エアロバティックスケール機「CAP 222 1.94m ARF」を紹介します。
真っ白な大きな箱の横に機体のイラストが張られたシンプルなパッケージです。
中身を出してみました。
写真で見るとそんなに大きく見えないのですが、実際には結構な大きさです。
胴体は、真っ赤なゲルコートのFRPコンポジット製になっています。
エンジン取付部分とランディングギアの取付部分には、裏からベニアが補強されています。
主翼のフィレットもとても綺麗に成型されています。
胴体には、パネルラインや、リベットまでがモールドされていて、スケール感をUPしています。
キャノピーは、透明度が高く綺麗に成型され胴体にピッタリ合うように成型されたFRP製の枠に接着するようになっています。
特徴的なのは、コンポジット製の胴体の軽量化と強度を出す為に薄いスチロールを貼りその上から再度グラスを樹脂で張り込んむという手の凝った仕上げをしています。
主翼は、バルサリブ組みオラカバ仕上げの軽量で丈夫なものになっています。
翼型は、NACA64A014を採用しています。
エルロンもエアロバティック機らしく大きなものになっていて、こちらもリブ組みになっています。
主翼の裏面は、紺色になっています。
カンザシは、太いアルミパイプを使用して軽量化をはかっています。
胴体と主翼の仕上げも良くピッタリと合うようになっています。
水平尾翼とラダーは、バルサリブ組みでとても軽量に仕上げてあり、どちらも翼型になるように仕上げてあります。
水平尾翼も左右2分割になっていて取付部分もフィレット形状に仕上げて主翼と同じようにアルミパイプのカンザシで接合するようになっています。
ランディングギアは、ジュラルミン製で一見華奢に見えますが、素材が良いので通常の着陸なら十分強度があります。
スパッツは、胴体同様にFRP製になっています。
付属のパーツは、メインタイヤ・スケールテールギアからリンゲージに必要なものまで、ほぼ全て入っています。
エンジンマウントは、入っていませんので、搭載するエンジンに合う物を別途用意してください。
ちなみにエンジンは、SAITO180の搭載を例にしていますが、今ならSAITO200や30cc以上のガソリンエンジンも良いかもしれません。
こちらは、主翼及び水平尾翼のカンザシ・ラダー取付用バルサ材・エンコン用リンゲージロッドとガイドパイプ・エレベーター用プッシュロッドです。
解り易いイラストの説明書とカラーリング用のカッティングシートです。
特に上のカッティングシートを伸ばすとほぼ機体の全長ほどの長さです。
このカッティングシートを貼っていくと簡単で綺麗に機体を仕上げることができます。
大型アクロバティック機の胴体は、軽量化のためにフィルム仕上げの機体が多くなっているのですが、ちょっとスケール感にこだわったFRP製胴体の機体もいかがでしょうか。