ヒンジスロッターって?

まず皆さんにお知らせです。
ただ今、トップモデルジャパンではビッグサマーセールを開催中ですが、セール期間中は随時セール商品の入れ替えを行っています
本日も商品を追加していますので、これまでセール会場では見つからなかった商品がお得にゲットできるかもしれません。ぜひ、セール会場をご訪問下さい。

さて、今日はちょっと聞きなれない名前の新製品「ヒンジスロッター」のご紹介です。
これがヒンジスロッターです。
と言ってもこれを見ただけでは何をするものかが今一つピンときませんよね。

そもそも、ヒンジスロッターって一体何なの?という事から始めますと、「ヒンジ」はラジコン機製作のシーンではごく普通に出てくるパーツで、エルロンやエレベーターなどの舵を取り付けるのに使われる蝶番の類だという事はわかりますよね。
で、問題はそのあとの「スロッター」の意味なんですよね。
聞きなれない言葉ですからいろいろと調べてみたんですが、どうやらスロッターとは、スロット=溝を彫る道具の事のようです。

早い話、ヒンジスロッターとは「ヒンジの溝を彫る道具」という事なんですよ。

さて、本題の商品紹介に入ります。
まず、パッケージの中にはこんなパーツが入っています。
直径約8mm、長さ110mmのアルミ製の柄、そして①~③の刃先、の4点です。
刃先と言っても先が尖っているだけで、カッターナイフのような鋭利な「刃」がついているわけではありません。ですから、溝を彫れるのはバルサのような比較的柔らかい素材に限られます。
その寸法ですが、①は幅16mm、厚み0.9mm、②は幅11mm、厚み0.6mmmmで、使用するヒンジの厚み、幅に合わせて使い分けます。③は後ほど説明しますが溝の中の屑を掻き出すためのツールです。

使い方は簡単で、まずヒンジの溝を彫りたい位置にヒンジスロッターの先端を押し当てて溝を彫る場所を決めます。

次に、先端を強く押し付けながら左右に振って溝を彫ってゆきます。ただし、写真の矢印の振り幅はオーバーで、こんなに左右に振る必要はありません。すこし左右に揺する感じでツールを先に押し込んでゆけば良いです。

ヒンジの長さに合わせて刃先を押し込んだら・・・・・

先端ツールを③の掻き出し刃に替えて・・・・・

溝の中から木屑を取り出します。

これで完成。
どうです。カッターナイフなどで彫るよりずっときれいにまっすぐな溝が彫れますよ。

あれば便利なツール「ヒンジスロッター」、皆さんの工具箱にぜひ一つお備え頂きたいと思います。