レッド バロン

ブログを以前から見ていただいている方なら、ホビーショーレポートのときに、二重反転のモーターユニットをご紹介したのを覚えていただいてるでしょうか?

Sizuoka3_1 そう、このモーターユニットです。
ショーの時は、まだこのような形で展示してあったのですが、OK模型の高松さんから「今日機体に搭載して、実際に飛ばすから見に来る?」とのことでちょっと見学に行ってきました。

Redbaron 機体は、レッドバロンというレーサーでサイズは2c25クラスの大きさです。
とりあえずユニットを機体につけて実際に飛ぶかのテストなのでカウリングとスピンナーのサイズの違いは関係ありません。

Dsc00137 どんな感じなのかなって思っていたら、いとも簡単に飛んでしまいました。

想像以上に癖の無い飛びです。

Dsc00125_1 パワーも余裕があり、反動トルクの影響もまったく出てなくて二重反転の効率のよさがよく解ります。
スピードも電動とは、思えないほど速くこの間のパイロンレースにでも使えそうな感じを受けました。

Dsc00138_1 機体は、専用に設計された物ではなく高松さんが中国で市販されている物を購入してこられた物なのですが、秋には専用の機体を作って発売したいと言われていたので、秋のホビーショーが今から楽しみです。

最近は、電動のモーターやバッテリーの開発が進んできてエンジンではなかなか難しいと思われてきた、システムが現実の物となってきてますます面白いものが楽しめそうだと期待しながら見ていました。


DAGO REDの修理1

今回のスケパイのために新調した、「DAGO RED RS」ですが、離陸の失敗で機首が折れてもげてしまい無残なすがたにショックをうけていたら、OK模型の高松社長が「大将それ直るから直しや」と言われたのです。
バルサ機なら、まだしもEZの機体でそれも機首が折れてちぎれてしまっているのであきらめようと思ってたのですが、製造メーカーの社長が直るっていわれたので、一度チャレンジすることにしました。
私流の修理なので、参考になるかどうかわからないですけど少し紹介しようと思います。

Syuuri1 この無残な姿をご覧ください、防火壁のところで胴枠が折れてしまい機体の外皮であるスチレンペーパーがちぎれています。

こんな状態になったらあきらめてしまう人がほとんどじゃないでしょうか?

Syuuri5 胴枠材の折れているところの折れ方をチェックします。
出来れば細かな破片も残しておきましょう。

(エンジン側)

Syuuri6 胴体側もチェックします。

見れば見るほど無残です。(ToT)/

Syuuri9 プロペラやエンジンなどを取り外します。
このときに、廃油等の油分が接着面につかないように慎重に作業していきます。

Syuuri10 Syuuri7エンジンやカウリングなどは、アルコールを使って綺麗に掃除をしておきましょう。
泥や埃も取っておきます。
コンプレッサーをお持ちの方は、エアーで細かな汚れなども吹き飛ばしておくとなお良いとおもいます。

Syuuri12 外した部品は、なくならないようにケースなどにまとめておくとよいでしょう。
写真の手前に銀色の灰皿のような物は、底に磁石が付いていてビスなど金属製の細かな部品を入れておくと磁石が効くものならくっついて皿をひっくり返しても落ちることがないのでビスなどがなくならず重宝しています。
ホームセンターに売っているので、興味のあるかたは探してみてください。

パーツを外したところで、いよいよ修理にかかります。

本当に直せるかな・・・・(^^;


スケパイ当日

いよいよ、スケパイ当日の朝、目が覚めると・・・・・
なんで?どうして?昨日は、あんなに天気良かったのに・・・
梅雨前線も南に下がって天気予報も曇りのち晴れだったはずなのに・・・

どうして、雨が降ってるのさ(゜o゜)

と思いながらホテルを出発して会場に到着

Sukehon7 お決まりの集合写真とブリーフィングの間は、なんとか雨があがってますがいよいよレースが始まる時間になると、ポツリポツリとふりだしてきました。
最悪のコンディションです。

Imgp0921 先ずは、ウォーバードエキスパートクラスで出場です。
昨日は、快調に飛んでいた「DAGO RED」で出場です。
ちょっと事情でこのレースの画像がないのでご了承ください。

わたしは、3ヒート目の出場でまだ心の準備も出来ていない状態です。
スタートラインに機体を置いて、機体確認・メカチェック・エンジンスタートでコントロールブースにつき離陸の合図を待ちます。

合図があり、エンジン全開で離陸・・・ブ~ン・・・あれっ!・・・グシャ!

し~んρ(-o-)ゴホン!

なんと、離陸した瞬間に失速で墜落、3秒で「DAGO」は終わってしまいました。

昨日は、あんなに調子よく飛んでいたのに、雨にぬれた芝が重いし、横風だた風向きが一瞬かわって追い風になったのか、やっぱりレース用の径の小さいペラを付けての離陸は難しいです。

でも、今回はF1クラスとダブルエントリーしてたので、「ケイサット」にかけます。
こうなることを読んでいたとも言いますが・・・

Sukehon2  もったんに助手をお願いして、機体を高く持ち上げて各パイロンジャッジに機体を確認してもらいます。
莊社長は、私と同じ組で飛ばしておられました。
なかなか速かったです。

Sukehon1_1 エンジンスタートして、燃料が会場で支給されるもので、いつものと違うのでニードルを調整して、離陸合図が来たら離陸・・・
今回は、無事離陸
スタートタイムが来るまで、上空で待機してスタートのタイミングをあわします。

