TS-D1018MC とTS-D1022MG  違いは?

先週もお知らせしましたように当店では明日7月14日午前10時まで「ビッグサマーセール」を実施中です。同時に期間中は、お買い上げ10,800円以上で送料無料サービスの特典もございます。
SALE特価商品と送料無料、ダブルでお得なこの機会をお見逃しなく!
なお、明日7月14日土曜日、当店は臨時営業しておりますので、当日午前10時のセール終了時までのご注文品は即日出荷させて頂きます。お急ぎの品などがございましたらぜひご利用下さい。

さて今回のお題、TS-D1018MCTS-D1022MG、どちらもOK模型が取り扱うTahmazoブランドのウイングサーボで、TS-D1022MGのほうはスポーツ機アイランドブリーズクレスアンジェリカといったグライダーの推奨サーボに指定されているものです。
ところが、TS-D1022MGは品切れの状態が続いており、お客様から最近発売されたウイングサーボTS-D1018MCで代替できないのかというお問い合わせを頂きましたので、今回はそれにお答えする形で両者を比較してみる事にしました。

こちらが最近発売されたTS-D1018MCです。
外見は紫と黒のアルミケースに入っているのが大きな特徴です。
アルミのほうが熱伝導が良く、放熱性に優れているのでサーボが熱を持った時には有利ですね。

一方、TS-D1022MGのケースは一般的なプラスチック成形品です。

どちらもオール金属ギア、コアレスモーターを採用したハイボルテージ対応デジタル薄型ウイングサーボになります。

それでは、まず一番気になるサイズから見て行きましょう。
ご覧の様に、縦の長さを見るとTS-D1018MCのほうがTS-D1022MGより3mm長くなっています。(コードが邪魔になるので右のTS-D1022は裏返して置いています)
このため、アイランドブリーズのようにサーボトレーをTS-D1022MGに合わせてカットしてある機体の場合は少し穴を大きくする工作が必要になります。

細かい事ですがサイドの「耳」の厚さも異なっています。
左のTS-D1022MGのほうが約2㎜厚くなっています。

で、後というか底の「耳」の厚さはどちらも2mmで、同じなんですね。
TS-D1022MGの「耳」は横と後ろでなぜ違う?
理由は・・・・ よくわかりません”(-“”-)”
写真の上がTS-D1018MC、下がTS-D1022MGです。幅はどちらも30mm、厚さは10mmと同じです。
写真では下になっているTS-D1022MGのほうが横幅が広いように見えますが、それは写真を撮った時のアングルのせいです。

今回の比較で一番違っていたのがコードの長さです。
ご覧の様にTS-D1018MCが175mm、TS-D1022MGが305mmと、13cmもTS-D1018MCのほうが短くなっています。
TS-D1018MCのコードは他のTahmazo製サーボとほぼ同じ長さなんですが、TS-D1022MGを推奨サーボにしている機体にTS-D1018MCを使う場合は延長コードが必要になる場合が出てくるかもしれません。

このほか、写真では判らないスペックですが、重量はアルミケースのTS-D1018MCのほうがTS-D1022MGより3.5g重い23gになっています。
でもトルク、スピード共に新しいTS-D1018MCのほうが勝っています。

結論として、本体の縦長さが3mm違う事とコードの長さが異なる事に問題が無ければ、トルクやスピードは最近発売されたTS-D1018MCが勝っているので、代替はOKという事になります。

ヒンジスロッターって?

まず皆さんにお知らせです。
ただ今、トップモデルジャパンではビッグサマーセールを開催中ですが、セール期間中は随時セール商品の入れ替えを行っています
本日も商品を追加していますので、これまでセール会場では見つからなかった商品がお得にゲットできるかもしれません。ぜひ、セール会場をご訪問下さい。

さて、今日はちょっと聞きなれない名前の新製品「ヒンジスロッター」のご紹介です。
これがヒンジスロッターです。
と言ってもこれを見ただけでは何をするものかが今一つピンときませんよね。

