さて、主翼の骨組みができましたので、今回はプランクを貼っていきます。
私なりの貼り方になっています。参考にして頂ければと思います。
プランク材は、前縁プランク、後縁プランク、中央プランク、そしてリブキャップの4種類です。
(中央プランク用のバルサシート撮り忘れました^^;)
図面に添えてある説明に、プランクする箇所の全体図が描かれています。
翼端のリブにはリブキャップはしないのですね・・・。フィルムを貼る時に段になりそうですね。材料が余ればここにもリブキャップを足しましょうか。
あと、下面の、ギヤマウント部は、余った材料で貼るようにとあります。ここも、オリジナルでちょっと工夫してみましょうかね^^
まずは、後縁側のプランク材を貼っていきます。
後縁材に木工用ボンドを塗って、
上下面にプランク材をあてて、その上からヒノキ棒(別売)をあてがって、目玉クリップで挟んで固着します。
木工用ボンドが固まるまでの時間に、後縁が直線になるように調整します。
次に、前縁プランクです。まずは下面側から、木工用ボンドをヒノキのスパーに塗って、プランク材をあて、先ほどと同じように、ヒノキ棒をあてがって目玉クリップで固着します。
リブとプランク材の間、前縁材の順に、瞬間接着剤(FXやMPのようなサラッとしたもの)を流して接着します。
さあ、次は肝心の前側の最後のプランク貼りです。ねじれが出てしまう多くの場合は、ねじれをチェックせずにこの最後のプランクをしてしまうことが原因になります。
方法はいろいろあると思いますが、私なりの方法でやってみますので、参考になさって下さい。
まずは下準備で、ダウエルに当たるところを切り欠いておきます。
ではまず、貼る前にねじれの有無を確認してから、スパーとリブの上に木工用ボンド、塗っておきます。
プランク材のスパーに乗る部分を、ヒノキ棒をあてがって目玉クリップで挟んで位置を決めます。
前縁材に瞬間接着剤HWを塗り、リブのカーブにプランク材を馴染ませながら前縁まで圧着していきます。この時に、マチ針を使って固定してもいいでしょう。硬化促進剤のOKボンドターボを使っても素早く作業ができていいと思います。
ボンドが乾く前に、ねじれをチェック。ねじれがあれば、逆にねじって修正します。
よし、問題なしです。一安心ですね。
ねじれがなくホッとしたところで、次は中央プランクの準備です。
中央プランク用には1.5mmバルサの、長さ900mmのものが1枚入っているだけですので、上面下面それぞれ必要な寸法を測って、
瞬間接着剤FXで継いで、
サンディングブロックで継ぎ目を綺麗に均します。
下面はこんな感じになります。真ん中の突合せ部分をぴったり合わせたら、
プランク材をしっかり押さえて、裏からドリルを通します。すると
メインギヤが入る部分の目印ができました。貼り付けた後、これを目印に切り取っておけば、フィルムを貼った後にどこを切り抜けばいいか悩まなくて済みます。
ちなみに、黒線で囲んだ部分は、図面にはなかった部分です。
図面の通りだと、フィルムが貼り難そうだったので、足してみました。
プランク材の準備完了です。リブキャップは、6mm幅のものを、前縁プランクと後縁プランクの間隔を測って、それより大体1mm程長いものを切り出しておきます。
ここで、材料が少し余りましたので、翼端のリブもプランクしちゃいます。
リブキャップ用の材料は6mm幅ですが、翼端用は棒カッター君を使って3mm幅にして貼ります。
こんな感じに出来ました。翼端のリブの上が埋まっているのが分かりますでしょうか。うん、やっぱりこの方がフィルムも貼りやすそうでいいですね。
リブキャップが貼り終わったら、上側の中央プランクを貼って、エルロンサーボやサーボベッドが入るところを切り欠いておきます。
最後に下面の中央プランクを貼って、メインギヤが入る部分を切り取っておきます。
はい、これで主翼のプランク作業は無事に完了しました。見たところねじれも無く、問題ないかと思います。
次回は、エルロンブロックやエルロンの取付け、といきたかったのですが。
ありがたいことに、カモミールの完全完成機のご注文を頂きましたので、コンボ製作シリーズは一旦休憩させていただき、カモミールの製作をしながら、作り方のポイントなどをご紹介していくことにします。
ということで次回は、「カモミールを作ろう!その1」をお届けします。
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