SALTO 3

途中になっていた「SALTO」ですが、続きを作製します。

Sa12_1 サーボは、いつものようにシュリンクを巻いて直接接着します。
ですから、接着するまでのユートラルやサーボホーンの位置などは接着するまでに調整しておきます。
エルロン側のホーンは、キットにはFRP製の板状のものが付属していますが、今回は真鍮製のコントロールホーンを使用しました。
このホーンは、取り付ける位置にドリルで適切な穴をあけてそこにエポキシ接着剤で接着します。

Sa21 リンゲージは、「MP JETナイロンM2クレビス」を両側に使用しました。
本来は、サーボ側をクランクにしてサーボホーンに取り付けようと思ったのですが、ホーン自体が細いのでこのクレビスのピンが1.6mmと細いのとしっかりとめることができるので両方をこれにしました。
サーボカバーは、付属のものを使用してサーボホーンの作動範囲に穴をあけてテープで固定しました。
この作業を両翼して、主翼は完成です。

Sa16_1  尾翼は、シャーレで完成しているので付属のコントロールホーンを成形段階で開けてある穴に差し込んでエポキシで接着します。
コントロールホーンピアノ線を曲げてあるだけなので、ロッドとの接続方法は各自で考えなければなりません。
今回は、ボールリンクを使用するのでボールをコントロールホーンに半田付け等でとりつけます。

Sa17 コントロールホーンは、このように少し長いL字になるので、エポキシを穴の中にしっかり入れホーンの接着面をペーパーなどで荒らして脱脂をしてしっかり接着しておかないとホーンが緩んでしまうので注意しておきます。

これで尾翼の組み立て終了です。


送信機用リポバッテリー その2

え~と・・・あ~でもない・・・こ~でもない・・・ρ(-_-)
「なんで、入らないのかな」とあれこれ見ていると電池ボックス内の金属接点を止めてあったところが、すこしだけバッテリーに当たっていたのでした。

Ff11 ということで、思い切って削ってしまうことにしました。
ガリガリ・ゴリゴリ・・・
カッターナイフでは場所が狭すぎて削りにくいし、ペーパーでも削りにくいと色々悩んだ挙句彫刻刀の平刀で少しづつ削るのが一番簡単に削ることができました。 Ff12
バッテリーを入れてみるとまだ少し引っかかります。
良く見ると反対側にも少し出っぱって成形されているところが当たっているので、そちらも削りました。

Ff13 こんどは、少し押し込むと中に入りました。
よしこでいいと一度バッテリーを取り出してバッテリーを見るとなんとバッテリーからコードが出ているところにコードがバッテリーのケースと擦れないように黒色のゴム系の物でシールしてあるのですがそれが少しバッテリーの幅よりでているので電池ボックスの壁面に擦れて外れてしまいました。
そのまま取り付けても出っ張ってしまうので、それは取ってしまいシリコン系のシーリング剤を充填しておきました。

Ff15 シーリング剤が硬化するのを待ってやっとバッテリーを送信機の電池ボックスに入れることができました。
「よしよし・・・ばっちりやん」とひとりで満足しながら電池ボックスの蓋を閉めてみると・・・・・・

「げっ! 閉まらへんやん・・・(ーoー?)ハテ」

良く見るとコネクターの厚みが邪魔をして蓋を閉めることができないのです。

Ff16 コネクターを出しているとこに入れようとしてのですが、基盤についているコネクターソケットが邪魔になって入りません。
良く見るとコネクターソケットの右側に余裕があるので開口部分をもう少し大きくしてそこから接続したコネクターを送信機の中に入れてしまうことにしました。

もう一度、送信機を開けて裏蓋を外して加工にかかります。

Ff17 チュイーン チュイーン ガリゴリ ガリゴリ♪

ルーターの円盤ノコやカッターを使って基盤やケーブルを傷つけないように注意しながら開口部分を大きくしました。

Ff18 加工が終わったら削りカスなどが残らないようにエアーブローで吹き飛ばして送信機を元通りにもどします。
これで、今度こそとバッテリーをコネクターにつないで、つないだコネクターを広げた部分に無理なく入るように入れてバッテリーを取り付けます。

Ff19 今度は、バッチリ収まりました。

後は、蓋が閉まれば完璧ですが・・・・

Ff20 やったー! \(^^\)(/^^)/
蓋もバッチリしまりました。
これで完璧です。

Ff21 そうそう、バッテリーが入ってもスイッチが入らなければ使い物になりません。
エイ!スイッチON 電源がチャント入りました。
リポバッテリーなので最初から少し充電されていますので、出荷状態で11.4Vの電圧があります。

Ff22 バッテリーの充電は、裏蓋を外してバッテリー自体に充電用のソケットが開いているので必ずそこから充電をします。
このバッテリーには、充電バランサーが内蔵されているので、必ず付属の専用充電器を使って充電します。

Ff23 バッテリー残量にもよりますが、約2時間で満充電になり、専用充電器のパイロットランプが赤色から緑色に変わり充電が完了します。
バッテリー容量は、2000mAあるのでFF9で約連続6時間使用できます。
9XⅡでの連続使用時間は、計っていないのですがほぼ同じくらい使えると思います。

最初にも、言いましたがこの改造は、私があくまでも自己責任においてテストで行ったものですので、改造を勧めるものではありませんので絶対に真似をしないでください。

もし、真似をされて場合において、改造が原因になる不具合や事故等についての責任は当方では負いかねます。


送信機用リポバッテリー

SALTOの製作途中ですが、フタバFF9送信機用のリポバッテリーが入荷したのですが、見ていると自分のJRの9XⅡに使えないかと思っていたずら心が出てきました。

Ff1早速、送信機を持ってきてどうやって入れようか思案が始まりました。
今から紹介するのは、私自信が使って見たくなってあくまでも自己責任でやったことですので、送信機等の改造をお勧めする物ではありませんので絶対に真似をしないでくださいね。

