FLOH

先日のEZCUPの電動グライダー部門に参加のために制作した「FLOH」の製作過程を紹介します。

この機体は、4~5年ほど前にOK模型が、チェコより輸入販売していたARFのグライダーキットです。

Fl1 キットの内容は、グラス製の胴体とバルサリブ組みオラカバ仕上げのV尾翼のサーマルグライダーで、エルロン無しのラダー機になります。
現在では、グラスファイバー製の胴体の機体は珍しくないのですが、発売当時では、珍しいキットです。

Fl3 この機体は、基本的にはピュアグライダーのために電動グライダーにする場合は、機首の部分を加工しなければなりません。
加工したことのない方には、少し難しく感じるかもしれませんが、やってみると意外と簡単に加工することができます。

Fl7 このキットに入っている組み立て説明書は、電動グライダーへの加工の仕方が書いていて、機首を切り取る部分の治具とモーターマウントの図面が印刷してあるので、それをコピーをとって厚紙などに貼り付けて治具を作ります。
写真は、治具を機首の部分にはめて切り取るところの印を付けている所です。

Fl8 印を付けたところを、シャークソーやルーターを使って切り取ります。
始めは、この切り取る作業がもし失敗したらと抵抗あるかもしれませんが、そんな方は少し小さめに切り取ってから後で削って調整しても良いでしょう。

グラスファイバーを削ったり切ったりする場合は、できたらゴム手袋などをはめて、削った粉が直接肌に付かないようにしてください。
樹脂で成形したグラスファイバーの粉は、肌に付くとガラス繊維が刺さるのかチクチクしたり痛がゆかったりします。
もし、肌に付いたときは擦ったりせずに水道の流水で洗い流すようにすると良いでしょう。
特に、夏の時期は半袖などで肌を出していることが多いので注意して作業してください。

あ~思い出したら痒くなってきた・・・