バッテリー逆接防止のために。

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ラジコンを長年趣味にされている方や、電子関係、自動車関係など、
バッテリーをよく扱うお仕事の方にとっては当たり前すぎる話かもしれませんが・・・

原則的に、バッテリーの端子はプラス極が赤色、マイナス極が黒色に色分けされています。
もちろん当店取り扱いのリポバッテリースピードコントローラーも同じです。

そして、ラジコンのパーツには逆接防止回路がついていないものが多く、一瞬の逆接がパーツをダメにしてしまうことがあるんですよね。だから、逆接は厳禁です。

私は、赤と黒どっちがプラスかマイナスか迷ってアタフタすることがあって困っていました。
何かいい方法はないかなと思い、「マイク」という合言葉を作ってやっと覚えました。
マイナスの「マイ」と黒の「く」で、マイクです。
お友達にビギナーさんがいらっしゃったら、ぜひ教えてあげてください。

といっても、ESCとバッテリーを繋ぐ時など、ほとんどの場合は、同じ色どうしを繋げればいいんですが、
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前回チェックしたTahmazo サーボテスターなんかは、色分けがされていませんので、やはり赤と黒どちらがプラスかマイナスか、ちゃんと頭に入れておく必要がありますよね。

リポバッテリーの逆接やショートは、本当に危険です。
合言葉はともかく、逆接の防止のためには色々と工夫をしておかなければいけません。

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たとえば、リポバッテリーとESCの接続の工夫。
「リポの赤黒両方にメスコネクタ」なんていうつなぎ方は、私は絶対お勧めしません。

「同じ色どうしを繋げばいいんでしょ、何がいけないの?」と言われてしまいそうですが、
同じ色を繋ぐと、頭では分かっていても、ふとした一瞬にやってしまうのが、人間です。
そんな一瞬でバッテリーやESCを壊してしまうのは、勿体ないですし、周囲に危険が及ぶ可能性もあります。

私は、写真のように、オスメスを使い分けておくことを鉄則としています。
(もちろん、ESCの黒にはメスコネクタ、赤にはオスコネクタです)
こうしておけば、逆接する危険性が大幅に減ります。

とにかく、「逆接なんてするわけないじゃないか」と過信せず、しっかり工夫と対策を施して、
1にも2にも安全第一で、ラジコンライフをお楽しみくださいね^^

それと、「マイク」、忘れないでくださいね。