いよいよ修理も大詰めになってきました。
EZ機を飛ばされた方は、アクシデントで主翼や、胴体にシワが入ってしまったことがありませんか?
実は、EZ機でもある程度のシワならアイロンやドライヤーで直すことができるのです。
昨日、紹介したみたいに今回の墜落で翼端はこんなにグッシャリつぶれていました。
ある程度は、修理してもシワが残ってしまってます。
前縁材を補修した後、このようにアイロンで熱を加えてあげます。
アイロンの温度は、あまり高温にしないで、私の場合は120℃ぐらいに設定します。
一度に直そうとすると熱が、加わりすぎスチレンペーパーが、変形したり溶けたりしますので少しづつ熱を加えていきます。
少し熱を加えたら、濡れ布巾を当てて熱を取りスチレンペーパーに熱が加わり過ぎないようにします。
この作業を、繰り返します。
完全にシワを取ってしまうのでは無く目立たなくするくらいの感覚の方が良いでしょう。
アイロンとドライヤーを様子を見ながら上手く使い分けていくとよいでしょう。
アイロンの場合は、押さえてしまうとスチレンペーパーがリブとリブのあいだでへこんでしまうので軽く当てる程度にします。
こちらも熱を加えては、濡れ布巾で熱を取る作業を繰り返しで、徐々にシワを目立たなくしていきます。
ドライヤーの場合は、フィルムの感覚で熱を加えすぎないように注意してください。
こちらも、完全には消えませんがある程度目立たなくすることができます。
良く見ていただくと、少し表面の形が変わってるのがわかるでしょうか?
これは、少し熱を加えすぎたためのものです。
こんな感じでシワを取ることができますが、あくまでも熱の加えすぎには十分注意してください。
もし、もうほかしても良いようなEZの機体や主翼をお持ちの方なら、それを使って練習してみてください。