シトロンに続いてマジョラムのテストです。
マジラムは、胴体・尾翼・パワーユニットは、シトロンと共通で主翼がエルロン使用となり、翼端上半角が無くなり分、60mm長くなっています。
エルロンサーボは、極薄の主翼内に搭載されるため、Tahmazo TS-1002の超薄型サーボの使用になります。
スロープでの飛びは、強風もものともせず、非常に軽快にスピードに乗った飛びで、薄翼でありながら主翼強度があり、ロール・ループも簡単にこなしてれます。
次に場所をかえて、平地からのモーターグライダー本来の飛行テストに写りました。
モーターパワーは、十分で軽量な機体に余りあるものがあります。
ほんの数秒モーターランで高高度まで機体を持っていってくれます。
ラダー機のシトロンは、スロープとうってかわって小型軽量の機体で、小さなサーマルを捕まえ穏やかに癒し系の飛行を見せてくれます。
浮きも非常に良く、7Aと言う高効率モーターも手伝って600mAのリポで上手く飛ばせば数十分のロングフライトも可能です。
初心者でも、1本のバッテリーで十分飛行練習ができそうです。
続いてマジョラムです。
モーター全開で手元を離れたマジョラムは、糸を引くように真っ直ぐ気持ちよく上昇してゆきます。
こちらもあっと言う間に点になるほど上昇します。
こちらの機体は、サーマルを探して飛ぶのも良いのですが、高高度からダイブさせてスピードをつけロールやループをしてスタント飛行をして、またモーターを回して高度を取るというスポーツフライトが楽しそうです。
シトロン・マジョラムどちらの機体も低速安定も非常に良く、軽量は、機体も手伝って慣れればハンドキャッチもできそうなほど、ユックリ着陸させることができます。
このテストをしているときも一般の方が数名見ておられましたが、小型の機体で静かに飛んでいるので不安も感じず、とても興味深く飛行をみておられました。
この機体なら、周囲の安全にシッカリ気をつければ飛行を楽しめる場所が増えそうです。
これを見て、発売を待ち遠しく思われる方も少なくないと思います。
発売価格(定価)も純国産フィルム貼り完成機で、ブラシレスモーター付でシトロンが18000円・マジョラムが19800円が予定されていて、お買得のグライダーと言えそうです。