スタート30秒前・10秒前・5・4・3・2・1「スタート!」

この時にコントロールラインをフライングしないようにまた、遅れないようにスタートを切るのが難しいのです。
競艇のスタートを知っているひとなら解ると思いますが・・・

スタートしたけど、エンジンが回りきらずスピードが乗りませんおまけに、ラインが決まらず無駄な距離を飛んでいるのでますます速くとばすことが出来ずに、結局2分台のタイムで1回目を終わりました。

Sukehon3 こちらは、もったんのスタートです。
助手は、私でスタートの合図を待っています。
私と違って、本格的なバトルを繰り広げて飛んでいました。
がっ 残念なことに2ラウンド目に他の機体と空中衝突してしまいリタイヤとなりました。

Sukehonjf2 topmodelフランスのブデ社長は今回から設定された「スーパースピードクラス」に出場です。
さすが元フランス空軍のパイロットだけあって初めてのパイロンレース参加にもかかわらず2位になりました。
本当は、1位だったのですけど最後のところで積極的に攻めすぎで痛恨のパイロンカットで、1周余計に飛ばさなければならなくなったからです。
非常に悔しがっておられました。

こんな感じで、レースは進んでいったのですが雨が益々強くなってきました。

結局、全員が2ラウンド飛ばしたところで雨中止のコールドゲームとなり、2ラウンドまでの結果で成績となりました。

やっぱり、私は練習不足で成績はイマイチとなりました。
次回秋のレースまでには、練習してリベンジです。

あ そうそうこの雨の原因ですが、業界では例の日本一の雨男・水に縁のあるやつのせいだといわれています。

それは、今や「戦う熱帯魚」となった元RCAW編集長
  ↓
Sukehon5
秋も参加するそうですので、今度はお祓いしてきてね。

“ツメンゼナンミ ナスラフメア”(*^▽^)ノ彡☆ばんばん!


スケパイ前日

今回の会場会場は栃木県栃木市ということで、前日から会場入りすることにしました。
金曜日の夜中に滋賀を出発して、ALLで東京を目指します。
途中で、もったんとてらたんと合流して早朝に東京につきました。

ここで、時間があるので朝ご飯を築地で食べようと言うことになりました。

Sukezen8 やっぱり朝は、味噌汁でしょうってなんやら大きなものが入ってます。
これは、渡り蟹が一匹丸ごと入ってます。
さすが築地市場です。

Sukezen9 っで朝ごはんは、いきなりにぎり寿司になりました。
朝の6時ですよ・・・(^_^;)
でも、お寿司屋さんは超満員でとても朝の6時とは思えません。
東京の人にすれば築地は当たり前なのでしょうが、関西からのおのぼりさんの私たちは、びっくりです。

お腹も一杯になったところで、腹ごなしにうろうろ時間つぶして、秋葉にいってラジコンショップを偵察後、会場へ向かいました。

Sukezen7 昼過ぎに会場に到着するともうすでに、関西からの参加組みのメンバーが到着していました。
「何してたん?」
「もう、飛ばしてるよ」といつもの聞きなれた声が聞こえてきました。

Sukezen3 トップモデルのブデ社長も先に到着して、調整フライトをしていました。
台湾の莊社長も皆さん明日の本番に向けて調整に余念がありません。

Sukezen2 私も、もったんも早速調整フライトを使用ということで準備にかかります。

「プラグは、大丈夫かいな?」
「エンジンは緩んでないか・・・うんぬん」

Sukezen6 さて、飛行の方は、というとなかなか思い通りのコースを飛んでくれません。
「ターンが遅いで・・・」
「向こうに膨らんでるで・・・」

「エロリン戻しすぎ・・・」など、助言を受けながら必死に飛ばしてます。

左周りの単純な飛行なのですけど、これが結構難しいのです。

意識すればするほど指が結うことを聞いてくれません。

こんなんで、明日の本番大丈夫かいな・・・(ーー;)

Sykezen1 夜は、宿泊先のホテルでブデ社長と莊社長を囲んで食事をしながらラジコン談義に花を咲かせました。
これが、結構たのしいのです。

さて、明日の本番がんばるぞ!


インターナショナル

今日は、本家TOPMODELフランスのブデ社長と台湾のHOBBY SQUADRONの莊社長がスケパイ参戦のために来日され、テストフライトをするとのことで、ちょっとお邪魔してきました。

Test4 ふたりとも、OK模型さんの機体を使用されるためメーカーから高松社長と伊東さんがサポートに来られました。
まずは、莊社長の「オウルレーサー」です。
こちらの機体は、オリジナルカラーの仕上げです。

Test2 莊社長は、パイロンレースは、久しぶりとのことでしたが今日初めて飛ばす機体で、なかなか積極的に攻め込んだ飛行をされていました。
じつは、スケパイのF1クラスの時に、私と莊社長は同じ組で飛ばすことになっているので、見ていて今からちょっと緊張してしまいました。

Test1 つぎは、ブデ社長のフライトです。
以前に、blogでも紹介したように機体は「GR7]です。
この機体は、雑誌やOK模型さんの広告の写真で目にされたかたもおられると思います。

Test5 ブデ社長のフライトもなかなか積極的なものでした。
実は、彼は元フランス空軍の戦闘機のパイロットだったそうです。
さすが、マッハで飛ぶ戦闘機を操縦されてただけに飛びの鋭さも納得のいくところでした。

明日は、現地の会場で再度調整飛行をするそうです。

今回のスケパイは、インターナショナルで面白そうです。

さて、私も用意して出発! イエーイヾ(^-^)ゞ