「飛燕」分解展示を見てきました(その2)

 前回に引き続き、かかみがはら航空宇宙博物館収蔵庫で開催されている飛燕の分解展示の模様をお伝えします。

Eng4
プロペラはスピンナーを外し、可変ピッチ機構が見える状態で展示されています。
この時代の飛行機の、まして日本機のスピンナーの中を見る機会って滅多に無いですよね。

 

Eng5
取り外したスピンナーは塗装(ラッピング?)を剥がした「素」の状態でプロペラの前に展示されていました。

 

Gear1
主翼は胴体から取り外して、写真のように斜めに立てかけて展示していますので、普通では見難い翼の裏面が良く見えます。
ラジコン機でも一般的な左右一体の構造です。

立てかけて展示してあるおかげで、このように主脚の収納部もしっかり見ることが出来ます。
スケールマニアは翼の裏側や脚の収納部の詳細が判りにくくて再現に頭を悩ます事が多いのですが、今度は細部があまりに良く見えすぎて手を抜けなくなるという悩みを抱えることになりそうですね。

 

Gear2
凝り性のスケールマニアに悩んでいただくネタはここにもあります。
脚カバーの裏面もこの通り、補強のためにプレス加工された裏面パネルの様子や脚取付金具、それを止めるリベットの位置などもよくわかりますよ。

 

Gear3
勿論、メインギア本体も取り外してちゃんと展示されています。

このほか、今回のレポートではお伝え出来ていない、分解展示状態でなければ見えない点がたくさんあります。
飛燕に興味のあるマニアだけでなく、70年以上前の日本の航空技術を間近に見ることが出来る貴重な機会だと思います。

 

Paper
会場には飛燕だけではなく、このチラシにあるように航空宇宙関係の展示やシミュレーターなどもあります。
ぜひ一度足を運ばれてはいかがでしょうか。

ところで、ここで皆さんにお知らせです。
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スタッフ一同、心よりお待ちしております。