エクストラクトの箱を、開けてみた。その1

先日OK模型から新発売になったV-pro エクストラクト20cc
早速、開けてみました^^

エクストラクトは、完全なスケール機ではなく実機エクストラ260をイメージしたセミスケールスポーツ機として設計されているそうです。機体名のエクストラクト(EXTRACT)は「抽出」という意味がありますので、エクストラから良いところを抽出して、模型用に設計し、チューンナップした機体というわけですね。

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キットの箱を開けてみたところです。右側に雑誌を置いてみました。大きさが大体お分かりいただけるのではないかと思います。

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キットの内容は、このようになっています。今回と次回の2回に分けて、少し詳しくご紹介していきますね。

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まずは今回その1として、胴体周りや尾翼からいきましょう。
胴体はフィルム貼り仕上げがしてあります。

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大きなキャノピーを外すと、広々としたメカ室が現れます。メンテナンス性がよさそうです。
が、これで胴体の剛性はOKなのかな?と思う程、広いですね。
その不安は、主翼の取付方法でちゃーんと解消されているんです。その方法はまた次回、ご紹介します。

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キャノピーラッチがあらかじめ取り付けられています。ちょっとしたことですが、うれしいですね。

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カウリングです。グラス製で、綺麗に塗装仕上げがしてあります。

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内側も綺麗に仕上がっています。

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エンジンマウントは、2分割式のラジアルマウントが入っています。胴体にはこのマウントが取り付けられる穴が開いており、爪つきナットが装着されています。
また、この機体はDLE-20 ガソリンエンジンを推奨されていて、エンジンの取り付け手順も説明書で詳しく書かれていました。こちらも詳しくはまた次の機会にご紹介します。

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キットには、アルミ製のバックプレートが採用されていて、定評のあるABスピンナーの75mmのものが標準装備されています。(スピンナーの色はロットにより変更になる場合もあるそうです)

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フィルム貼り仕上げの水平尾翼とエレベーターです。右上の方に見える支柱で胴体にしっかり固定して、フラッターを防止する仕様になっています。

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垂直尾翼とラダーも、綺麗にフィルム貼り仕上げされています。

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ラダー、エレベーターともに、胴体後部にサーボを積んでリンケージする仕様になっています。赤丸部分のフィルムの向こうに、取付用の穴があらかじめ空けられています。

最近の大型アクロバティック機が採用しているこのスタイルは、メカ室からリンケージする場合と違って、短いロッドでよりダイレクトに大きな舵を効かせることができます。

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燃料タンクのセットはガソリン用のものが入っています。グローエンジンで飛ばす場合は、シリコンチューブなど、グロー用のパーツを別途用意する必要があります。

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金属製のメインギヤとスパッツです。

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メインギヤは、胴体下側に取り付けます。内側には爪つきのナットが仕込まれていますし、メインギヤにも取付用の穴があけられています。面倒な加工は必要ありません。

胴体周りのパーツは以上です。
次回は主翼と、その他のパーツをご紹介します。