SALTO 6

サーボの位置も決まったところで、尾翼のリンゲージロッドのガイドパイプを取付けます。

Sa32 今回は、2.5mmのカーボンロッドを使うのでガイドパイプは、コックピットと尾翼の中心部分を固定します。
ここで秘密兵器の登場!この間ホームセンターをうろうろしていたらこんな面白いものがありました。
これは、1mmぐらいのピアノ線が一杯ならんでいて、形を取りたい物に押し付けると写真のように形を取ることができるのです。

Sa33 形を取ったら加工したい材料に写します。
後は、カッターなどで切り出せばOK
今回は、10mm厚のバルサを使ってガイドパイプの固定用の胴枠を作りました。

Sa34胴枠が出来たら、あらかじめ長さを調整しておいたガイドパイプを固定しますが、先ずシリコンチューブを短く切ったものでパイプを仮止めして胴体の中に入れてみて現物合わせをします。
位置が決まればシリコン系の接着剤でパイプを固定します。

Sa35_1 胴体へ胴枠を固定するのもシリコン系の接着剤を使って固定をします。
そのときに、胴体の入らないところに接着剤がくっつかないように注意します。

細いロッドやピアノ線を使う場合は、尾翼側とサーボ側も留めておかないとフラッターが起こってコントロールできなくなりますので、面倒がらずにやっておきましょうって、実はスロープグライダーを始めたころそれが原因で、大切な機体を山の神にささげて粉にしてしまったのは、私です・・・・・・・(;¬з¬)


SALTO 5

さて、サーボマウントが接着できたところでサーボを載せてみます。

Sa28 サーボは、手持ちで持っていたOK模型製の「S3213MG」を使用しましす。
このサーボは、現在もう販売されていませんが、このサイズでトルクが3.2kgも有りなおかつメタルギヤー製なのでグライダーには、もってこいなのですが、ニッカドバッテリーの4.8Vで使うと少しニュートラルが甘くなるのですが、乾電池やニッカドでも5セルの物を自作して6Vで使用すると見違えるほどシャープに動くのです。
もし、以前に買ってニッカドの4.8Vで使ってみて「ん~もう一つや・・・」なんて思ってお蔵入りさしている人がいたら、6Vで使ってみてください。
もしかしら「おっ・・・」なんて思うかもしれません。

Sa25 そうそう、サーボを搭載したらコックピットがサーボに干渉しないかをチェックしておきます。
このBAUDIS社の売りの一つにこのスケール感たっぷりのコックピットにあります。

Sa26 コックピットの取り付けは、色々ありスケール感を重視する方なら胴体のほうにコックピットを取り付けキャノピーをかけたときに実機のように、キャノピーだけが開くようにすると良いでしょう。
そのときは、胴体側にキャノピーを固定する所を加工します。

Sa27私は、メンテナンス性を重視して、キャノピーにコクピットをシリコン系の接着剤を最小限に使用して接着しました。
接着剤を最小限にしたのは、後でコックピットにフィギュアーを乗せたいときに簡単に外せるようにしておきたかったからです。

上の写真でもわかるようにコックピットの椅子の部分が約5cmほど機体内部に入り込みますので、サーボや受信機などの搭載位置は、注意が必要になります。

でも、やっぱりこのコックピットを見ているとパイロットを乗せたくなるな・・・ 


SALTO 4

尾翼のリンゲージにかかります。

Sa24 今回は、2.5mmのカーボンロッドを使いました。
本来は、こんなに太い物を使用しなくてもよいのですがこれくらいの太いカーボンロッドならアウターパイプを真ん中ぐらいで留めておくだけでこれくらいの機体ならロッドがたわんでフラッターが起こることがないのでこれを使うことにしました。

Sa14 作業をしやすくするために尾翼の取り付け部分にメンテナンス用の穴をあけておきます。
真ん中あたりの尾翼固定用のビスの受けがあるのでその部分を削らないように気をつけます。

Sa15 マジックなどで印をつけてルーターを使って穴をあけます。
今回は、ロッドを使ってコックピットのところにサーボを取り付けますが、OK模型のS1612サーボなどのハイトルクなマイクロサーボを使ってこの部分にサーボを取り付けてリンゲージする方法も良いかもしれません。
そのほうが、ロッドも固定することなくコードを延長して前に持ってきたら良いので楽にリンゲージそうです。

