「飛燕」分解展示を見てきました(その1)

10月27日の当店ブログでご紹介しました第二次世界大戦中の戦闘機「飛燕」ですが、その後この機体はホームベースといえる岐阜県各務原市の「かかみがはら航空宇宙科学博物館」に帰り、分解展示されています。
なんで分解展示?って事になりますが、本来この機体が展示される博物館の本館が改修工事中のため、期間限定で収蔵庫で分解展示をしているんだそうです。

本館がリニューアルオープンすればこの飛燕は組み立てた姿で公開されるとの事ですので、滅多に目にすることのできない細部を見ることが出来るこの機会を逃してはいけないと、早速岐阜に行ってきました。

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という事でいざ、かかみがはら航空宇宙科学博物館(の収蔵庫)へ。

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で、お目当ての飛燕はどうなっているかというと・・・・・

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ご覧のように主翼と胴体などが分解、展示されていました。
主翼は立てかけて展示されていますのでオモテ、ウラの細部が良く見えます。
また、神戸で見た時の日の丸などのラッピングは取り去られ、すべて地のままです!

神戸の時より一層近くで見ることが出来るので、これはGOODですよ。
(写真は11月27日現在のもので、今後展示内容やレイアウトが変わるかもしれませんが、その点はご了承ください)

 

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当時の日本機には珍しい液冷エンジンは台車に乗せて展示されています。

 

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これは過給機、今でいうスーパーチャージャーですね。気圧の低い高空を飛ぶ航空機エンジンには当時から不可欠のものだったんですね。

 

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神戸の時も外して展示されていた冷却器(ラジエーター)本体。思い切り近くで見ることが出来ました。

70年も時を経たとは思えない、当時の技術の粋を集めたパーツを見ることが出来ましたが、次回はプロペラハブや取り外した脚カバーなどをご紹介させて頂きます。