電動アルチメイトにCool-Spinを積む4

尾翼の取り付けに掛かります。

Ul14 水平尾翼は、単板状態になっています。
フィルムが中央部分は、最初から張られておらず、中央のフィルムを剥がすてまがありません。
エレベーターも左右一体になっていてテープヒンジもセットされています。

Ul15 先ず、胴体にエレベーターを写真のように入れておきます。
これを間違えると後から入れることっが出来ませんので注意します。

Ul16 水平尾翼を差込左右の長さや傾きなどをキッチリ測って歪まないように十分チェックをして瞬間接着剤で固定します。
その後、エレベーターをシートヒンジで取り付け瞬間を流しておきます。

Ul17 ラダーは、先に尾輪の取り付け金具をエポキシ等で接着しておきますが、こちらも取り付け溝が前もって加工されているので、非常に楽に取り付けられます。

Ul18 垂直尾翼を胴体の取り付け溝に差込み隙間が開かないか一度仮組してみます。
もし、取り付け溝より後ろの部分に隙間があくようでしたら、水平尾翼の差込部分をペーパーなどで少しずつ削ってあわせます。
ピッタリ合うようになったら、垂直をシッカリ出して瞬間で接着します。
そのときに胴体の差込溝から後ろの垂直尾翼が接着される部分のフィルムを剥がして接着し垂直尾翼が固定できたら、ラダーをシートヒンジと瞬間で取り付けます。

Ul20 ラダーが取り付けられたら尾輪の止め金具を胴体にタッピングで取り付けますが、そのときにタッピングの穴に一度瞬間を流して固めてからタッピングを締めると緩みにくくなります。
尾輪は付属のパイプを瞬間で接着して止めますが、そのときに瞬間が付け過ぎてタイヤまで接着してしまわないように注意しましょう。


電動アルチメイトにCool-Spinを積む3

Ul9 モーターシャフトに10mmのフランジが付いています。
マウントのシャフト穴は約6mmほどなのでこのままでは、当たってしまいます。

Ul10 リーマーを使って広げてやります。
このときに一気に広げてしまわないで少しずつ広げて行きハウジングが当たらない程度、約11mmぐらいにします。
あまり広げすぎてマウントのビス穴周りが薄くなり強度が落ちないようにします。

Ul22 穴が広げられたら取り付けて、手でシャフトを回してみてハウジングが当たらないかを確かめます。
ここで、一度実際にモーターを回して確認しておくと良いでしょう。

Ul12 タイヤスパッツは、樹脂製で塗装済みになっていて、ランディングギアにタッピングで止めるのですが、スパッツの受側には、補強用のベニアがすでに接着されているので、特に加工する必要は、ありません。

Ul13 タイヤをランディングギアに取り付けスパッツをつける際にタイヤがスパッツに擦れないようにナットを調整してこていします。
胴体にギアをタッピングで取り付けるのですが、タッピングのした穴もあけてあり、バッテリーを止めるためのマジックテープも取り付け済みの親切設計です。

このマジックテープですが、そのまま使用しても良いのですが、取り付けてあるビスを外して、重ねてあるマジックテープを上下入れ替えておくと、テープの硬いひっかける面が上に出てくるので、バッテリーにひっかる方の柔らかいテープを貼っておくと、バッテリーがくっついてずれなくて良いでしょう。


電動アルチメイトにCool-Spinを積む2

エルロン用サーボの取り付けですが、サーボマウントがすでに接着済みになっています。

Ul5 マウントは、OK模型の「S1612」サーボにあわせた大きさになっています。
S1612は、手持ちが1個ありましたのでそれを使いました。
いつものようにニュートラルをだしておきます。

Ul6 付属のリンゲージロッドは、ピアノ線になっているので、片方をクランク上に曲げてサーボホーンに取り付け、エルロン側は、ニュートラルの状態で、長さを合わせて印をつけそこを直角に曲げてプラ製のストッパーでとめるのですが、ピアノ線を曲げるまでに、ストッパーを入れておかないと入らなくなるので注意しましょう。

Ul7 このロッドは、後で長さの調整が効かないのでシッカリ合わせておきましょう。
後で、調節をしたいかたなら、テトラ製のロッドアジャスターBS型等の小型機用のロッドと変更しても良いでしょう。
これで下の主翼は完成です。

Ul8 この機体は、TAHMAZOの222012モーター用のマウントが付いていますが、今回はCool-Spin C2820-1200を搭載します。
モータースペックは、ほぼ同じなのですが、モーターシャフトが4mmなのとフロントにシャフトを止めるフランジが付いています。

モーターを止めるネジの位置は、同じなのですがシャフト止めが邪魔になってこのままでは、モーターマウントに取り付けることができませんので、少し加工が必要になります。


電動アルチメイトにCool-Spinを積む1

ホームに使っている広場が、もうしばらくするとエンジン機が飛ばせない季節になってくるのと、最近大好きな複葉機を外で飛ばしてないので、一機作ることにしました。
複葉機は、持ち運びのときに翼を外すのが面倒なので取り付けたままお気軽に運べるサイズと言うことで、エンジンなら15クラスの電動機と決め機体を探しました。

Ul1 選んだ機体は、OK模型さんのVPROシリーズの「ULITIMATE-E」に決定。
スタイルがいいのとモーターの搭載が専用マウントを使用して簡単に、他のモーターにも交換できそうなでが決め手になりました。

Ul2 パッケージを開けると鮮やかなオレンジ色が目に飛び込んできます。
小型の複葉機と言うことで、主翼も完成していて、真ん中で接合することもありません。
部品点数も少ないので、複葉機を始めて作る方でも簡単に作成できそうです。

Ul3 先ずは、下の主翼から製作に掛かります。
製作と言ってもエルロンを接着するのとサーボを載せるだけですけど・・・
この機体は、複葉機ですが、エルロンが下翼だけで1サーボ仕様なので普通の単葉機練習機のとほとんど手間は、変わりません。

Ul4 エルロンは、差し込まれているだけなので、説明書にしたがってコントロールロッドにエポキシを着けエルロン材に差込、シートヒンジを所定のところに差し込んで瞬間で接着しておきます。
接着する前にエルロンの動きを確認して、渋くなりすぎないようにしておくとよいでしょう。

これを左右るだけなので、とても楽チンです。


飛行機今昔

私が、ラジコンとであったのが、今から○十年前の中学生のころで、シングルボタン打ちから今のプロポの形に変わって来た頃でした。

いまから思うと色々とユニークなメーカーさんや商品がありました。

今度、3月18日にRCAW誌が主催で「Classic Meeting2007」が行われるということで、先日の取材のときにOK模型の高松さんが、EZ機の「タロン」を発売当時のエンジンとメカを積んでの飛ばされていました。

T2 この機体は、EZ機の全盛期の機体で、ジェット機のイメージとカラーリングがとても印象的な機体です。久しぶりの2サイクルエンジンのサウンドがかえって新鮮に聞こえていました。

T1 この当時は、今のようにバルサ・フィルム貼りの完成機が手軽になく、非常に高価な時代で、完成機といえばEZ機が主流でした。
ラジコン飛行機は、キットから自分で作って飛ばすものでしたら、EZのように簡単に作れてカラフルなカラーリングが出来ているのは、大変魅力的なものでした。

T5 あれから、十数年たって、今や完成機があたりまえになり、電動機がエンジン機以上に良く飛んでくれる時代になるとは、思いもしませんでした。

T4 ましてや、二重反転のプロペラを装着した機体が、誰でも手軽に飛ばすことが出来ることは、一般のユーザーには、非常に楽しい時代になってきたようです。