キットレビュー「GROB G103C TWIN Ⅲ ACRO 3.6m」

久しぶりのキット紹介です。
今回は、「GROB G103C TWIN Ⅲ ACRO3.6m」を紹介します。

Sdsc04978 パッケージ姿は、意外とあっさりしています。
ヨーロッパのグライダーキットはこんな感じのパッケージ多いです。

Sdsc04979 蓋をあけてみるとこんな感じに余裕を持った感じで入ってます。

Sdsc04980 FRP製のボリュームのある胴体・フィルム貼り完成の主・尾翼とリンゲージやタイヤ等の小物パーツが入ってます。

Sdsc04983 主翼は、スチロールコアにアベチ張りオラカバ仕上げになっています。
翼型が良く判ります。

Sdsc04984 金属製のエアーブレーキ(スポイラー)もついています。

Sdsc04985 キャノピーは、真空成形されたものが入っていて、これを罫書き線に沿って切り、FRPの枠につけるようになっています。

Sdsc04986 水平尾翼は、バルサプランクにオラカバ仕上げになっています。

Sdsc04987 ラダーもバルサプランクにオラカバ仕上げになっています。
左の部品はラダーを垂直尾翼に取り付ける時の胴体側の受け材です。

Sdsc04992 こちらは、サーボマウント関係やヒンジ車輪関係の細かな部品です。
この機体の車輪は、機首・胴体中央・尾輪と3箇所で固定式になっています。
これ以外に、デカール・組立て説明書があります。
組立て説明書は、チェコ語で書かれているのですが、多くの写真やイラストでこれを購入されるマニアの方なら十分に理解できるようになっています。

Sdsc04994 キットの写真だけでは大きさの感じが判りにくいので、158cmのスタッフに持ってもらいました。
非常にボリュームがあるのがお分かりいただけるとおもいます。
これだけのボリュームある機体でスロープでアクロバティックな飛行をすると非常に気持ちがいいと思います。
スケールアクログライダーに興味のある方是非いかがですか?

そうそう、こちらの機体は、オープン当時に仕入れた機体なので、金額も非常にお値打ちになっています。
現在のユーロレートを考えるとお買得の一機です。


金魚空に遊ぶ? その3

Sdsc04809 この日は、門内さんも、ピラタスB4のスケール機の初飛行をするとの事で先ずメカチェックです。

Sdsc04932  フライト中にカメラを向けるとなんと、余裕のカメラ目線です。
機体を見失わないでくださいね。

Sdsc04943 珍しいショットです。

しかし、アンテナの角度が年齢に比例して●くなっていくのが・・・(;¬з¬)

Sdsc04844 みんなが一通りとばして、いよいよ本日のメインイベント先ずは、ベテランのお二人が飛行前のチェックです。

さて、この後のフライトレポートは、RCエアワールド誌の「編集タクタの空ニ遊ブ日々」をお楽しみにしてください。

そうそう、みなさん立ち読みしないで、是非買ってくださいね。(^_^)v


金魚空に遊ぶ その2

Sdsc04769 高松さんを先頭に、カメラマンの門内さん、新井さんとフライトエリアに向かいます。
高松さんは、新作小型グライダーのテストを兼ねてます。
門内さんは、もちろんお仕事で、新井さんと私は、仕事と言い張っています。・・・

Sdsc04770 あっ、もう一人仕事と言い張っている人を忘れてました。
本日の主人公・・・今は、熱帯魚雑誌の編集長のはずやのに(;¬з¬)

Sdsc04839  ここは、フライトエリアから駐車場までが、ほんの数分歩くだけでトイレや、自販機茶店などがあるので、家族連れや、女性が一緒にでも、大丈夫です。
この日は、平日なので観光客も少なかったのですが、休日などはギャラリーとの事故が無いよう十分注意が必要です。

