今さら聞けない?Z曲げの方法 その2

0.8mmや1mmといった比較的細いピアノ線では、ペンチを使ったZ曲げで十分でした。

Sbz-9

ところが、1.6mmや1.8mmというような太さになると、
Sbz-10ここまでは曲げられても、

次が大変です。
Sbz-11

小さいZ曲げにしようとすると、ペンチではどうしても滑ってしまい、力がうまく伝わりません。

なんとか形になっても、

Sbz-12

こんな大きなZ曲げになってしまいます。これでは使い物になりません。

Sbz-13そんな太いピアノ線を小さいZ曲げにするときは、やはりPILOT スーパーベンダーZ2が活躍します。

Sbz-14よっ!と一発でZ曲げ完了。

Sbz-15右がペンチ、左がPILOT スーパーベンダーZ2で曲げたものです。明らかに仕上がりが違います。

Sbz-16約2mmの、小さいZになっています。これをペンチで作るのはかなり苦労するのではないでしょうか。

 

 

他のZベンダーでも、小さいZ曲げを作ることはできますが、PILOT スーパーベンダーZ2の特徴はやはり
Sbz-17コレでしょう。

次回は、このピンを利用して、位置決めとZ曲げを一発でやってしまいます。

その3へ


今さら聞けない?Z曲げの方法 その1

リンケージ作業の基本、Z曲げ。

 

どうやってやるの?なんて今さら聞けない・・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

以前、ここで一度ご紹介しましたが、今見てみると、やっぱりちょっと分かりにくい気がします。

PILOT スーパーベンダーZ2という便利な工具もあるのですが、

取り付けたいコントロールホーンが薄い時や、小さいZ曲げを作りたいときに、身につけておいた方がいいと思いますので、改めてご紹介します。

Sbz-02

いろいろな太さのピアノ線(左から0.8mm、1.0mm、1.2mm、1.6mm、1.8mm)と、

PILOT スーパーベンダーZ2、そしてどこにでもあるペンチ。

 

ご紹介するのは、小型の電動グライダーなどによく使われる0.8mmの細いピアノ線を、ペンチでZ曲げする方法。

 

まずその1が
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予めZ曲げしておいて、胴体のガイドパイプに通すときに使う方法です。カットする必要がないので、ロスが少なくて済みます。

 

 

 

 

そして、次にご紹介するその2が、位置決めしてから曲げる方法です。

20130426-2
1回目に曲げる場所を、サーボホーンやコントロールホーンの穴位置に合わせてマジックなどで印をつけてから曲げて、位置を決めます。

 

どちらの方法も、2回目に曲げる時、ホーンの厚みよりほんの少し長めに曲げるようにすると、無駄なテンションがかからず、かつ、スムースな動きができるZ曲げになります。

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この方法は、太いピアノ線にも使える方法ではありますが、ピアノ線が太くなるにつれ、必要な力も増え、位置決めも難しくなります。

また、尾翼のコントロールホーンにつないだ後に、胴体の中のサーボに位置決めして曲げなければいけない時などには、角度的に辛い作業になります。

そういう時には、やっぱりPILOT スーパーベンダーZ2のような工具があると重宝します。

次回は、その特徴や使用方法をご紹介します。

その2へ


ボルトスパイ2について

当店の受信機用アクセサリー、 ty1 ボルトスパイ 2 について、お問い合わせをいただきました。

「バッテリーをフル充電した後なのに、電圧が低いという表示になるんですが・・・?」


Volt spy 2

 

ボルトスパイ2は、LEDの点滅によって受信機用ニッカド(もしくはニッケル水素)バッテリーの電圧チェックができるアイテム。

6V仕様と4.8V仕様、どちらか選択していただいての使用になるのですが、その切替方法が


Volt spy 2-cut

この部分のジャンパー線を切るという方法なんです。

切らずに使用すると、6V仕様状態なので、フル充電で4.8Vにしたバッテリーでも、低電圧の表示が出るわけなんです。

その相関図がこちらです。

Voltspy2-soukanzu

使用時の参考になさってくださいね。


延長コードを作ろう!その5

作業も終盤、メス側のコネクターの工作です。

Enchou27向きに注意して、コネクタピンをかしめます。
Enchou28さし込むときには、今度は押しこむのではなく、先から引っ張ってやると簡単にできます。
Enchou29しっかりかしめられているか、ググッ!と引っ張って確認。大丈夫でした(ホッ)
Enchou30ハウジングに、これも向きに注意してさし込みます。

Enchou31簡単にはまりました。

この状態から、ハウジングだけを取るのはかなり面倒なので、かしめ具合の確認は、ハウジング取り付け前にしておきましょう。
Enchou32というわけで、延長コードの工作が無事に終わりました。

まだ作ったことがないという方は、挑戦してみてくださいね。ちなみにショップには、

100mmから1000mmまで100mm刻みで黒色コネクタタイプの延長コードと100mmから300mmまでのカラー延長コードがありますので、チェックしてみて下さい。

 

長めの延長コードをカラーコネクターで必要な場合には、

PILOT 30芯コード 5mPILOT コネクターJFオスメスセット各色1個入りのようなコネクターセットで工作してください。

各セットには、ピンが1~2個余分に入っていますが、ピンだけのセットもあります。

PILOT コネクターキットターミナル オス・メスこれだけあれば失敗しても安心。

かしめの練習にもなりますね。

ぜひぜひ、ご活用ください。


延長コードを作ろう!その4

では、今度は抜けてしまわないようにしっかりとかしめていきます。

Enchou193本とも、しっかりかしめて、ペンチで増し締めして、最後に引っ張って確認。
Enchou21力を入れ過ぎないようにしながら、さし込んでいきます。
Enchou20入りにくい時には、このような小さいマイナスドライバーなどで

Enchou34グッと押すと力も入りやすく、しっかり奥までさし込むことができます。これでも入らないときは、ピンの形が歪になってしまっている可能性がありますので、面倒ですが、もう一度やり直しましょう。
Enchou23できました。

ピンがしっかり奥まで入っていることを確認してくださいね。今回のハウジングは透明なのでわかりやすいですが、黒いケースでやる場合は

Enchou36差込口から覗いてみてピンが奥まで来ていることを確認します。Enchou24

念の為に、ググッと引っ張ります。大丈夫、今度は抜けませんでした(ホッ)

では、この調子で、メス側も工作していきましょう。その5へ