「FANTASY 3.2m ARF」テストフライト スロープ編

モーターグライダーとしての地上からのフライトテストをした数日後、いつものスロープにいい風が入っているとのことで、スロープでのテストに行こうということになりました。

Dsc08629 当日は、午後から5m~8mの風が吹く絶好のコンデションで、現地に到着後、機体の準備とチェックをすませて、早速フライトにはいります。
さすがにモーターランをすることも無く、谷に向いて手を離れた機体は、スロープから駆け上がってくる最高の上昇風にのっていとも簡単に飛んでいます。

Dsc08554 機体は、風に乗ってどんどん上昇していきます。
前回のテストフライトで少しアップ癖があるので、主翼の仰角を主翼後方で3mmほど上げて調整したとのことで、癖も収まりスムーズに飛行しています。

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長い翼をゆっくり大きくバンクして旋回するときの優雅さは、大型グライダーならでわです。
パワーユニットを搭載したモーターグライダーで、同系ピュアグライダーの「ELIXIR 3.2m」より重量が重いのですが飛んでいる感じを見ているとこのぐらいの重量がベストマッチしているようです。

Dsc08563 次に高度を取ってダイブで機速を上げて進入してきます。
本格シャーレ機ほどでは、ないですが結構な速度で走っています。

Dsc08583 スピードに乗った機体が自分の目線より下の目前を通過する快感は、スロープソアリングを絶好のコンデションで体験した人をとりこにしてしまいます。

Dsc08569 この機体で以外に感じたのが、高速飛行をした時に風きり音の少なさです。
これは、主翼の性能の良さを示しています。

Dsc08612 一通りの飛行を終えて着陸のために機体を一旦谷下に持って行き着陸点にむかって上昇進入して速度を落としてきます。
さすがに大型機で結構下からの進入となります。

Dsc08627 着陸地点近くでフラップ・エルロンでバタフライミキシングを作動してブレーキをかけて着陸となります。

その後、私を含めメンバーが交代で操縦させてもらったのですが、機体が大きいので、スティックに対して舵の効きがマイルドで余裕を持って操縦をすることが出来ます。
グライダーは、翼長が2mを超えると翼の効率が良くなるものの、さすがに3mオーバーの機体の効率は、格段に良く一度その感覚を味わってしまうと病みつきになってしまいそうです。
皆さんも、是非大型グライダーにチャレンジしてみたは、いかがでしょうか。

「FANTASY 3.2m ARF」フライトテスト

当社の扱っているtopmodel.cz製の大型モーターグライダー「FANTASY 3.2m ARF」を購入してもらったkomacro.com主宰の駒宮さんがテストフライトをするとのことで早速出かけてきました。

Dsc08297 飛行場に到着するとRCAW誌&DVDの取材クルーも到着していました。
さすがに3.2mの機体が地上に翼を広げていると迫力満点です。

Dsc08302_3 パワーユニットは、TahmazoのER282687dモーター・LP-4S1P4000Gリポ等を使用するとのことで、駒宮さんの親友でもあるOK模型の高松社長もサポートに駆けつけ発進前のモーター&メカチェックその様子をRCAW DVDマガジンのカメラマンが撮影しています。

Dsc08308 チェックが済んでいよいよ発進です。
モーターフルパワーにし、高松さんの手投げでスタートです。

Dsc08309 手を離れた機体は、想像以上にパワフルにほぼ垂直状態で上昇してゆきます。
翼長3.2m、機体重量約3kgの機体の垂直上昇は圧巻です。

Dsc08321 十数秒後には、大きな機体が高高度に達していました。

Dsc08328 モーターを停止後グライドしながらトリム調整をしています。
さすがに大型グライダーの浮きは、格段に良いようです。

Dsc08369_2 この日は、天気もとても良く青空にスマートな機体とカラーリングが綺麗に映えています。

Dsc08407 一通りのフライトを終えて着陸態勢にはいります。
フラップとエルロンのバタフライミキシングの様子が良くわかります。

Dsc08413_2 翼の浮きが非常に良く写真のように90度近くフラップが下がっているのにもかかわらず、スピードは、落ちるものの失速することも無くユックリ高度をさげてきました。

このテストフライトの詳しい様子は、近日発売のRCAW誌&DVDマガジンにも載りますので興味のある方は、是非購入してみてください。

「MINUS ACRO」初フライト

先日出来上がった「MINUS ACOR」だったのですが、いつものスロープにいい風が入ってこなかったのですが、やっと良い風が入ってきたので初フライトに行って来ました。

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早速舵をチェックしてM氏「エロリン右・左、エレベータ・・・、ラダー・・・ほな、なげるで~」
ポイ!
投げてもらったMINUSは・・・
私「げっ!エロリン効き過ぎる、安定せいへん・・・ガサ!・・・」
ものの3秒ほどで、藪の中に。
ハア・ハア・ハア・・・
崖したの藪こきをして機体回収してきました。
Dsc08638 T氏「ん~~~これは、エロリンが切れすぎやで・・・切れ角半分以下にしてみたら・・・エクスポも30%ほど入れてみたら・・・」
K氏「重心ももう少し前にしたら・・・」
ピピピピ!(プロポの調整してます。)

