今回はOK模型から新発売になったV-Proシリーズの電動ダクテッドファン ジェットスケール機「ミラージュ2000-10」完成機を紹介します。
本機は、topmodel.co.jpとも非常に関係の深い機体になっています。
それは、機体の設計・監修をしたのがTOPMODELフランス本社のJ・F・ブデ社長だからです。
ブデ氏は、以前フランス空軍に所属し実際にパイロットとしてミラージュに搭乗していたのでミラージュを知り尽くしている為、非常に細かなところまでスケールにこだわった仕上げとなりました。
この写真は、パイロット当時のブデ氏です。
TOPMODELがOK模型のフランス代理店のために日本では、OK模型が発売することになり、当然フランスではTOPMODEL本社が販売しています。
コンパクトにまとめられてパッケージされています。
綺麗にしあげられた機体や主翼など部品点数は、多くないですが機体製作に必要な物がすべてはいっています。
胴体は黒色ゲルコートのFRP製で機体のパネルラインまで正確に再現されています。
それでいた非常に軽量に出来ています。
機体には新型電動ダクテッドファンユニット「DF-55type-2」が取付済みになっています。
垂直尾翼の付根のところから受信機のアンテナコードを出すようになっています。
モーターコードは、キャノピー付近まで延長されていてゴールドコネクターも取付済になっています。
キャノピーは、強力なマグネットで固定するようになっていてバッテリー交換時の取外しが簡単に行えるようになっています。
主翼は、バルサリブ組みオールバルサプランクフィルム仕上げになっていてエルロンもフィルムをヒンジになるように貼ってあります。
主翼が薄翼になっているので、エルロンサーボは、tahmazo「TS-1002」の薄型サーボが推奨されています。
付属部品は、カーボン製カンザシ・リンゲージロッド・マジックテープ・コントロールホーン・エルロンのロッドとホーンのカバー・ゴールドコネクター・テープまで付属しています。
本機は、ブデ氏が設計したこともあり、ステッカーにもTOPMODELのロゴが入っています。
今まで小型ダクテッド機の弱点だった発進時初速が付きにくく発進が難しかったのを、付属のゴム製カタパルトを使用することで、簡単に発進させることが出来るようになっています。
これは、日本でOk模型の高松社長がテストフライトをしたときの発進風景です。
私もこの時、実際に見ていたのですが、カタパルトのペグを地面に固定して完全に伸ばした状態からほんの5・6歩下がったぐらいのテンションでファンの出力をフルハイ状態で放すだけで簡単に発進しました。
機体が非常に軽量に仕上がってる上、新型ダクテッドファンの推力が非常にアップしているので、すぐに機速が上がり安定した状態になります。
小型機ながらスケールにこだわっているため、飛行している姿は、実機さながらで、スピードの乗りも非常に良く、ロールやループも簡単にこなしてくれます。
着陸も、低速安定が非常に良くデルタ機特有のノーズアップした着陸姿勢でユックリ着陸することができ、ランディングギアが無く胴体着陸になるのですが、草や芝の滑走路なら機体に傷付けることなく安全に降ろすことができます。
今まで、小型ダクテッド機は、上手く飛ばないと思っていた方や、これから飛ばしてみたいと思っている方、是非本機を飛ばしてみてください。