ka8b-1.8m、組み立て時のポイント

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【メカ搭載済み完全完成機】V-pro Ka8B-1.8m DXのご紹介・・・
なのですが、有難いことに在庫がなくなってしまいましたので、製作後記となります。

キットの紹介記事は以前書いています。
その1その2その3
それぞれ参考になさって下さい。

このキットは、実際に組んでみると、意外と組みやすいのがわかります。
エポキシ接着剤による主翼の接合も不要です。
カーボンのダウエルを正しく接着しさえすれば、胴体への取り付けはできます。
各尾翼の取り付けは慎重になりますが、それはどんなキットでも同じこと。

正直なところ、オレガノ2よりも気楽に組めました。ただ、気楽ですが、時間がたっぷりかかります。

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メカ室はこのようになっています。ESC、バッテリーはゴールドコネクターでハンダ付け済みです。


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このキットの重要なポイントは、このキャノピー。
キャノピーラッチの取り付けが苦手な方が意外と多いようなのです。
キャノピーの裏側という、逆Rの場所に平面のキャノピーラッチを接着、
しかも中のバネに接着剤が回ってしまったらラッチが動かなくなる、
さらに接着が弱いと簡単に外れてしまうという、実に面倒な工作です。

また、人形の組立てや塗装も、苦手な方は多いですよね。
スケール機で最も時間がかかる場所だと言ってもいいでしょう。
塗装の乾燥時間がありますので5~6時間は優にかかります。
こだわり方によっては無限に時間がかかります。

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キャノピーラッチは今回、こんな風に、接着した後にティッシュの切れ端を
上からかぶせて接着し、補強の役目をもたせました。
これで、簡単に外れることはなくなりますし、重量もほぼ変わりません。

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ラダーサーボとエレベーターサーボはこのように取り付けています。

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主翼の仕上り具合です。
主翼自体が薄いのにかなり剛性があるところが、この機体の飛行性能に大きく寄与しています。

このキットの場合、完成までに必要な工程は
・エルロンサーボ搭載、リンケージ、サーボカバーの工作
・ダウエル接着、ウイングマウント(胴体に取り付ける)用の加工、デカール貼り
・尾翼の接着
・サーボ搭載、尾翼のリンケージ
・ESCなどのハンダ付け
・人形の組立て、塗装、コックピットの仕上げ
・キャノピーラッチの取り付け、キャノピーの仕上げ
・胴体の仕上げ(タイヤ取り付け、デカール貼り)

こんな感じです。

工程はそれほど多いわけではありませんが、コックピットの工作にとても時間を使います。
スケール機の面白いところでもありますし、ちゃんと仕上がると、ディスプレイモデルとしても飾れます。
格好良いですよ。オススメの機体です。