長年ラジコンをやっているかたなら今更何を言ってるのって言われそうなんですけど、ラジコン入門者の方や初級の方、機体にスイッチを取り付けるときにスイッチの向きなんかを考えて取り付けてる方がどれぐらいおられるでしょうか?
最近は、小型電動機が盛んになってきて使用されているESC(アンプ)によっては、スイッチが付いていないものも沢山ありますので、まったくそんなこと考えてないかた多いんじゃないでしょうか。
エンジン機などの場合は、胴体側面に直接スイッチを取り付けるときなどは、排気のオイルがスイッチに掛からないようにマフラーと反対側に取り付けるのは、常識です。
スイッチに排気がかかるとそれに含まれるオイルによって、接触不良などのトラブルが発生するからです。
それから、ON・OFFの向きは、どちら向きにしていますか。
基本的には、機首方向にスライドしてONにします。
これは、手投げ発進で機体を投げ出したときに指が当ってもOFFにならないためです。
エンジン機の場合、発進時に万が一スイッチが切れてしまうと、エンジン全開のままノーコン状態で投げ出してしまうことになるので非常に危険な為に、機首方向がONになるように取り付けます。
また、スイッチを機体の中に取り付けてピンを取り付けてそれを押し込んだり、引いたりしてON/OFFする場合については、意見が色々あるようです。
機体の運搬中にスイッチに物が当ってONになるのがいやだということで、押し込まれたときにONにする方がおられるようですが、私の場合は、逆で無意識に押し込まれることは有っても引っ張られることはないので、無意識に押し込まれてもスイッチが切れてノーコンにならないように押し込まれたときにONになるようにしています。
これは、すべて安全にラジコンを楽しんでもらうためにもスイッチの取り付けという小さなことなんですけど、一度意識してもて頂いたらいかがでしょうか。