キット紹介 V-pro H101 SALTO-2.2m その3

OK模型の新しいスケールグライダーV-pro H101 SALTO-2.2mの中身のご紹介です。

最後は、主翼周りを紹介していきます。(画像はクリックで拡大します)

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主翼は8φのカーボンカンザシで連結、着脱可能になっています。

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サーボカバーです。カット方法は、こちらを参考になさって下さい。

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尾翼と同じく、エルロンコントロールホーンの取り付け位置に予め穴が開けられています。

これで結構リンケージ作業の手間が省けますよね。

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主翼に関しては、「ハイアスペクトレシオの翼は、フォームコアバルサプランクにより実機同様のグライダーエアロバティックスをこなすのに十分な強度を確保。オリジナルのアンダーカンバーが付いた薄い翼型の採用により、2mクラスとは思えない浮きを体感できます。」とメーカーHPに書かれていますが、構造は単純な「スチロール+バルサ」ではなく、グラスシートを補強に使用しているために、エアロバティック機らしい運動性能が再現出来るとのこと。

つまり前回前々回にご紹介した動画の、実機のような動きが再現できるというわけです。

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見た目も格好良く、飛ばしても楽しいSALTO。これは要チェックです。

では次回は、もっと格好良くするために、番外編として、コックピットのスケール感をアップするアイディアをご紹介しようと思います。


キット紹介 V-pro H101 SALTO-2.2m その2

OK模型の新しいスケールグライダーV-pro H101 SALTO-2.2mの中身のご紹介です。

続いて、尾翼周りを紹介していきます。(画像はクリックで拡大します)

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尾翼は、付属のミニコントロールホーンが正しい角度で取り付けられるように、予め舵に穴が開けられています。

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成型品にも、予め、ガイドパイプが通る穴の目安となる凹み加工がされています。

尾翼の取り付け方法ですが、

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胴体の後ろ側はこんな感じになっていて、何もない状態でV尾翼を正確に取り付けるのには苦労します。

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そこで、ベニヤのパーツを組み立てて作る治具で、正確に角度を出して

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その後に、位置決めをして接着するという方法がとられているようです。

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組むと、このようになります。

この例では、ピアノ線はZ曲げしていますが、クイックキーパーを使った簡単な方法もあります。

 

次回は主翼周りのご紹介です。

 

 

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キット紹介 V-pro H101 SALTO-2.2m その1

OK模型の新しいスケールグライダーV-pro H101 SALTO-2.2mの中身のご紹介です。

まず、胴体周りから紹介していきます。(画像はクリックで拡大します)

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SALTOの特徴的なラインが再現された、非常に開口部の大きいグラス製の胴体。

なかなかええカッコしてます。開口部に見えている黒いものは、補強に使われているカーボンシートですね。

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その大きな開口部をOK模型らしくスマートに隠してくれるのが、

そこにはまる軽量なプラスチック製のコックピットの成型品です。

実機の資料を元に、この形が作られているそうです。色々と作り込めそうです。

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付属の計器盤デカールを貼る仕様になっています。

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コックピットは、その真下にあたる胴枠に、

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付属のベニヤパーツ、ヒートン、輪ゴムを使った着脱式に工作します。

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グラス製のタイヤマウントも取り付け済み。

あとは付属のスペーサーでセンター出しをして、接着剤でシャフトを固定するだけです。

 

次回は尾翼周りです。尾翼周りも非常に親切な設計になっていますので、工作はシンプルです。お楽しみに。

 

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これで解決!パテのあるある その2

では、パテあるあるの私なりの解決方法をご紹介しましょう。

Putty3飛鳥 スーパーモデルパテ 白と、謎の小瓶と、バルサの板です。

Putty2この謎の小瓶、中身は何の変哲もない水道水です。アルコールを使ってもいいですよ。

Putty0-1何もせず、パテをそのまま盛った状態です。撫で付けている最中に、ヘラの方にパテが付いていってめくれたり、いろんなあるあるをはらんでいますね。

Putty4パテの、バルサへの食いつきを良くする方法。パテ盛りしたい部分に、水(もしくはアルコール)を吹き付ける。以上です。

Putty0-2水を吹き付けた場所にパテを撫で付けた状態です。パテが水分を吸って、ペースト状になりバルサに馴染みやすくなっています。

このパテ、実は水溶性なので、水分を含みやすいバルサにこの方法を使うことは非常に効果があるのです。

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さらにこの上から水をかけて、シャバシャバにすると、パテの中の気泡も残りにくくなります。

最初から、パテを少量の水やアルコールで溶いてから使うのも良いかもしれません。

ただし、かけ過ぎると垂れやすくなりますし、広範囲に渡る場合はバルサが変形する場合がありますので気をつけて下さい。

バルサに吹き付けるだけでも十分効果はあります。あとは色々と試してみて下さい。

 

この状態で丸一日程度(アルコールなら一晩で十分です)完全に乾かすと、カチンカチンになる上に、バルサにしっかり食いついて、かなり削りやすくなるんです。#200以上の細かいサンドペーパーでも、サクサク均一に削れてスベスベになります。

 

ただし、乾燥を急いでのドライヤーやヒートガンの使用はお勧めできません。

表面に膜ができて浮き上がったり、均一な乾燥ができず、残念なことになってしまいますよ(経験談)

 

ともあれ、この方法、ぜひ一度、やってみて下さいね。


これで解決!パテのあるある その1

木工作品の修復にとても便利なパテ。

以前、こちらの記事で、飛鳥 スーパーモデルパテの軽さやサンディングのしやすさについては触れていましたが、

その使用方法には触れていませんでした。

Putty1使用方法といっても、ヘラなどで盛ったり撫で付けて、乾かして、サンディングするだけなのですが、よくあるのが、

・ちゃんと撫で付けたつもりだったのに、乾いたらポロッと取れてしまった。

・サンディングしたら、ボロッとめくれてしまった。

・空気が噛んだらしく、サンディングしたら穴が開いてしまっている。

という、「乾いた後にしかわからないミス」。

乾いた後でしかわからないので、それからまたパテ盛りして、乾かして、という二度手間になって時間が無駄になってしまいますよね。

プランク面など、力を入れて撫で付けしたくない部分もあります。

 

こんなあるあるのせいで、苦手意識が生まれたりしていませんか?

こんな場合、みなさんはどのように解決されていますか?

次回、私なりの方法をご紹介しますね。

 

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