OK模型のV-PROシリーズの「電動 BD-5 ARF」を紹介します。
この機体は、プロペラが後にあるプッシャータイプで、実機は、小型ジェットエンジンを搭載したものが、その昔映画「007」シリーズでジェームス・ボンドの秘密兵器として登場したこのともあるので、記憶されている方もおられるでしょう。
この特徴のある機体を誰でもが簡単に製作できるようにARF化されたスケール機にです。
胴体は、FRP製で独特の形状を再現してあり、パネルラインやリベットまで細かく表現されています。
キャノピーはFRP製の枠に接着済でワンタッチで脱着できるようになっていてバッテリー交換も簡単に行えるようになっています。
主翼と水平尾翼はバルサリブ組みフィルム貼り仕上げになっています。
エルロンサーボは、軽量化もありオーソドックスな1サーボ式になっています。
主翼の中央接続部分は、固定用のノックピンが入る部分が最初からレーザーカットで加工してあり、左右の翼を接続すると正確に位置が出るようになっています。
後からドリルなどであけるタイプで主翼がせっかく上手く出来てもこの穴あけの位置が来るって苦い思いをした経験を持ってる方は、少なくないと思います。
付属パーツは、デカールからコントロールロッドまで、細かなパーツまでしっかり用意されています。
メインギアは、主翼の上半角に合わせて曲げ加工されていて、アルミのムクでなく、機体と同じ白色に塗装されています。
ノーズギアは、サーボで方向を変えられるようになっていて、ラダーが固定ながら、タキシングや離陸の方向性を確保しています。
タイヤは、軽量のスポンジタイヤを使用しています。
プロペラスピンナーは、高級なアルミ削りだしになっています。
ちなみにエンジンのプッシャー機の場合は、プロペラもプッシャータイプを使用しなければなりませんが、電動機の場合は、モーターを逆回転さすことにより、通常のプロペラを使用することができます。
その他モーターマウントやサーボマウントなどのベニア製のパーツは、レーザーカットにより正確に仕上げられています。
最近は、ダクテッドファンが各社から発売されていますが、DFとは、一味ちがうプッシャー機の飛びを体験してみたは、いかがでしょうか。