この機体は、実機のエアロバティックグライダー「S1 SWIFT 2.88m ARF」のスケールグライダーです。
パッケージのもエアロバティックグライダーらしく飛行パターンが書かれています。
スケールサイズは、1/4.5で翼長が2.88mと中型の大きさになります。
胴体は、ホワイトゲルコートのFRPコンポジットで、アクロ性能を高めるためか、軽量に仕上げてあります。
尾輪とメインギアは、付属していないので、取付ける場合は別途加工が必要になります。
水平尾翼とラダーは、バルサリブ組みバルサフルプランクオラカバ仕上げで軽量で丈夫なものになています。
キャノピーは、ABSの真空成型された物に透明キャノピーを接着して、付属のベニアで補強するようになっていて、ここでも軽量化が計られています。
独特の形状をした尾翼は、水平尾翼がビス止めになっています。
ラダーは、アクロ機と言うことでグライダーにしては、非常に大きな物になってます。
主翼は、スチロールコアアベチ張りオラカバ仕上げで、翼長の半分以上の長さのエルロンが付いてエルロン幅も広くなっています。
これもアクロ性を重視したものです。
写真では、判らないですがスポイラーをセットする溝が加工されていて、その部分のフィルムを切って取付けるようになっています。
翼型は、「HQW 2/12」が採用されています。
断面は、カンバー付きの準対照翼型になっていてこちらもエアロバティックグライダーらしいところです。
こちらが付属しているスポイラーです。
その他付属パーツは、リンケージ・サーボ搭載に必要なものは、ロッドからロッドエンド・ヒンジ・キャノピーラッチと細かなところまではいっています。
こちらのキットは、メカープレートは、ベニア製の大きな物が入っていいます。
デカールは、機体ナンバーとSWIFTのシンボルマークになっていて、カラーリング用のデカールは、付属していないので、パッケージなどを参考にして各自オリジナルで行うようになっています。
組立説明書は、英文のみになっていて、イラスト関係がありませんのが、スポイラー付きのスケールグライダーを作った経験のある上級者の方なら説明書なしでも製作できると思いますが、初めて中型スケールグライダーを組立てるかたには、難しいかもしれません。
スケールグライダーで実機さながらのスロープアクロを楽しんでみては、いかがでしょうか。