Sdsc04771 まずは、機体やメカの写真を撮ります。
お仕事ですからね。

Sdsc04796 先ずは、高松さんが新作機のテストを兼ねて偵察飛行です。
この機体は、カルダモンのエルロン仕様で「マジョラム」と言うそうです。
まだ、初テスト段階なので発売までには、まだまだ改良されるそうです。
翼長1,2mの小型機なのですが、浮きも走りも良くモグラなので平地でもスロープの微風の時など、気楽に楽しめそうです。

Sdsc04810 本番機を飛ばす前にマジョラムで本人と指のリハビリです。
久しぶりのスロープでちょっと緊張ぎみのたくちゃん。

Sdsc04828 琢ちゃんが緊張して飛ばしてるなか、新井さんのハバネロが気持ちの良い風切り音を立てて飛び回ります。

Sdsc04832 なかなかのベストショット!
背中が、ベテランの風格を物語っています。

Sdsc04858 この日は、フローとジンジャーを持って行き、初め風がゆるかったのでフローで偵察飛行です。
一通り飛ばして、着陸ですが、初めての場所で、ちょっと手前の草の中に機体を回収して、語らいながら歩くの図です。

これを見ながら「いつもの事やん(*^▽^)ノ彡☆ばんばん!」と思ってるそこの君・・・
一歩前!


金魚空に遊ぶ? その1

3月のある日のこと、製作期間1年半のあの機体が、いよいよ初飛行を迎えることになり午前9時に、某模型メーカーに集合したのでした。
さて、みんなそろったところで、フライトエリアへと思いきや機体チェックと補修で、3時間お昼に出発となりました。

Sdsc04752 今回のフライトエリアは、和歌山県の生石高原です。
現地に到着後、金魚は・・・いや、元某ラジコン雑誌編集長 村上琢太氏は、機体の組立てにかかるのでした。

Sdsc04755 え~と、主翼はこうして挿して・・・
コネクターを・・・

Sdsc04757 モグラ仕様に改造してあるので、バッテリー積んで、各部のチェックをするたくちゃんを心配そうに見守る、OK模型の高松さんとASKYHOBBYの新井さん

Sdsc04761 ここは、こうして・・・あーして・・・
と高松さんの指導が入ります。

Sdsc04765  ちょっと中身を拝見
モグラ仕様にしているので、バッテリーにESCに2セルリポからメカ電源を取るBECシステムにフタバの12chをフルにしようしている配線が所狭しとつまってます。

Sdsc04767 準備が整ったところで、機体を抱えていざ山頂へ・・・

さすがに3mオーバーのスケール機は、でかいです。

Sdsc04768 機体を抱えて歩く彼の背中になんとも言えぬ哀愁が漂っています。

あっ! そう言えば彼が来ているのにこの天気のよさは・・・・(^_^;)


SPORT-1の組立て 6

組立てもいよいよ大詰めになりました。

Sp31 ラダーとエレベーターのコントロールロッドは、樹脂製のロッドに金属ロッドをねじ込むタイプになっていました。

So32 ロッドの出口も凹型に成形されていてそこにロッドが通る穴をあければちょうど良い位置にロッドが来るようになっていました。

Sp30 主翼をとめるゴムを掛けるところも良く有る竹の棒ではなく、樹脂成形されたものをビスで固定するようになっています。
ビス穴も最初から開けられているので左右がずれることも無く正確に仕上がります。

Sp32_1 受信機のスイッチを付けるところも前もって加工されています。
意外とスイッチを付けるときに悩むのがこの穴あけ作業なんです。

Sp33 カウリングとプロペラ・スピンナーを取り付けて胴体は完了です。
プロペラは、グラウプナーのナイロンペラ9×5を使用しました。
真っ赤な樹脂製の小ぶりのスピンナーが可愛いです。

Sp35_1  主翼にエルロンサーボをベニア製マウントを使用して取り付けます。

Sp34 完成して、主翼を取り付けるとそのスタイルがなんとなくノスタルジックな感じをうけます。
「クラシックミート2007」の当日この機体を見たヤマ編がすごく懐かしがられていたのが印象的でした。