延長コードを作ろう!その3

コードとコネクタピンの準備が整いましたので、ty1 コネクタープライヤーを使ってかしめていきます。

ただ適当にかしめていけばいいというわけではなく、一応、裏表はあります。

どういうことかというと

Enchou35

サーボについているオスコネクターを例にみてみると、ピンの逆戻り防止用のツメが出ている方を上にした時、左から白、赤、黒(もしくは橙、赤、茶)の順になっています。これを反対にしてしまうと逆接になって正常に動きません。ご注意を。

Enchou38かしめる前に
Enchou39こうして根本のところを軽く締めておきます。
Enchou37こうすると作業がしやすくなります。
Enchou40そーっと位置合わせをして
Enchou12慎重に、グッとかしめます。

Enchou13こんな感じになりました。では、試しにハウジングに入れてみます。

Enchou15根本で引っかかりました。ハウジングの形状は

Enchou26このような、ほぼ正方形になっています。狭いので、ペンチでしっかり締めてから再挑戦します。

Enchou16できるだけ小さくなるように、縦横交互に、グッと締めます。

Enchou17できました。これなら入るかな?

Enchou18入りましたね。これでOKかなとグッと引っ張ると

Enchou25抜けてしまいました。

かしめ方が甘かったようです・・・。OTZ

やり直しですね・・・。その4へ


延長コードを作ろう!その2

コードの皮むきができましたので、コネクタピンの準備をしていきます。

Enchou5まず、ニッパーで切り離します。

Enchou6切り離した状態ではバリが出て、このままではケースに入りにくいので

Enchou7金属用のヤスリで落としていきます。結構簡単に削れますよ。

Enchou8下がBefore、上がAfterです。綺麗になりましたね。

Enchou9オス側も同様に整形します。

Cp470さて、ここでty1 コネクタープライヤーの登場です。

Cp470-2先端部分は2層(2段)構造になっています。

Cp470-3反対側。なぜこうなっているのかというと

Enchou10ピンがこの様に当たって、二箇所同時にかしめられるんですね。なるほど。

ということで、次回は今度こそ実際にかしめてみます。その3へ


延長コードを作ろう!その1

Enchou1PILOT コネクターJFオスメスセット(この写真のものは端材です。)

PILOT 30芯コード(この写真のものは端材です。)

ty1 コネクタープライヤー

 

以上を使って、サーボの延長コードを作っていきます。

始めは結構難しいかもしれませんが、コネクター作りができるようになると、工作の幅も広がってきます。

初心者の方は、是非参考になさってくださいね。

 

まずは、コードの皮むきです。

Enchou2-13カッターで、各色の線の間に切込みを入れて、ある程度の長さ、裂いておきます。
Enchou2カッターの刃をそっと当ててながら、コードごと前に転がして、表面のビニールにキズをつけていきます。3mm前後、線出しをします。
Enchou3引っ張って、引きちぎるような感じがベストです。カッターで皮を全部切らなければいけないわけではありません。

 

気合を入れすぎると

Enchou4こうなります。あくまでも、くるりと一周、キズをつけるだけですよ。

うまく皮むきができたら、次は、コネクタープライヤーでかしめる作業です。その2へ


Tahmazo 折ペラ用ハブの品名の意味

前回は折ペラセット、スピンナーハブセットの名前の意味でした。

今回は、ハブ単品についてです。

Hub-imi

ハブ単品の品名には、ピンの間隔が表示されています。

そして、ピンの太さは、ブレードの取り付け部分の幅によって変わってくるんですね。

幅が8mmだと、ピンは3mm。それより幅の狭いブレードには、2mmのピンが適合します。

こちらも前回の記事同様、ご購入時の参考になさってくださいね。


Tahmazo 折ペラ用スピンナーハブセットの品名

ややこしいですよね、折ペラ関連のパーツの商品名。

「AT45/8C6.0ZM」

これはどんなサイズのスピンナーハブセットなのか。

以前、モーターの名前の意味をご紹介したように、品名にはちゃんと意味があるのです。

 

Oripera-imi

 

「AT45/8C6.0ZM」のスラッシュ(/)の左側がスピンナー、右側がハブの形状やサイズを表しているわけです。

つまり、「アルミ製ターボタイプの45mmのスピンナーと、取り付け部の幅が8mmのブレードが適合する、シャフト軸径6.0mmのモーターに取り付けられるZタイプハブのセット」という意味。

これでちょっと気になるのが、ピンの直径とピンの間隔が分からないこと。これはまた後日ご紹介します。

次に、折ペラスピンナーの「AT」「AN」「PT」「PN」という材質と形状について。

 

Oripera-imi-2

 

こういう意味がある、と分かってしまえば、簡単ですね。

また、ご購入の際の参考になさってください。