Dsc08636 再調整をして今度は、私が自分でポイ!
(本当は、もう少し下向きに投げたほうがいいです)(;¬з¬)

Dsc08637 私「ゲッ!エロリンが効かへんやん・・・どこ行くねん・・・」
機体が右に行ってしまうのを直そうとエルロンを左一杯に切っているのが写ってます。
さっきにエルロンが効きすぎたので陀角を半分以下にしたので、今度はスピードが出てないと効かないのです。
「こら~言う事きかんかい・・・・・・・・・ガサ!」先程より遠いところに・・・
T氏「機体見えてるよ」
私「行ってきます・・・・ガサガサガサ・・・痛てっ!(イバラが刺さります)ハア・ハア・ハア・ハア・・・・・」機体は、見えていたのですが機体のところに行くと斜面に生えている木の高さ3mくらいのところに引っかかっていて結局木登りすることにスロープグライダーは、体力も大切です。(ーー;)

Dsc08639 ピピピピ・・・もう一度プロポを調整して、もう一度ポイ!(ちょっとピンボケです。)

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3度目の正直、今度は、上手く飛んでくれました。
この日は、年に何度か無いようなコンデションで風に乗った「MINUS」は、どんどん高度を取ってくれます。

Dsc08642 とりあえず様子をみながらのフライトです。
エルロンがフィルムを貼るときに少し歪んでその影響で、機体が少し右に取られます。
トリムで調整しますが少し癖が残ってしまいとりあえず当て舵を打ちながらとばしています。

Dsc08641 機体が小さいのと機体の色を透明青の単色にしたので、姿勢がちょっと見にくいです。
K氏「裏表がわからへんやん・・・なんか色入れたほうがいいよ」
その通りです。
で、ちょっとロールをしてみます。
スピードがあまりでてなかったのでばれるロールになりました。

Dsc08651 今度は、高度を取ってダイブをさせてきます。
翼が薄いので、軽い機体ですがそれなりに走ってくれます。

Dsc08645 スピードが出ているとロールも軸が通ってくれます。
翼の短いアクロと長めテルミックと翼型も違うので飛びも違って来ます。
組立てたままで、車に気楽に積んでおける機体なのでドライブに行くときでも積んでおいて気軽にソアリングをするのもおつなものです。

FANTASY 3.2m ARF」 VOL3

Dsc08223 水平尾翼もスチロールコア・バルサプランク・オラカバ仕上げでエレベーターがヒンジテープで取付済になっています。

Dsc08228 胴体と一体成型の垂直尾翼は、ラダーも一体成型になっていて、水平尾翼を取り付ける部分も成型済みになっていて、水平尾翼を取外し式にも固定式にもできますので好みに合わせてしあげらます。

Dsc08226 持ち運びには、少し不便になりますが、構造的には、固定式にするほうが、強度的にもシッカリするようです。

Dsc08233 付属部品は、一般的なモーターグライダーと同じようにリンケージパーツや、サーボマウント類など必要なものは、そろっています。
モーターマウントは、FRP製物が入っていますが、モーターの取付ネジの穴が開いていませんので、使用するモーターに合わせて穴あけ加工が必要です。

Dsc08236 デカールは、カッティングシートより切り出された物になっていて、独特の模様も簡単に仕上げられるようになっています。

Dsc08234 組立説明書は、写真中心のモノクロの物が付いています。
横のCDROMは、この説明書のPDFファイルデーターが入ったもの付いています。

Dsc08235 CDROMをパソコンで再生する説明書がカラーで見ることができます。
付いている説明書の写真がモノクロコピーの画質で見にくい場合などは、こちらをカラーで印刷すると分かりやすくなっています。
機体のサイズは、3mオーバーの大きさですが、組立自体は、一般的なフラップつきのモーターグライダーと変わりませんので、本格的なコンポジットグライダーにチャレンジする前に、この機体から大型グライダーに入門していくのにお勧めの機体です。

「FANTASY 3.2m ARF」 VOL1

低価格で楽しめるF5J風の大型高性能電動グライダー「FANTASY 3.2m ARF」を紹介します。

Dsc08215 大型電動グライダーのをやってみたいけど本格的なF5Jグライダーが20万近くして、なかなか手が出せないという型にお勧めするのがこの機体で、翼こそシャーレではないですが、価格が半分以下で雰囲気十分のスタイルの機体です。

Dsc08216 トップモデル・チェコ製でシャーレ機に負けず劣らずの仕上がりです。

Dsc08217 主翼は、スチロールコアにバルサプランク・オラカバ仕上げで強度の必要な所は、カーボンやグラスで補強され丈夫で3分割により携帯にもコンパクトになっています。
中央翼にフラップ、翼端にエルロンが装備しています。

Dsc08218 これは、中央翼と翼端の接続部分で前縁側の穴がカンザシ用で中央の穴がエルロンサーボの接続コネクターの取り付けようです。
MPXコネクターがちょうど入るようになっています。
後の穴は、ノックピン用の穴になっています。

Dsc08219 こちらは、翼端側の接続部分です。
中央翼側と同じようにコネクター穴の加工がされています。
この機体は、エルロン・フラップともにテープヒンジで止めるようになっています。
ヨーロッパ製の機体のフィルムの仕上げの丁寧さは、特筆するものがあります。

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