TS-D1018MC とTS-D1022MG  違いは?

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さて今回のお題、TS-D1018MCTS-D1022MG、どちらもOK模型が取り扱うTahmazoブランドのウイングサーボで、TS-D1022MGのほうはスポーツ機アイランドブリーズクレスアンジェリカといったグライダーの推奨サーボに指定されているものです。
ところが、TS-D1022MGは品切れの状態が続いており、お客様から最近発売されたウイングサーボTS-D1018MCで代替できないのかというお問い合わせを頂きましたので、今回はそれにお答えする形で両者を比較してみる事にしました。

こちらが最近発売されたTS-D1018MCです。
外見は紫と黒のアルミケースに入っているのが大きな特徴です。
アルミのほうが熱伝導が良く、放熱性に優れているのでサーボが熱を持った時には有利ですね。

一方、TS-D1022MGのケースは一般的なプラスチック成形品です。

どちらもオール金属ギア、コアレスモーターを採用したハイボルテージ対応デジタル薄型ウイングサーボになります。

それでは、まず一番気になるサイズから見て行きましょう。
ご覧の様に、縦の長さを見るとTS-D1018MCのほうがTS-D1022MGより3mm長くなっています。(コードが邪魔になるので右のTS-D1022は裏返して置いています)
このため、アイランドブリーズのようにサーボトレーをTS-D1022MGに合わせてカットしてある機体の場合は少し穴を大きくする工作が必要になります。

細かい事ですがサイドの「耳」の厚さも異なっています。
左のTS-D1022MGのほうが約2㎜厚くなっています。

で、後というか底の「耳」の厚さはどちらも2mmで、同じなんですね。
TS-D1022MGの「耳」は横と後ろでなぜ違う?
理由は・・・・ よくわかりません”(-“”-)”
写真の上がTS-D1018MC、下がTS-D1022MGです。幅はどちらも30mm、厚さは10mmと同じです。
写真では下になっているTS-D1022MGのほうが横幅が広いように見えますが、それは写真を撮った時のアングルのせいです。

今回の比較で一番違っていたのがコードの長さです。
ご覧の様にTS-D1018MCが175mm、TS-D1022MGが305mmと、13cmもTS-D1018MCのほうが短くなっています。
TS-D1018MCのコードは他のTahmazo製サーボとほぼ同じ長さなんですが、TS-D1022MGを推奨サーボにしている機体にTS-D1018MCを使う場合は延長コードが必要になる場合が出てくるかもしれません。

このほか、写真では判らないスペックですが、重量はアルミケースのTS-D1018MCのほうがTS-D1022MGより3.5g重い23gになっています。
でもトルク、スピード共に新しいTS-D1018MCのほうが勝っています。

結論として、本体の縦長さが3mm違う事とコードの長さが異なる事に問題が無ければ、トルクやスピードは最近発売されたTS-D1018MCが勝っているので、代替はOKという事になります。