そもそも、ヒンジスロッターって一体何なの?という事から始めますと、「ヒンジ」はラジコン機製作のシーンではごく普通に出てくるパーツで、エルロンやエレベーターなどの舵を取り付けるのに使われる蝶番の類だという事はわかりますよね。
で、問題はそのあとの「スロッター」の意味なんですよね。
聞きなれない言葉ですからいろいろと調べてみたんですが、どうやらスロッターとは、スロット=溝を彫る道具の事のようです。

早い話、ヒンジスロッターとは「ヒンジの溝を彫る道具」という事なんですよ。

さて、本題の商品紹介に入ります。
まず、パッケージの中にはこんなパーツが入っています。
直径約8mm、長さ110mmのアルミ製の柄、そして①~③の刃先、の4点です。
刃先と言っても先が尖っているだけで、カッターナイフのような鋭利な「刃」がついているわけではありません。ですから、溝を彫れるのはバルサのような比較的柔らかい素材に限られます。
その寸法ですが、①は幅16mm、厚み0.9mm、②は幅11mm、厚み0.6mmmmで、使用するヒンジの厚み、幅に合わせて使い分けます。③は後ほど説明しますが溝の中の屑を掻き出すためのツールです。

使い方は簡単で、まずヒンジの溝を彫りたい位置にヒンジスロッターの先端を押し当てて溝を彫る場所を決めます。

次に、先端を強く押し付けながら左右に振って溝を彫ってゆきます。ただし、写真の矢印の振り幅はオーバーで、こんなに左右に振る必要はありません。すこし左右に揺する感じでツールを先に押し込んでゆけば良いです。

ヒンジの長さに合わせて刃先を押し込んだら・・・・・

先端ツールを③の掻き出し刃に替えて・・・・・

溝の中から木屑を取り出します。

これで完成。
どうです。カッターナイフなどで彫るよりずっときれいにまっすぐな溝が彫れますよ。

あれば便利なツール「ヒンジスロッター」、皆さんの工具箱にぜひ一つお備え頂きたいと思います。

 

「ビッグサマーセール」開催中

いよいよ夏本番。
ただ今当店では日頃のご愛顧への感謝の気持ちを込めて「ビッグサマーセール」を開催中です。
セール会場にはセール特別価格のお値打ち品を多数取り揃えて皆様のお越しをお待ちしております。
また、昨今の配送料金大幅値上げの中、少しでもモデラーの皆様のお役に立てばとの思いからお買い上げ金額10,800円以上で「送料無料キャンぺーン」も併せて実施中です。


例えば、当店独自組合せ商品の「PILOT ファイター25M&ファイター25用フロートキット特別セット(フィルム付き特別セット)」の場合、当店通常値引価格でのバラ売りではファイター25Mが18,952円、フロートキットセット6,318円、Aフィルムシルバー2,160円、送料648円の合計28,078円になるのですが、これがビッグサマーセール特価と送料無料の適用で総額23,868円とずいぶんお得になります。
もちろん兄弟機の「ファイター25S&ファイター25用フロートキット特別セット(フィルム付き特別セット)」、「ファイター25C&ファイター25用フロートキット特別セット(フィルム付き特別セット)」もセール販売しています。

なお、送料無料キャンぺーンは北海道、沖縄、離島の皆さんにも適用されます。

このほか、セール期間中限りの商品で、ブラシレスモーターと折ペラセットがついたDXキットにメーカー推奨のスピードコントローラー、リポバッテリー、サーボが付属した,ARFグライダーの超お買い得セットも特別販売致します。機種はバニラピラタスB4-2mシナモン3SALT-2mの4種です。モーターグライダーを始めようと思っておられるかた、ぜひこの機会をご活用ください。

なお、この「ビッグサマーセール」は7月14日午前10時まで、期間中はお買い得商品も随時追加してまいりますので、ご注目をお願い致します。

キャンディ レッド 箱開け

伸びやかな主翼で、見た目もフライトもゆったりとリラックスして楽しめると好評の45~60クラスのスポーツ機、PILOTキャンディに赤バージョンの「キャンディ レッド」(以下レッドと言います)が登場しました。
そしてレッドが登場したことにより従来の黄色い機体は「キャンディ イエロー」(以下イエロー)という名前に変わっています。

