アイランドブリーズ スプラッシュ用陸上コンバージョンキット

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アイランドブリーズ スプラッシュ
は、当店で数少ないフロート付きの水上機です。

 

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これを普通の?陸上機にしたいという方のためにOK模型から「アイランドブリーズスプラッシュ陸上コンバージョンキット」(長いので以下ではIBSコンバージョンキットと呼ばせていただきます)なるものが販売されているのをご存知でしょうか。

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で、こちらが陸上型のアイランドブリーズです。
最初の写真の水上機型のフロートを取り外してカーボン製のメインギアに替えるわけですね。

 

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さて、キットの中身をもう少し詳しく見てゆきましょう。
これがIBSコンバージョンキットの片足分のパーツになります。

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OK模型から提供してもらった組み立て説明書に写真と同じアルファベット記号をつけてみました。
僅かなパーツ数ですからベテランモデラーの方には簡単なものですけれど、店主が気になった点というか、ちょっとした取り付けの知恵を2つほどご紹介させて頂きますね。

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まずはタイヤを取り付けるホイルアクセルの4mmキャップスクリューに取り付ける、タイヤ取付用の4mmナイロンナット(上図のパーツC)の向きです。
このナットは黄色の矢印の先の、丸くなったほうがタイヤに向くようにキャップスクリューにねじ込むのですが、ここにはゆるみ止めのナイロンが顔を出しているので簡単ににねじ込むことが出来ません。
ではどうするのかと言いますと、一旦ナイロンナットを矢印と反対の側からキャップスクリューにねじ込み、そうすることでナイロンにネジヤマを立て、その後ナットを一旦取り外し、ナットの向きをかえてから写真の方向に入れなおす、という手順を踏めばOKという訳です。

なお、最後に締め付ける4mmナット(パーツH)にはネジロックを使用して、ネジの緩みを防いでおくと安心ですね。

 

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次に、ホイルパンツの中にタイヤと4mmビスのセットを入れなければならないのですが、長いビスやタイヤが邪魔をして、どう転んでもそのままでは入らない様に見えます。でもご安心を!このキットに入っているホイルパンツは柔軟性のあるプラスチック製ですから、写真のように(デモですのでタイヤを止めるナイロンナットは取り付けていません)エイッと拡げて中に入れてしまってください。グッと拡げてもグラス製ホイルパンツのように割れる心配もありませんし、しばらくたつと元の形に戻ります。
知ってしまえば何という事も無いのですが、拡げずに入れようとパズルのように悩んでおられる方、ぜひお試しください。

今回は水上機のアイランドブリーズスプラッシュが陸上機としても使えるようになるIBSコンバージョンキット、ちょっと趣の違った商品ですのでご紹介させて頂きました。

 


TS-D1022MG ウイングサーボ

今日ご紹介するのは、Tahmazo 薄型ウイングサーボ TS-D1022MGです。

ウイングサーボと言えば、まず最初に中、大型グライダーのエルロンやフラップへの使用が思い浮かびますよね。
でも、このウイングサーボ、リンケージをスマートに出来るという理由などで、最近はスポーツ機のエルロンやフラップにも採用されるケースが増えています。
また、トルクもTS-D1022MGは4.7kg/7.4Vと、60クラスエンジン機にも十分使える力があります。

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アイデア次第でいろいろな機体に使えるウイングサーボ、外観は薄型というとおり厚さ10mmであることのほか、取り付けタブの形や位置はご覧のように横積みを前提にした形になっています。

 

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TS-D1022MGの付属品です。ネジを使わずにマウントに張り付ける両面テープ、サーボマウントへの取付ネジ、プラスチック製と金属製の2種類のコントロールホーンがついています。

 

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内部はどうなっているのか、参考までに上蓋を取ってみました。(分解すると保証対象外になることもありますのでご注意くださいね)
オール金属製と銘打っているギア部分が出てきます。ファイナルギア・出力軸のみアルミ合金製で、他はすべて真鍮製です。また、ファイナルギアにはベアリングが入っています。右下に少し見える銀色部分はコアレスモーターです。

