イベントなどで、しばらく紹介が中断していた「SALTO」ですが、製作も最終工程です。
尾翼のリンゲージをするのに、ニュートラルがずれないように舵をテープで仮止めをして、尾翼側のコントロールホーンにロッドを接続して、所定の位置に留めます。
ロッドのサーボ側の長さを決めてカットします。
このロッドもカーボンなので、ササクレないようにテープをまいてルーターのダイヤモンドカッターで切断します。
カットが出来れば、クレビスをエポキシでロッドに接着します。
当然のことですけどサーボのユートラルを出しておくのを忘れないようにしておきます。
次に受信機とバッテリーを取り付ける台をシリコン系の接着剤で取り付けます。
このときも、コックピットの座席の部分が当たらないように高さに注意しておきます。
胴体の主翼を取り付ける部分にエルロンサーボのコネクターを取り出せる穴をあけます。
写真の丸い穴は、カーボンのカンザシが入るところです。
穴の位置は、主翼側に開けたコネクター用の穴の位置にあわせてます。
受信機は、マジックテープを使って先ほど台に取り付けます。
マジックテープを使うと後でメンテナンスが楽にできてなおかつしっかり取り付けることができるので最近は良く使っています。
バッテリーは、受信機の前にとりつけます。
今回は、6Vと言うことで乾電池を使っていますがニッカドバッテリーかニッケル水素の5セルで自作しても良いでしょう。
後、左の主翼近くの胴体内に見えている黒い物は、スロープで万が一機体を見えないところに下ろしてしまった時に捜索するためのブザーのスピーカー部分です。
スロープでは、絶対の必需品です。
機体に取り付けるときにスピーカーの穴に合わせた穴を胴体にあけたおいたほうが、音がしっかり聞こえてよいでしょう。
以上で機体の製作は、完成です。
ただ、この状態のままでは、テールヘビーになりますので説明書にある指定重心位置を参考に機体内のノーズ部分におもりを入れて重心をあわせます。
ノーズに入れるおもりの量は、搭載するメカやリンゲージの方法で変わってきますが100g~150gぐらいは入れないといけないと思います。
そう聞くと、一般のかたなら機体の重量増加を気にされるとおもいますが、基本的にスロープでの飛行を目的としていますので、このクラスの機体の場合はそれほど気にするほどのおもりに量では、ありません。
さて早く良い風のが、吹かないか待ち遠しいものです。