NEW フィルムボンド

飛鳥技研から新しく発売された「NEW フィルムボンド」。

以前は15ml入りしかありませんでしたが、今回は15ml入り100ml入りが出ています。

F-bond-set-470 

燃料に侵されるなどして、元通りにつかなくなってしまったフィルムの補修や重ね貼りにも使えますが

何日か前に完成した機体のフィルムが、フライト前日に浮いたりシワになっている・・・

そんな悲劇、フィルムの浮きの防止のために、

生地完成機体のフィルム貼り前の下地処理剤としても威力を発揮します。

原液で使わず、10倍から20倍程度に水で薄めて使います。これで十分に強力なんです。
F-bond-ready

ウエス(いらない布切れで十分です)やぞうきんに含ませて、固く絞れば準備完了。

これで生地をササっと拭いていきます。バルサ粉や埃の掃除もできて一石二鳥。 

しかしここで、ひとつだけ注意があります。
F-bond-wing

↑この主翼の翼端のように、 何もないところを跨いで、重ねて貼る場合。

特に、よく収縮するフィルムの場合。

いつまでたってもフィルムがパンと張らず、シワになってしまう症状が出やすいのです。

私も実際に経験し、泣きをみました。。。原因は、↓コレだったみたいです。

F-bond-trap  

 
こんな状態ですから、いくらシワを伸ばそうと熱を加え続けても、シワが消えるどころか、

気付かないうちに、重ねていた部分がどんどん引っ張られていて・・・(泣

そんな場合は、重ね貼りする部分に、生地に塗布したものより少し濃いものを塗り、乾いてからフィルムを貼るといいでしょう。


滑り止め付きプロポスティックの決定版!

今年も、本当に暑いですね・・・。

送信機を持つ手に汗をかいてしまう方にとっては、暑さは天敵と言えるでしょうね・・・。

特にストラップを使わない方でしたら、送信機をホールドすることにばかり意識が集中してしまい、大変です。滑って送信機を落としたりしかねません・・・。

そんな方の強い味方になるアイテムが、こちら!

StickA-470 
全6色、奇麗なカラーアルマイトが施されたプロポスティック。JR用とFUTABA用が揃っています。

装着例をご紹介します。使用しているのはJR用のチタンカラーです。

Before 

↑BEFORE

↓AFTER
After 
Before2

↑BEFORE

↓AFTER 
After2 
上面の面積は、どどんと約4.7倍。さらに、中央が微妙に窪んだ設計になっているので、

ギザギザが指の腹を包み込むような感覚。グリップ感が増して、操作が軽い感じも。

Length 
より細やかで、クイックな操作が可能になります。

親指についつい力が入ってしまう、滑りやすい、といった方には最適です。

一度、試してみる価値は十分にあると思いますよ。


木製積層プロペラとAPCプロペラ(2)

それでは、早速重量を量ってみましょう。

木製積層プロペラ18x10は

Prop2 
そしてAPCエンジン用18x10は

Prop3 
30gも違いますね。手に持ってみても、素材の違いもあってAPCは重量感があります。

T君「重量が違うと、何が変わってくるんですか?」

つまるところ、フライホイール効果、なのですが

「軽いペラは、回し始めるのは簡単で、反応がクイックに返ってくる。

でも惰性が効きにくい分、アイドリング中の安定性が損なわれやすい。

逆に重いペラだと、反応はゆっくりだけど、惰性が効きやすいからアイドリング中、安定する。」

T君「・・・はあ。ということは、どっちの方がいいプロペラなんですか?」

「どちらがいい、ということは無いよ。特徴をよく知った上で、用途に合ったペラを選べばいいんだよ。」

解り易く説明したつもりなのですが、解って貰えたのでしょうか・・・^^;