RCAWのDVDマガジンとラジ技の取材のために、低翼スタント練習機の「BAIA」を作成することになりました。
パッケージは、こんな感じです。
完成機なので、製作はそんなに難しくありません。
中身は、皆さんがよく知っている一般的な完成機キットと同じような構成になっています。
バルサリブ組みフィルム貼りの胴体と翼に始まり、タンク・タイヤ・リンゲージ類までパッケージされています。
ヨーロッパのキットだけにカラーリングがとてもお洒落です。
このカラーが、上空で結構目立って解りやすいです。
設計図は、無いですがフルカラーの説明書がついていて、英語とチェコ語で解説されていますが、読めなくても写真を見て解るようになっています。
先ず、主翼から作成します。
この機体は、エルロンを中央に積んだ1個のサーボでコントロールするようになっているので、サーボを積む部分のフィルムを切り取っておきます。
このときは、よく切れる薄刃のカッターを使うと楽に切れます。
次に、結合部分に折り返して貼ってあるフィルムをカッターで切り取っておきます。
これをしておかないと接着が上手く出来ない場合があるので必ず取っておきます。
このときにリブまで削ってしまわないように気をつけてください。
左右の翼の中央リブのところを上と同じ作業をしておきます。
この写真は、上の翼がフィルムをとる前と下の翼が取った後になっています。
接合に使うカンザシの中央を図って印を付けておきます。
この印は、上半角が付く翼の場合は特に手抜きしないでしておきます。
このキットの場合は、説明書に上半角の目安が書いていないのですが、ここでキチンとしておけば、適切な上半角が付くようになっています。
これで主翼を接合する準備ができましたので、次回は接着に写ります。