Sa22 前のサーボマウントは、取り付ける胴体の大きさと搭載するサーボに合わせてベニアで自作します。

Sa23 コックピットの下にサーボを積む場合は、スケール感のあるコックピットが胴体内に入り込みますので、サーボがコックピットに干渉しないように注意をします。
適当に取り付けてしまうとせっかく取り付けたサーボマウントを付け直さなけらばならなくなります。
胴体へマウントの接着は、エポキシよりもスーパーXなどのシリコン系の接着剤の方がFRPには、しっかり接着できるようです。


SALTO 3

途中になっていた「SALTO」ですが、続きを作製します。

Sa12_1 サーボは、いつものようにシュリンクを巻いて直接接着します。
ですから、接着するまでのユートラルやサーボホーンの位置などは接着するまでに調整しておきます。
エルロン側のホーンは、キットにはFRP製の板状のものが付属していますが、今回は真鍮製のコントロールホーンを使用しました。
このホーンは、取り付ける位置にドリルで適切な穴をあけてそこにエポキシ接着剤で接着します。

Sa21 リンゲージは、「MP JETナイロンM2クレビス」を両側に使用しました。
本来は、サーボ側をクランクにしてサーボホーンに取り付けようと思ったのですが、ホーン自体が細いのでこのクレビスのピンが1.6mmと細いのとしっかりとめることができるので両方をこれにしました。
サーボカバーは、付属のものを使用してサーボホーンの作動範囲に穴をあけてテープで固定しました。
この作業を両翼して、主翼は完成です。

Sa16_1  尾翼は、シャーレで完成しているので付属のコントロールホーンを成形段階で開けてある穴に差し込んでエポキシで接着します。
コントロールホーンピアノ線を曲げてあるだけなので、ロッドとの接続方法は各自で考えなければなりません。
今回は、ボールリンクを使用するのでボールをコントロールホーンに半田付け等でとりつけます。

Sa17 コントロールホーンは、このように少し長いL字になるので、エポキシを穴の中にしっかり入れホーンの接着面をペーパーなどで荒らして脱脂をしてしっかり接着しておかないとホーンが緩んでしまうので注意しておきます。

これで尾翼の組み立て終了です。


salto 2

まず、エルロンサーボを搭載します。

Sa5 主翼が非常に薄いので、搭載できるサーボが限られてきます。
今回は、OK模型製の「スリムラインサーボS1809(現在2009)」を使用することにしました。
このサーボは、厚みが9mmと薄くそれでいて、トルクが2kgと薄翼のグライダーのエルロンサーボには使いやすいサーボです。

Sa7 サーボは、いつものようにシュリンクチューブを被せて接着してしまうのですが、直接接着してもよいのですが、薄いカーボンキュアシートを先に接着してその上にサーボを接着することにしました。

Sa8 サーボのコードは、延長をするのですが普通に延長コードをコネクターでつないでも良いのですが、コネクターから端子を外して端子同士を直接接続して、それぞれにシュリンクチューブを被せてます。
この時は、コードの結線を間違えないように注意してください。

Sa9 最後に接続した端子全部をまとめてシュリンクしておくと端子も抜けにくくなりのと、リブのある翼の中を通すときなどは、ひっかからずにコードを通しやすくなります。

Sa10_1この主翼は、サーボのコードを通す穴が開いていないのでルーター等を使って写真の下側のように加工します。
最初からあいている穴は、カンザシが入る穴です。

Sa11コードにコネクターをつける前に、主翼の中を通しておきます。
今回は、シャーレ翼のため翼のなかにリブが無いので簡単に通すことが出来ましたが、通し難い時などは、先にタコ糸をなどを通しておくと通し易くなります。
その時に、片方の穴を掃除機で吸いながらもう片方からタコ糸を通してやると面白いように簡単に通ってくれます。

Sa13コードが通れば、端子にコネクターを取り付けてます。
コネクターは、OK模型さんからカラーコネクターキットが発売されているのでこれを使うと好きな長さの延長コードが作ることができるのと4色のコネクタが入っているので、色を使い分けておくとフラップやエルロンを飛行場で機体を組み立てた時につなぎ間違えることが無く便利です。