CAP 222 1.94m ARF

エアロバティックスケール機「CAP 222 1.94m ARF」を紹介します。

Dsc07096 真っ白な大きな箱の横に機体のイラストが張られたシンプルなパッケージです。

Dsc07098 箱を開けると真っ赤な胴体が目を引きます。

Dsc07100 中身を出してみました。
写真で見るとそんなに大きく見えないのですが、実際には結構な大きさです。

Dsc07112 胴体は、真っ赤なゲルコートのFRPコンポジット製になっています。

Dsc07113 エンジン取付部分とランディングギアの取付部分には、裏からベニアが補強されています。
主翼のフィレットもとても綺麗に成型されています。

Dsc07116 胴体には、パネルラインや、リベットまでがモールドされていて、スケール感をUPしています。

Dsc07108 キャノピーは、透明度が高く綺麗に成型され胴体にピッタリ合うように成型されたFRP製の枠に接着するようになっています。

Dsc07120 特徴的なのは、コンポジット製の胴体の軽量化と強度を出す為に薄いスチロールを貼りその上から再度グラスを樹脂で張り込んむという手の凝った仕上げをしています。

Dsc07110 主翼は、バルサリブ組みオラカバ仕上げの軽量で丈夫なものになっています。
翼型は、NACA64A014を採用しています。
エルロンもエアロバティック機らしく大きなものになっていて、こちらもリブ組みになっています。
主翼の裏面は、紺色になっています。

Dsc07121 カンザシは、太いアルミパイプを使用して軽量化をはかっています。
胴体と主翼の仕上げも良くピッタリと合うようになっています。

Dsc07106 水平尾翼とラダーは、バルサリブ組みでとても軽量に仕上げてあり、どちらも翼型になるように仕上げてあります。

Dsc07118 水平尾翼も左右2分割になっていて取付部分もフィレット形状に仕上げて主翼と同じようにアルミパイプのカンザシで接合するようになっています。

Dsc07105_2 ランディングギアは、ジュラルミン製で一見華奢に見えますが、素材が良いので通常の着陸なら十分強度があります。
スパッツは、胴体同様にFRP製になっています。

Dsc07103 付属のパーツは、メインタイヤ・スケールテールギアからリンゲージに必要なものまで、ほぼ全て入っています。
エンジンマウントは、入っていませんので、搭載するエンジンに合う物を別途用意してください。
ちなみにエンジンは、SAITO180の搭載を例にしていますが、今ならSAITO200や30cc以上のガソリンエンジンも良いかもしれません。
Dsc07123 こちらは、主翼及び水平尾翼のカンザシ・ラダー取付用バルサ材・エンコン用リンゲージロッドとガイドパイプ・エレベーター用プッシュロッドです。

Dsc07125 解り易いイラストの説明書とカラーリング用のカッティングシートです。
特に上のカッティングシートを伸ばすとほぼ機体の全長ほどの長さです。
このカッティングシートを貼っていくと簡単で綺麗に機体を仕上げることができます。

大型アクロバティック機の胴体は、軽量化のためにフィルム仕上げの機体が多くなっているのですが、ちょっとスケール感にこだわったFRP製胴体の機体もいかがでしょうか。


CHIMERA 1.92m ARF

CHIMERA 1.92m ARF」を紹介します。

Dsc07071 この機体は、翼長2m弱の中型のサーマルグライダーです。
グライダーもこのクラスの翼長になると小型グライダーに比べて格段に浮きが変わってきます。

Dsc07073 キット内容は、ARFで機体組立のに必要なパーツがほぼそろっています。
特にこの機体のカラーリングは、左右非対称の色使いが特徴的ですが、この非対称の翼の色が上空高く上がったときに機体の向きが見やすくしています。

Dsc07074 主翼は、バルサリブ組みオラカバ仕上げになっていて、軽量ながら丈夫な作りになっています。
特にオラカバの仕上げは、非常にしっかりと仕上げてあり、弛みどころか、太鼓の皮のようにピンっと貼ってあります。
この写真の蛍光灯の写りこみ具合を見てもらうと判るとおもいます。

