テストベンチ

最近は、エンジンをテストベンチでブレークインすることがなくなってしまいました。
OSエンジンなど、機体に積んでいきなり飛ばしながら慣らしをすましてしまいます。
今回、「クラシックミーティング」用に使用するクラシックエンジンを使用するためにテストベンチを作ってみました。

T1_1 作ったといっても、実はテストベンチそのものは、IM産業製のものをASKYHOBBYの新井さんからお借りしました。
昔は、私も持っていたのですが、使わなくなって、さびてしまいいつか、処分してしまっていたのでした。
このテストベンチは、最近では、IMさんも作っていないようで入手できずこまっていたところ、運良くお借りすることができました。

T2_2 ベンチを取り付けている台は、ホームセンターで見つけた安売りの踏み台を使用して、後ろにベンチを地面に固定できるペグをさせるように金具を取り付け、燃料タンクがキャブレターより低くならないようにコの字のアングルに固定しました。
ちょうどより高さの物がなく少し高めになっています。

T3 エンジンは、K&B社の「VECO19」です。
こちらのエンジンも30年以上前のものになりスロットルも特殊なものになっています。

T4_1 写真では、判りにくいのですが、排気口のところに弁が付いていてスロットルと連動して動くようになっています。
この当時には、マフラーをつけるということは、あまり考えていないようです。

T5_1 昔は、このようにして、エンジンのブレークインを飛行場の隅で誰かがやっていたものです。
写真は、撮ってなかったのですが、その後、プラグを現行のプラグに変更して、燃料は、ひまし油系燃料を使ってブレークインを行いましたら、始め手での始動は、なかなか掛からなかったのですが、一度1タンクほど回して、ニードルの調整をいてやると、次から手で簡単に始動してくれるようになりました。
久しぶりに、ノーマフラーエンジンの音と、ひまし油独特の排気の匂いに懐かしさを感じてしまいまし。