PILOT「LIME」テストフライト

OK模型から近々新発売の予定になっている小型電動グライダー「ライム」のテストフライトを見てきました。
Dsc00647 この機体は、全幅1140mm・全長810mm・全備重量250gと既発売の「シトロン」とほぼ同様の機体サイズとなっていますが、パワーユニットが遊星ギアダウンユニットとモーター・アンプが一体になった「180遊星ギアダウンパワーユニット」が標準装備となってユーザーは、RCメカとバッテリーを用意するだけでよい初心者にもやさしいセットないようになっています。
Dsc00773 天気は、曇天で5m前後の強い風が吹く中でもテストとなり、全備重量250gの軽量なグライダーにはちょっと厳しい条件下でのテストとなりました。

Dsc00775 パワー全開で手を離れた機体は、さすがにブラシレスモーター搭載機のような角度とは行かないものの180クラスのブラシモーターの機体で有りながら5mもの強風のなか風に持っていかれることなく上昇してゆきます。

Dsc00801 20秒ぐらいで十分の高度に達します。
モーターを止めてグライドに入ると8%の薄翼と0.7mmの主翼後縁にお陰でシッカリ風の中で前進してゆきます。

Dsc00803 ラダー機ながら適度な翼端上半角のお陰で舵の効きもよく軽量な機体重量を感じさせず風の中でもシッカリと効いています。

Dsc00818 着陸進入速度も速くなく慣れた方ならハンドキャッチも十分出来る速度で進入してきます。
これからラジコン機を飛ばしてみたいと思われている入門者の方には、モーターからアンプまでセットされてフライトまでのコストを安く抑えられることや、安定した飛行性能でお勧めの機体となりそうです。