皆さん良いお年を・・・

早いものでもう今年も本日で終わりになりました。
今年も、多くの皆様にご利用いただき、大変うれしく思っております。
来年も、よりいっそう皆様のご利用いただきやすいショップ創りを目指してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
来年も皆様におかれましては、良い年となりますようにお祈り申し上げます。

Dsc08583


2.4Gの受信機が故障・・・?

知人のJR2.4Gの受信機を載せ変えていたときのことです。
バインドをしなおそうということでバインド作業をすませ、サーボの作動確認をして機体に積み込んで再度テストしようとスイッチを入れたのですが、サーボが動きません。
再度受信機を機体から下ろしてバインドしなおしてサーボの作動を確認もう一度搭載してテストするとまた、サーボが動かない。
こんなことを繰り返して、搭載してサーボが動かない状態で受信機とエクストラアンテナのLEDを見るとちゃんと送信機からの電波は、認識してLEDが点灯状態になっています。
と言うことは、受信機がサーボに信号が出ていないということになる。
受信機の故障かなと思ったのですが、もう一度機体から受信機とエクストラアンテナを降ろして電波を認識した状態で受信機を触ってるとサーボが動いたり動かなかったりするではないですか。
そこであちこち触ってるとどうも受信機とエクストラアンテナを接続しているリード線を触ったときに現象起こることがわかりました。
そこで、リード線をよ~く見てみると受信機側のコネクタの根元のところで、3線あるうちの信号線が断線しかけていることがわかりました。
知人が受信機と機体に搭載するときに防振のために、クッション材で受信機をくるんでいたのですが、以前の受信機なら当たり前の作業なのですが、このJRの受信機は、エクストラアンテナの接続コネクターが受信機の横にあります。
コネクターをつないだ状態で受信機をくるむとコネクターのところでリード線が鋭角に曲がります。
知人は、機体を壊して数回この受信機を積み替えています。
その作業の繰り返しで、リード線が非常に細いために引っ張られたりして断線しかかっていたようです。
そこで、なぜアンテナのリード線が断線したらサーボが動かなかったのでしょうか?
それは、JRの受信機のシステムのにあったのです。
最初から、エクストラアンテナが付属している受信機は、規定数以上のエクストラアンテナが接続されないと動かないようになっているのです。
エクストラアンテナは、単なるアンテナではなく、エクストラアンテナも含めて受信機として作動しているのです。
だから、今回はアンテナに電源を送ってる線は断線してなくて信号線だけが断線しかけていたために受信機を下ろしてリード線が直線状になっているときは、断線しかけている線がくっついて信号が流れて受信機が動いたのですが、クッション材でくるんで機体に積んだときにリード線が折れて断線し、受信機にエクストラアンテナからの信号が受信機本体に返ってこずに受信機がエクストラアンテナを認識できずに動かなかったようです。
JRの2.4Gの受信機システムは、エクストラアンテナをつけることにより非常に安定した受信状態を確保しているのですが、そのエクストラアンテナがこのようにトラブルの原因になることがありますので、これから2.4Gに変更しようと考えているかたや、ラジコンをはじめようとする方は、説明をしっかり読んで、エクストラアンテナのリード線の取り回しにも気をつけて機体に搭載するようにしてください。
せっかく混信でのトラブルがなくなっても他のトラブルで大切な機体を落としてしまわないように注意してください。


フェイルセイフがあだに・・・

先日、一緒に飛ばしている初心者の方が、モグラをはじめて単独着陸出来て喜んでいたのですが、うっかり送信機のスイッチを先に切って機体を取りに行ったらアンプが燃えてしまったといってこられましたので、一緒にアンプを交換して原因をしらべていたら、なんとフェイルセイフが原因だったのでした。
 
そのかたは、JRのDSX7を使用されているのですが、そのフェイルセイフの設定方法が今までのプロポのようにメニューからフェイルセイフを設定するのでなく、バインドしたときのスロットルスティックの位置がそのままフェイルセイフの位置になってしまうからでした。
 
その方がバインドしたときにスロットルスティックがハーフスロットルぐらいの位置まで上がっていたようで、グライダーが着陸している状態で送信機のスイッチを切ったものだから、受信機のフェイルセイフが効いてアンプに中速位置の信号が行ったのに、プロペラが回らずアンプに過電流が流れてしまい、アンプが燃えたようです。
プロポの取説をしっかり読めばよかったのでしょうが、初心者の方には、プロポの取説って結構わかりにくいようです。
 
電動機や電動グライダーから入門される方が最近は、多くなってきて2.4Gになってバンドの確認も気にせずプロポのスイッチを入切りしてしまうようになってきていますが、安全にラジコンを楽しむためにも皆さんも気つけてください。


エルロンサーボの接着がはずれやすい・・・

最近は、エルロンサーボを左右の主翼内に搭載する機体が多くなってきました。
特にグライダーなどの薄い主翼内にサーボを取りつけるときは、サーボにテープやシュリンクチューブを巻いて直接接着してしまうことがあると思います。
先日も最近グライダーを始めた方がエルロンのサーボの接着が外れやすいというのでどのように接着しているか聞いてみると接着剤をつけて圧着せずにそのまま接着しているとのことでした。
接着するときに圧着しないと接着が弱くなり外れやすくなります。
でも、エルロンサーボを圧着するのって結構やりにくいとおもいますちょっと私の圧着の仕方を紹介します。
Dsc05916_3 サーボを接着したらサーボの上に10mm角のバルサ棒を適当な長さに切っておき、それを5mm角のヒノキ棒2本で写真のようにはさみ両端を輪ゴムで縛ってテンションをかけます。
このようにしておくと主翼にも傷をつけにくくサーボを圧着させて接着できます。
エルロンのサーボが外れると墜落事故につながりやすいのでサーボを接着して取り付けるときは、しっかりサーボをおさえて接着するように注意しましょう。


シャーレ翼の修理.3

Dsc06325 プランクが完成したら、グラスを張り込む分を考慮して若干低くサンディングしてしあげておきます。
隙間や凹みが出来たときは、バルサパテで修正しておきます。

Dsc06327 マイクログラスを少し大きめに切り浸透性の良い粘度の低いエポキシで貼ります。
今回の場合は、10gも使用するとあまるぐらいです。
グラスクロスの目が荒れないようにエポキシを馴染ましてゆきその後余分なエポキシをクッキングペーパーなどで上から吸い取っておきます。

Dsc06328 余分なエポキシを取ったあと、ポリ袋を切り開いたものを被せて不要になったカードなどで空気と余分なエポキシを絞りだします。
写真の前縁のところにティッシュをあてて絞ったエポキシを吸収させています。
この作業を行うときは、一度に力を入れて行うとガラスクロスが歪んだりしますので力を入れすぎないように丁寧におこない、完了したらそのままエポキシが硬化するまでおいておきます。
Dsc06329 エポキシが硬化したら、ポリ袋を取ると綺麗にクロスを貼ることが出来ています。

Dsc06330 後は、周りと段差が無いように水研ぎします。
その後サフェーサーを吹いて下地のを仕上げて、白色のウレタン塗料で塗装して仕上げて修理完了です。