Dsc07076 翼型は、S3021を採用して、サーマルでの浮きもさることながら、走りも良くなっています。
クリアフィルムから透けて見えるバルサの仕上がりもすばらしいものがあります。
翼の上に見える穴は、主翼を固定するボルトの穴です。
左右の翼は、スチール製のカンザシで接続するようになっています。

Dsc07077胴体は、FRP製でホワイトゲルコート仕上げのスマートな形状です。

Dsc07078 元々がブラシモーターとニッカドバッテリーでの設計になっているので、ブラシレスモーターとリポの搭載なら十分のメカ室の広さがあるので、メカの搭載は楽に行えそうです。

Dsc07079 キャノピー部分は、ブルーメタリックのFRP仕上げで段差無くピッタリ合うように成型されています。

Dsc07080 水平尾翼は、T尾翼になっていて、エレベーターは、水平尾翼自体が動くようになっています。
水平尾翼が付く部分は、カーボンで補強してあり強度不足にならないようになっています。

Dsc07081 水平尾翼とラダーもバルサリブ組みになっていて、リブがトラス構造になって強度を確保しながら軽量に仕上げてあります。

Dsc07084 小物パーツは、FRP製のモーターマウントからロッドエンド・サーボカバーまでリンゲージやメカ搭載に必要なパーツがそろえられています。

Dsc07085 組立説明書は、ほとんどがイラストで見てわかるように書かれています。
デカールは、機体名のロゴシールが入っています。
小型モーターグライダーを卒業して少し大きめのグライダーと考えている方にお勧めの機体です。


FOX 2.55m ARF

FOX 2.55m ARF」を紹介します。
Dsc07053 このキットは、実機のアクロバットグライダーのFOXを忠実にスケール化した機体で、サイズも翼長2550mmと国産のスケールグライダーと比べると一回り大き目になっていますが、とても良い飛行性能を持っています。

Dsc07055 キットの内容はARFなので、そんなに部品点数が、多くないです。

Dsc07056 胴体は、FOX独特の形状を正確にFRPコンポジットで再現しています。
写真で見るより実際に見る方がボリュームがあります。
メインとリアのタイヤは、付属していませんので、好みの物を購入してください。
Dsc07057 FOX独特のリアウィンドウは、胴体にかがきされた部分をルーター等で開けてそこに透明キャノピーを接着するようになっています。

Dsc07060 メカプレートは、3mmベニアが入っているので、それに搭載するメカに合わせて加工して取り付けるようになっています。

Dsc07061 左右の主翼は、スチール製のカンザシで取り付けるようになっています。

Dsc07063 主翼は、スチロールコアにアベチ張りオラカバ仕上げの丈夫なものになっています。
スチロールコアの主翼は、万が一主翼を破損した場合にシャーレにくらべえ修理が簡単に行えるのが良いところです。
翼型もRG15を使用しているので、走りが良く実機同様アクロ性能にも優れています。

Dsc07064 翼端部分の形状も上手く再現されています。
本機は、エルロンのみでフラップやスポイラーは、付いていません。
エルロンのヒンジは、カバーリングフイルムをヒンジとしているので上面に段差がありません。

Dsc07065 水平尾翼とラダーは、バルサリブ組みのバルサフルプランクでオラカバ仕上げになっていて軽量に仕上がっています。

Dsc07066 コクピット・キャノピー関係とサーボカバーなどは、丁寧に真空成型されたパーツが入っています。
特にヨーロッパ製のグライダーのキャノピーの透明度の良さは、いつも関心します。

Dsc07067 リンゲージパーツは、ラダー・エレベーターのコントロールロッドやコントロールホーン・キャノピーラッチなど細かなところまで入っています。
写真下の黒い棒は、スチール製のカンザシです。

Dsc07069 組立説明書は、英語になっています。
カラーリングのステッカーは、入っていないので、自分の好みでカッティングシートや、カバーリングフィルム等で仕上げてください。

機体を以前に買っていただいたお客さんから、とても飛行性能が良く今まで飛ばしたFOXの中で一番素直に飛んでくれたとの、メールをいただいたことも合わせ紹介しておきます。