上が新発売のレッド、下がイエローです。
色だけでなく、カラーリングデザインもイエローの曲線系からレッドは直線主体へとガラリとかわっていますね。

こちらがレッドの箱の中身です。
レッドはカラーリングが変わっただけで、中のパーツ類はイエローとまったく同じですから、セットの中身の詳細はこちらの当店ブログをご覧ください。
キャンディ 箱開け(1)
キャンディ 箱開け(2)
という事で、今回はカラーリングを中心にご覧いただく事にしましょう。

まず、胴体にカウルを仮付けしてみました。
イエローと違ってキャノピーの前の機首上面が黒い反射防止色になっていますので、その続きとなるカウルの上部は黒いフィルムシートを貼って仕上げていただく必要があります。

次に、主翼のカラーリングをご覧ください。
左が裏面で右が表面になります。
イエローとは表面のカラーリングデザインが変わっているだけでなく、裏面も赤一色ではなく(イエローは黄色一色)白と赤で色分けされています。
何故かと言いますと、イエローの裏面は黄色一色ですが比較的明るい色合いですから上空での視認性は問題ありません。でも赤色は下から見上げると陰になる裏面は暗くて見難くなりがちですから、コントラストをつけて視認性を良くするために白い模様を入れているんですよ、とメーカーさんは言っていました。
カラーリングを変えるにもこうした細かい事にいろいろと気を遣うんですね。

水平尾翼は表、裏、ともに赤一色です。

こちらは垂直安定板とラダーです。イエローのラダーはキャンディーをイメージした丸っこい模様が入っていましたが、こちらのレッドは白と黒のチェッカー模様になっています。

どうですか、イエローとレッド。
カラーリングを見ての店主の独断による感想ですが、ポップでかわいいイメージのキャンディ イエローと直線メインでシャープなカラーリングのキャンディ レッド
あなたならどちらをお選びになりますか?

ダイナトロン ベルトリダクションスターター

今回は発売ホヤホヤの新製品、トップモデルオリジナルの「ダイナトロン ベルトリダクションスターター」をご紹介させて頂きます。
どんな商品かと言いますと、ご覧の様にサリバン社の「ダイナトロンスターター」にベルトリダクション(減速)ユニットを取り付けたものです。

もともとハイパワーなダイナトロンスターターですが、それを更に減速して得られる大きなトルクに負けないよう、スターターをしっかり支えるグリップハンドル、そして大直径のスピンナーに対応した大きなスターターコーンがついています。

反対側はこんな感じです。
サリバンスターターのスイッチカバー、ベルトリダクションシステムがご覧いただけるかと思います。

特徴的な直径75㎜のアルミ製大型スターターコーンとその中にはめ込まれた大きなスターターゴムです。
ベルトリダクションによる減速比は4:1になっています。

サリバンスターターのシャフトには、アルミコーンの代わりにベルトリダクションのプーリーが付いています。ベルトはスリップしないようにタイミングベルトを使用しています。

スターターゴムは直径72mm、長さ60mmで、前後を差し替える事で大きなスピンナーから中型スピンナーまで使えるようになっています

上の写真は直径が大きい方のカップで、中の小さい穴の直径は30mmです。小さい穴までの深さは40mmあります。

スターターゴムをひっくり返すとこんな具合です。
ご覧の様に中型のスピンナーに合わせるため、直径50mm、深さ20mmになっています。

さて、このダイナトロン リダクションスターター、トルクは申し分ないのですが、4:1に減速しているため、電源電圧が12V(普通自動車用鉛バッテリー、またはリポバッテリー3セル)の場合、回転数が不足してエンジンがかかりにくい場合があります。そんな場合は12Vの鉛バッテリーを2個直列に繋いで電圧を24Vにするか、リポバッテリーを4セル~6セルまで増やして電圧を上げることで対処して下さい

どうですか。
大型エンジンのスターターでお困りの皆さん、トップモデルオリジナルの「ダイナトロン ベルトリダクションスターター」をぜひご検討ください。