余談ですが、このTS-D1022MG出力軸の直径、セレーションがFUTABA製サーボと同じなんですよ。ですから、FUTABAのコントロールホーンがそのまま使える訳で、付属の2種類のホーンが使用する場所の都合などでうまく合わない、というような場合、FUTABAのサーボホーンを持っていれば選択肢が増えますので、何かと便利ですよね。

 

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ところで、こちらは同じTahmazoブランドのTS-D1016MGなんですが、上で解説したTS-D1022MGとどこが違うのでしょうか。
一見、外観、サイズともにほとんど同じでトルクが少し違うだけかな(価格も違いますが)、と思いがちですが大きな違いがあります
それは使用できる電源の電圧の違いです。TS-D1022MGがハイボルテージ(7.4~8.4V)対応と謳っているのに対してTS-D1016MGはニッカド(ニッケル水素)バッテリー4本(4.8V)または5本(6.0V)の電源しか使えない(使ってはいけない)という事になっています。
TS-D1016MGをハイボルテージで動作させると、一瞬で故障することもあり得ますから十分に気を付ける必要があります。
それともう一つの違いがあります。それはTS-D1016MGのサーボ出力軸のセレーションはFUTABA製サーボと同じではありませんので、注意が必要です

同じような形をしているものの、ハイボルテージ仕様TS-D1022MGと、そうではないTS-D1016MG、その仕様の違いをよく理解して上手に使い分けてくださいね。


トップモデル ハイパワーヒートガン

今回は1200Wの高出力を持つTOPMODELハイパワーヒートガンのご紹介です。

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バルサキットの表面被覆材としてカバーリングフィルムを使うのは、今や常識とでも言えます。
また、ARF完成機の多くがフィルム貼り仕上げになっているのは皆さんもご承知の通りですよね。

このTOPMODELハイパワーヒートガン、家庭用のヘアドライヤーと違って最高500度ぐらいの超高温の熱風が出ますので、取扱いの際はやけどしないよう細心の注意を払う必要がありますが、使い方に慣れるとフィルム張り作業が驚くほどスムースに進むこと請け合いです。
ただ、高温ゆえにフィルムに近づけすぎるとあっという間にフィルムが溶けてチリジリになる事があります。
そのため貼る部分からの距離感と温度の関係に慣れるのに少々練習と慣れが必要です。
そのコツですが、じっと一か所に風(熱風)を当て続けるのでなく、一瞬近づけてすぐに離す、また一瞬近づけてすぐに離す、これを繰り返して少しづつフィルムを縮めるようにすると良いと思います。

慣れてしまえば本当に便利なツールですが、ちょっと目についた点を説明させて頂きます。

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これは、このヒートガンの電源プラグですが、写真のように3本脚のものが付いています。
平らな2本の脚は普通の100V用コンセントと同じですが、もう一本、断面が丸い足が付いています。
パソコン関係の機器にはこのタイプのプラグが結構使われているので、ご存じのかたも多いかと思います。

で、この丸い足は何かというと、本体のノズルのような金属部分で感電しないようにするアース用の足で、安全対策のためなんですよ。

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えっ、感電って!
ご安心ください。このヒートガンに限らず、ちゃんとした電気器具なら感電などまずありえないですが、予期しないケースに備えて、念のため写真のような3穴タイプのコンセントを使われると安心という訳です。
折角のアース付きプラグです。市販の変換アダプターを使ったり、アース端子を切り取ったりすることはしないで頂きたいと思います。

このヒートガン、カバーリングフィルムを貼る時はもちろん、貼った後で時間がたって緩んできたフィルムを元通り、ピンと張りなおす場合にも役立ちます。そのほか、電動の配線に使うシュリンクチューブを収縮させたりサーボ取付収縮チューブを縮めるのにも重宝します。

