KMAスケール大会 気になる機体

強風下ので、スケール機には最悪の条件で午後のラウンドになります。

K4 フォッカーDR-1が、偵察飛行に飛び立ちました。
私も、複葉機は大好きで特にこの機体は、一度飛ばしてみたい機体ですが三枚翼で翼長が短いために、ロール方向にコロコロしそうで操縦も難しそうです。

K5 風にもませず上空演技がこなせるかのラウンド前のテスト飛行を終えて着陸態勢に・・・
しかし、強風のためになかなか安定しません。

K6 何とか着陸は、したもののノーズが短く重心の高いこの機体、最後はお決まりと言っては、パイロットに申し訳ないのですがしっかり逆立ちで落ちがついていました。
しかし、この機体を強風のなかで飛ばす腕はさすがです。

K10 なんとか、競技が出来そうと言うことで、ジャッジの方々が審判席に・・・
みなさんとても寒そうで、ご苦労様です。

K2 色々と機体がある中で、私が一番目を魅かれてのはこのタウベ型のきたいです。
アンティークな機体は、見ていても楽しいですね。

K11 この機体、意外と安定が良く強風もものともせずに規定演技をしっかりこなしていました。
タッチ&ゴーなども非常に安定していて、演技が終わった後にパイロットの方が「気持ち良かった~♪」と言っておられたのが印象的でした。

K13 スケール大会の定番と言えば、このパイパーカブです。
実機は、小型の機体なのですが模型の世界では、なぜかマルチエンジン等を搭載して、翼長2mや3mと大型スケール機の代表みたいな存在になっています。

久しぶりにスケール機の優雅な飛びを見ていると、自分も飛ばしてみたくなってきました。


KMAスケール大会

11月12日(日曜日)に京都市伏見にあるKMA飛行場でスケール大会があったのでちょっと覗いてきました。

K1 会場に着いたのがもうお昼ちかかったので、1ラウンド目のフライトは終了していましたが、この日は風が非常に強く時折雨が降る天気で2ラウンド目を行うかどうかを検討されるくらいのコンデションでスケール機には、非常に厳しい条件になっていました。

K3 お昼休みの時間を使ってメーカーさんのでもフライトが行われました。
これは、カシオペアの「ミニFOX」です。
小さな機体なのですが、風に負けることなく気持ちいいスピードで飛んでいました。

K7 続いて、OK模型さんのデモフライトです。
こちらは、EZの「AT-6」をディーティルアップされた機体です。

K8 なんと、フライトを担当されたのは、KMAの重鎮・山本さんです。
この機体は、19日に行われるRCAW主催のスケールエアレースに出場されるために製作されたそうで、真剣モードで操縦されていました。

参加されているメンバーのなかから「山本さんが飛ばしてるの久しぶりに見たわ・・・」てな声が聞こえていました。

K9 スケールといえどエアレース仕様の機体強風下でも物ともせづにハイスピードな飛行をしていました。
調度このときに雲の切れから青空が出て来て、機体と雲と青空がマッチしてとても実機感のある写真が撮ることができました。

さて、この強風で午後からはどうなるのでしょうか・・・


フラップロッドエンドカバーの取り付け

J20 主翼上面のフラップのコントロールロッドは、このように出てきます。
ここにカバーをつけます。

J25 カバーはFRP製で主翼と色を合わせてこのように成形されたものが入っています。
これを主翼に合わせて要らない部分を切り取って成形します。

 

J21 成形したカバーを瞬間接着剤を使って接着するのですが、その前に「OKボンドターボ」を接着する部分に吹き付けます。

J22 その後ウエスなどで塗りこむように吹いておきます。
この作業をしておくと瞬間接着剤を着けたときに起こる独特の白曇を防ぐことができます。

 

J23 瞬間接着剤は低粘度のものに細いノズルを取り付け主翼とカバーの合わせ目に接着剤を浸透さすように接着剤の着けすぎに注意して接着します。
ここで普通のアジャスタを使用するとコントロールホーンからアジャスタをはず時に広がらずに外せなくなることがありますので、MPJET製の「NYLON M2 CLEVIS」を使用すると、クレビスのピンだけを抜き取ることができるのでメンテナンスが楽にできるようになります。


ジンジャーのフラップサーボを積む

エルロンサーボが積めたところで、フラップサーボにかかります。

J24 先ずサーボホーンとフラップのコントロールホーンの距離にあわせてコントロールロッドを作ります。
ロッドは、フラップ側を少しくの字に曲げておきます。
角度は、フラップホーンにロッドをつないで効率よく動くように現物合わせで決めています。

J17_1  サーボは、仮につけてまだ固定しません。
後で受信機をつけてホーンの位置を確定してから固定します。
サーボコードは、オリジナルのままでも届くのですがギリギリなので少し余裕を持たすために延長しました。

J18 ここで、エルロンとフラップのコードにコネクターを取り付けます。
今回は、エルロンとフラップが1つのコネクターで接続できるように「MPX CONNECTOR」を使用しました。

 

J19 このコネクターは、6ピンになっているので2つのサーボを一度に接続することができます。
コードのプラス・マイナス・信号の各線をコネクターのピンに半田付けして、絶縁のシュリンクチューブを被せておきます。
ピンの位置は、自由ですがオス・メスともに同じピンにつけるように気をつけてください。


ジンジャーのエルロンサーボを積む

エルロン・フラップのサーボベットが接着できたところで主翼にサーボコードを通せるようにしておかないといけません。

J11 主翼中央部の裏側にサーボの延長コードが出せるように穴をあけます。
一度胴体に片翼を取り付け位置を決め印をつけます。
その印を目安に穴をルーターであけますが胴体の幅より外に出ないように位置に気をつけます。

J12 穴があけられたらエルロンとフラップの取り付け箇所からそれぞれガイドになるように、タコ糸を通しておきます。
このときに掃除機を使って糸を出すところから吸わすと楽に糸を通すことができます。

J15 エルロンにもコントロールホーンをねじ込むように穴が加工されているので、付属の真鍮製にコントロールホーンを取り付けます。
このホーンはネジが切ってあるので、根元までしっかりネジ込んでおきます。

J16 サーボをベットに取り付けたらリンゲージをします。
このときにエルロンもサーボもニュートラルを先に出しておきます。
今回は、サーボベットを使っているのでニュートラルが違って後で修正するのも簡単にできますが、シュリンクチューブを使ってサーボを直接接着するときなどはやり直すのが結構手間なので、しっかり調整しておきます。
リンゲージは、フラッターを起さないようにガタが無いようにリンゲージして、サーボカバーを仮付けして、ホーンがカバーに干渉しないようにも調整しておきます。