Ff2 とりあえず電池ボックスの蓋を開けて中を確認してみました。
9XⅡは電池ケースは、コネクターでなく金属製の接点にはめ込むだけになっているので先ずココをどうするかが問題です。
バッテリ自体の厚みは、電池ケースと同じ位ので入りそうです。

Ff3 バッテリー自体は改造したくないので、この金属製の接点を外してコネクターをつけることにしました。
とりあえず送信機を開けることにします。

Ff5 送信機を開けるのは、スティックの硬さを調整するときにも必要なのでプロポの取り説に書いてあるのでそれに従って開けます。
ケースを開けると前と後ろ両方に基盤がありそれをケーブルで接続してあるので、加工しにくいので基盤からコネクターを外します。
このときに基盤に無理な力がかからないように気をつけるのと素手で直接基盤を触らないように気をつけます。

Ff6 電池ボックスの接点は、差し込んであるだけなのでラジオペンチではさんで引き抜くと簡単にはずれます。
+-共に外れたら一旦ケースの中側に取り込みます。

Ff8 接点をコードから外して、コネクターに交換するのですがバッテリーのオスコネクターがフタバ用になっているので、OK模型さんのカラーコネクターキットのメスを使って作ることにします。

Ff9 金属接点を取ってしまい、コネクタ用のピンに付け替えます。
この時には、専用の工具でしっかりカシメておかないと抜けてしまうのでカラーコネクターキットを使ってコネクターを作るときには、必ず専用のコネクタープライヤーを用意してください。

Ff10 出来上がったコネクターコードを元の場所から電池ボックスの中に出そうと思ったのですが、コードが短くて届かないのですが、ちょうど上手いことに裏蓋の爪が入るところが大きく切り込みがあったのでそこから出すことにして送信機を元の状態に戻しました。

「な~んや 簡単に出来たやんか・・・」と思ってバッテリーを入れようとしたら途中まで入ってそこからうまく入らないではないですか。

「やばい なんで入らへんの・・・(ーー;)」と困ったことになってしまいました。

さて原因をさぐりの開始です。


salto 2

まず、エルロンサーボを搭載します。

Sa5 主翼が非常に薄いので、搭載できるサーボが限られてきます。
今回は、OK模型製の「スリムラインサーボS1809(現在2009)」を使用することにしました。
このサーボは、厚みが9mmと薄くそれでいて、トルクが2kgと薄翼のグライダーのエルロンサーボには使いやすいサーボです。

Sa7 サーボは、いつものようにシュリンクチューブを被せて接着してしまうのですが、直接接着してもよいのですが、薄いカーボンキュアシートを先に接着してその上にサーボを接着することにしました。

Sa8 サーボのコードは、延長をするのですが普通に延長コードをコネクターでつないでも良いのですが、コネクターから端子を外して端子同士を直接接続して、それぞれにシュリンクチューブを被せてます。
この時は、コードの結線を間違えないように注意してください。

Sa9 最後に接続した端子全部をまとめてシュリンクしておくと端子も抜けにくくなりのと、リブのある翼の中を通すときなどは、ひっかからずにコードを通しやすくなります。

Sa10_1この主翼は、サーボのコードを通す穴が開いていないのでルーター等を使って写真の下側のように加工します。
最初からあいている穴は、カンザシが入る穴です。

Sa11コードにコネクターをつける前に、主翼の中を通しておきます。
今回は、シャーレ翼のため翼のなかにリブが無いので簡単に通すことが出来ましたが、通し難い時などは、先にタコ糸をなどを通しておくと通し易くなります。
その時に、片方の穴を掃除機で吸いながらもう片方からタコ糸を通してやると面白いように簡単に通ってくれます。

Sa13コードが通れば、端子にコネクターを取り付けてます。
コネクターは、OK模型さんからカラーコネクターキットが発売されているのでこれを使うと好きな長さの延長コードが作ることができるのと4色のコネクタが入っているので、色を使い分けておくとフラップやエルロンを飛行場で機体を組み立てた時につなぎ間違えることが無く便利です。


salto

Salto1 この「SALTO」は、チェコのBAUDISモデル社製のスケールグライダーです。
フランスのTOPMODELに行ったときに、その出来の良さに思わず買って帰ってきてしまった機体です。

しばらく作る機会が無く、事務所の天井のモニュメントになっていたのですが、これからグライダーには良い風が吹く季節も近くなってきたので、メカを積み込んで飛ばせるようにしたくなりました。

Sa1 この機体は、フルシャーレで作られていてるのでメカを積み込むだけで飛行可能になるのですが、翼長が2.5mとスケールグライダーにしては、小型なのですが・・・というか最近私の周りの人たちのグライダーが平気で3m以上になってきているので、小さく感じてしまうのですけどね。

機体の出来の綺麗さは、飛ばすのがもったいない気がするほどの出来栄えです。

Sa2主翼は、バルサシャーレで軽量に出来ています。
実機は、スタントもこなす機体なので当然模型のほうも運動性が良い翼になっています。

 

Sa3 エルロンサーボが入る部分には、機体ごとに製造番号が入れられています。
これが、BAUDIS社の機体がハンドメイドでいかに丁寧に一機づつ作られているかの証明にもなります。

今回、ショップのほうでも入荷になりましたので私なりの製作を紹介したいと思います。