オリジナルFM受信機 「FM7」

トップモデルも1年が過ぎ、オリジナル商品も少しづつ増えてきました。
今回は、超小型FM受信機を発売開始することになりました。

Dsc07044 この受信機は、インドア機から屋外用小型機まで対応できる性能をもっています。

Dsc07038 周波数は、72MHzで、チャンネル数は7chですので、フラップつきのグライダーでも対応可能になっています。
サイズは、39mmx19mx10mmと小型で重量も8.4gと非常に軽量にっています。
受信距離も500mと広く通常の受信機としても十分使用可能になっています。

Dsc07049 送信機の認識は、FUTABAとJR・SANWAをマイクロスイッチで切替るようになっています。

Dsc07045 切替スイッチは、クリスタルを入れるところの基盤にこのようについています。
他社の受信機では、自動認識のタイプも多いのですが、まれに誤認識する場合もあるので、安全性を考慮して、あえてスイッチでの切替式を採用しました。
やはり、受信機は安全に使用できることが第一条件ですからね。

Dsc07050 クリスタルは、送信機のメーカーにかかわらず必ずFUTABA純正シングルコンバージョン用を使用してください。
この受信機は、FUTABA純正クリスタルを使用することで非常に安定した性能を発揮します。
送信機のモデュレーションは、PPMを選択してください。

Dsc07041_3 サーボコネクターの接続部分は、オープンタイプになっているので、どんな形のJR・FUTABAどちらのタイプでも接続することが出来ますが、接続する際は、ケース横に書いてあるコードの属性を間違えないように接続してください。
また、受信機バッテリーはどこのチャンネルに接続しても結構です。
7チャンネル全部を使用する場合は、Yハーネスを使ってサーボとバッテリーを同じチャンネルに接続して使用します。
バッテリーを接続する場合は、絶対に±を間違えないように接続してください。
逆接すると受信機が故障しますので、十分注意をしてください。

この超小型ながら屋外でも十分安心して使用できる受信機ですが、価格は2,940円と非常にリーズナブルになっていますので、みなさんも一度使ってみては、いかがでしょうか。(^_^)v


雨男は、誰・・・・?

この24日の日曜日に、KMA水上機大会に初エントリーをして参加してきました。
場所は、地元滋賀県高島市の琵琶湖畔です。

地元と言っても、家からは車で1時間以上かかりるので当日は、朝6時半出発で機体やテントなど車に積んで、いざ会場へ出発しました。

Sdsc05325 機体は、コマーシャルも兼ねて、BAIAでの参加です。
この写真は、以前に撮影したものです。

会場に到着したのが、8時前で小雨が降っていましたが、これぐらいの雨ならと、雨よけにテントを張って、机をだしてピットの用意、機体を組立てたところで、雨が徐々に強くなってきたではないですか・・・

天気予報では、午前中は何とか持つ予定だったのですが、全然外れています。
前日の土曜日は、ピーカンの晴れで内心これなら明日は、大丈夫だろうと思っていたのですが、シッカリ裏切られてしまいました。

大会本部もだんだん雨が本降りになってきたので、役員さんが検討の結果、結局中止することになりました。

委員長さんから午前中は、「飛ばしたい方は自由に飛ばしてもらっていいですよ」とのことでしたが、風や波は無いものの雨足が強くて飛ばせる状態ではありません。

写真を撮ったらよかったのですが、カメラを出したくないほどの雨が降っています。
参加者も9時頃には、ちらほら帰り始めました。
私も、少しぐらい飛ばせるかと様子を見ていたのですが結局だめそうだったので撤収することにしました。

しかし、誰も飛ばそうとしない豪雨のなかで、一人飛ばしていた人がいました。
さすが、名人と呼ばれるだけのかたです。
その足元には、いつものサンダルが砂浜とマッチしていたのでした。

この大会も34回目ということですが、今回初めて雨で中止となったそうです。
初参加で、雨・大会中止ひょっとして雨男の呪いがうつったのかな・・・
そういえば先週東京で、彼と久々に再会したっけ・・・(;¬з¬)Weathermap00_20070624_2