ヨーロピアンスタイルの3Dアクロ機「REBELOVE Acro 1.74m ARF」を紹介します。
この機体は、2C/4C 90~120クラスのグローエンジン機になります。
機体は、フィルム貼り完成で、主翼は2分割の中翼になっていて、正面・背面ともにアクロ飛行がしやすいように設計されています。
一見すると、OK模型のセダクション・フリースタイルを思わせるデザインです。
主翼は、バルサリブ組みオラカバ仕上げで、NACA64A014という翼型になっていて、若干厚めの対照翼といったところです。
カンザシの入るところは、グラスパイプで加工済みになっています。
垂直・水平尾翼もバルサリブ組みオラカバ仕上げでクリアフィルムなのでリブの配置が良く判ります。
ラダー・エレベーターも大きく3Dアクロを意識したものです。
胴体は、ベニア・バルサ・トラス構造を上手く使い分け強度と軽量化をはかっています。
機首からコクピットの部分が大きく開くようになているので、メンテナンスや、主翼の取付などがやりやすくなっています。
エンジンマウントは、使用するエンジンに合ったものを別途購入し取り付けるようになっているので、防火壁がシンプルな物になっています。
エンジンは、サイドマウントを基本に考慮してあり、マフラーが当る部分は、グラスで凹加工してあります。
付属部品は、ジュラ製のカンザシからタイヤ・コントロールホーン・ロッド・樹脂製のヒンジと細かなところまで用意してあります。
メインギアは、若干細めのジュラ脚になっていて、ちょっと華奢にみえますが、良質のジュラ素材を使用しているので、通常の離着陸なら十分の強度と柔軟性を併せ持っているようです。
キャノピーは、大型の真空成型で透明度が良いものになっています。
カウリングは、厚めのFRP製でとても強度のあるものなので、エンジンヘッドやプロペラシャフトが出る部分などの穴あけ加工には、ルーターがあるほうが加工しやすいようです。
曲線バサミなどでの加工は、難しいようです。
付属のデカール類は、カラフルに印刷されたシールタイプになっています。
日本国内では、まだまだ飛んでいない機体ですが、ヨーロッパでモデル・オブ・イヤーも受賞しています。
また、大型電動機に興味のある方にも、簡単な改造で電動化も可能になっています。