OK模型さんが現在発売準備中の新作小型モーターグライダーのテストフライトにいってきました。
それは、6月発売予定の翼長1140mmのラダー機「シトロン」と8月発売予定の翼長1200mmエルロン機「マジョラム」です。
どちらの機体も純国産バルサリブ組みフィルム貼り完成機で、OK模型の工場で一機一機丁寧に仕上げられて発売されます。
そのフィルム貼りの完成度の高さは、現在国内で販売されている中国製の安価な機体とは、比較にならない仕上がりになっていました。
パワーユニットは、どちらの機体も、新開発の「ER-181212d」ブラシレスモーターが標準装備されます。
このモーター非常に効率がよく7×4.5の折ペラを7Aで回してしまう性能になっているそうです。
標準装備のプロペラユニットも純国産で、このアルミスピンナーもなんとOKさんで削りだしで製造されているそうです。
胴体ポッドは、ABS真空成型のツートンカラーを上下接着済になっていてテールブームはカーボンパイプという超軽量設計になっています。
カラーは、「シトロン」が白黄色、「マジョラム」が白青になっています。
主翼のフィルムは、同社の「イージーカバEライト」が使用されてたるみも無くピンと気持ちよく貼られています。
バッテリーは、Tahmazoリポ「LP-3S1P600G」を推奨されています。
うちにHot-Lipsも使えそうです。
先ずは、「シトロン」をスロープでスロープ性能をチェックします。
5m強の風で小型機には、ちょっと厳しい条件の下でのテストになりました。
モーターを回すことも無く簡単に発進。
この強風の中、300g以下いざ飛行すると小型軽量機とは思えない飛びを見せてくれます。
運動性能も非常に良くラダー機ながら簡単にラダーロールをこなします。
私も好きで良く飛ばしたポーランドのアートホビー製「コリビリ」に勝るとも劣らない飛行性能です。
OKさんのカタログでは、入門者用となっていますが、スロープ上級者の風待ちのセカンド機としても十分楽しめそうな機体です。