外側のシュリンクをカッターナイフ等を使って切り込みを入れ剥がしますが、ナイフを入れるときにバッテリーがショートしないように気をつけて切り込みをいれてください。
後は、少し力が要りますが手で剥がすのがよいでしょう。
外側のシュリンクを剥がすと棒状にシュリンクされたバッテリーが出てきますので、それに半田付けされているコードを半田ゴテを使って取り外します。
使用する半田ゴテは、100wぐらいのワット数の高いものを使ってください。
低いワット数の物を使用すると、半田が溶けるまでにバッテリーに熱が加わってしまってバッテリーをダメにしてしまうことが有るので、出来るだけワット数の高い物が良いです。
棒状のシュリンクもショートしないようにカッター等で切り込みを入れて酒リンクを取りパックされている電池を取り出します。
電池同士は、薄い金属をスポット溶接してつないでありますのでこれもショートに気をつけてニッパーなどで切り離し、写真のように電池に残った金具はラジオペンチなどで取ります。
スポット溶接をしてあるところが、ささくれたように残りますのでルーター等で削り取っておきます。
特にこのバッテリは、マイナスのところはバッテリ缶の横側に溶接してあるので、そのままにしておくと後でショートを起こす原因になりますのでしっかり取り除いておいてください。
これで、単セルの状態になりましたので、下準備は完了です。