の物が使われています。
長さの中心を計って印をつけておきます。

Sp14 片側にエポキシをつけて差し込みます。
差し込む前に竹製のカンザシの先端を少し丸めておくと入れやすいようです。

Sp15 片側のカンザシの接着ができたら両翼を接着しますがその前にエポキシがはみ出ても汚れないようにマスキングテープを貼っておきます。
接着面にエポキシをたっぷり塗って両翼を接着します。
はみ出した接着剤は、アルコールをしみこませてティッシュなどでふき取っておくとよいでしょう。
このあたりは、現在の完成機の組立て同じ要領です。