ただ今当店ではTOPMODEL ハイパワーヒートガン【在庫限り】 として通常価格5,400円(税込)のところ3,996円というお買い得価格で販売しています。
フィルム貼りの必需品、まだお持ちでない方はぜひこの機会にお求めください。

さて、お屠蘇気分の1月があっという間に過ぎ、今日から2月に突入です。
まだまだ寒さが厳しいですが春のフライトシーズンに備えて機体の製作、整備に取り掛かろうと考えておられる皆さんに特別キャンペーンのご案内です。
トップモデルジャパンでは本日より「特定商品お買い上げで送料無料」キャンペーンを実施しています。
対象商品は延長コードおよび延長コード作成用コネクタキットやコネクタプライヤーなどの延長コード関連用品で、対象商品はもちろん、同時にお買い上げいただいた商品の送料も無料となります

春のフライトシーズンに備え機体製作のピッチも上がることと思います。そんな時に必要となる延長コード、お得なキャンペーン期間中にお求めください。

セール会場の入り口はこちらです。ぜひお立ち寄りください。


ストレートロングドリル(LSD)3.1mm&2.5mm

トップモデルオリジナル商品、ストレートロングドリル(LSD)のご紹介です。

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機体製作の際、きっちりとした直径の穴を開けるのにドリルの使用は当然です。
でも穴を開ける位置が狭い場所の奥だとドリルのチャックや本体が邪魔になってドリルの刃が届かないとか、エンコンロッドのように距離が離れた複数の胴枠に一直線に通った穴を開けたい、そんなときに役に立つのがこの「ストレートロングドリル」なんです。

今回発売するのは直径2.5㎜、全長200㎜、刃長120mmのストレートロングドリル2.5×200と直径3.1㎜、全長200㎜、刃長100mmのストレートロングドリル3.1×200の2種類です。(申し訳ありませんが在庫限り商品となります)

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写真の左下が3.1x200mm、右上が2.5x200mmです。

比較のために標準的な長さ60mmのビットを間に入れてみました。
200mmって、ずいぶん長いですよね!

キット製作ばかりか、ARF機の組み立てにもきっと役に立つこのロングドリル、ぜひ工具箱に備えられたら如何でしょうか。

 


クロームブルーのABスピンナー

当ブログで以前ご紹介しました銀色のABスピンナー・クロームはこれまでのアルミ蒸着によるシルバーとは全く異なる製法で、スターターによる擦り傷も付きにくく、ご好評を頂いています。

今回はその姉妹品ともいうべきABスピンナー・クロームブルー(例は57mm)をご紹介させていただきます。

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ご覧のように深いブルーでメタリック感が凄いですね。

この色、この輝きを見て、どこかで見た気が・・・・と思われる方がおられるかもしれません。
それもそのはず、このブルーのメタリックは昨今増えているハイブリッドカー、EV(電気自動車)などのエンブレムに、エコを表現するシンボルカラーとして多用されているものなんですね。

この特徴的なブルー塗装、本体のプラスチックに銅メッキを施しその上に硬質クロームメッキをするところまではブログでご紹介したABスピンナークロームと同じですが、このクロームブルーは更にその上にブルーのUVアクリル塗装を施したものなんだそうです。
ちなみにこのUVアクリル塗装はABスピンナーのカーボン柄にすでに使用されている同じ技術で、耐久性も非常に優れたものです。

このようにABスピンナー・クロームブルーはこれまでのABスピンナーの技術の集大成ともいうべきものなんですね。

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もちろん、ABスピンナーの名前のもとになっている精度の高いアルミバックパネル(Aluminum Backpanel)は引き継がれていますよ。

ちなみにABスピンナー・クロームブルーのサイズは45mm51mm57mm63mmの4種類です。

どうですか、これまでのメタリックではないソリッドカラーのスピンナーからこの高級感あふれる深いブルーのスピンナーに変えるだけで見慣れた愛機のイメージがガラッと変わるのではないでしょうか。

ぜひお勧めしたい一品です。