[MISS MORAVA 2.42M ARF」 VOL3

Dsc08787 主翼もバルサリブ組みオラカバ仕上げになっていて、いつもながらヨーロッパ製の機体のフィルムの仕上げは、すばらしいものがあります。
主翼も表が白色、裏が赤色に貼り分けられています。

Dsc08790 翼型は、NACA4412が採用されています。
カンザシの通る穴や、サーボコードの通る穴なども加工済になっています。

Dsc08792 フラップは、独特のフラップヒンジの採用により上げたときは、主翼にピッタリとつき、下げたときには、ほぼ90度近く下がる構造になっています。

Dsc08793_2 翼端エルロンも比較的大きくとられていて、大型の高翼でも、シッカリ舵が効くようになっているようです。
このサイズの機体は、見た目は大きくて難しそうに思えるのですが、実際に飛ばしてみると上空では、機体の挙動がユックリで意外と飛ばしやすいです。

Dsc08795 翼端は、斜めにカットされたような独特の形になっています。
主翼全体も非常に軽量に仕上げられています。

続きは、こちらをクリックしてください。


「MISS MORAVA 2.42M ARF」 VOL2

Dsc08777 胴体は、ベニア・バルサ・オラカバフィルム仕上げで大きさのわりに非常に軽量に作られています。
メカルームには、ベニアのサーボマウントが取付済になっていて、主翼部分から後は、バルサのトラス構造にフィルムを張った軽量仕様です。

Dsc08782 エンジンマウントを取り付ける防火壁は、厚みのあるベニア製で、搭載するエンジンに合わせてマウントを取り付けるようになっています。
エンジンは、ガソリンの30cc~60ccが推奨されています。
カウリングは、厚手の白色ゲルコートのFRP製で丈夫なものになっています。

Dsc08783 垂直尾翼もバルサリブ組みオラカバ仕上げになっていて、B5サイズのラジコン技術誌と比較していただくとその大きさがお分かりいただけるとおもいます。

Dsc08785 水平尾翼もバルサリブ組みオラカバ仕上げで表面が白で裏面が赤色になっています。

Dsc08786 このサイズの機体になると水平尾翼も板状ではなく、翼型をしています。
この水平尾翼は、アルミパイプ製のカンザシを使用して2分割できるようになっています。
尾翼の長さだけで小型電動機くらいの大きさががあります。

続きは、こちらをクリックしてください。


「Miss MORAVA 2.42m ARF」 VOL1

大型スケールグライダーの曳航機としておすすめの「Miss MORAVA 2.42m ARF」を紹介します。

0204601_10_dep1129669241_530 本機は、翼長2420mm・全長1960mmと非常にボリュームのある機体で大型スケールグライダーなどの曳航機として開発されたきたいです。

0204601_7_dep1129669241_530 大型フラップを装備して、曳航機として有名な「ピラタス ターボ ポーター」同様に上空から急降下での短距離着陸を可能にしています。

Dsc08772 キットは、大型機のARFのため、機体全長のほぼ2m近い長さの大きな箱に入っています。

Dsc08774 キットの中身を出してみました。
写真で見ると大きさがあまりわかりにくいですが、こうして並べると畳1畳半くらいのスペースになります。

これから何回かに分けえ各パーツのそれぞれを紹介してゆきます。

続きは、こちらをクリックしてください。


新型オリジナル EVP 9インチ 可変ピッチプロペラ

オリジナル可変ピッチプロペラに新型が登場しました。
Dsc08760 基本的なセットは、以前の物と同じになっています。

Dsc08771 以前のものとは、プロペラの形状が変わりサイズが9インチと小型になっています。

Dsc08762 モーターに取り付けてみます。
基本的には、当社のCool-Spinシリーズに合わせていますので、4mm径のシャフトに適応しています。
ハブは、イモネジで固定するようんなっています。
ハブにシャフトを通すときに入りにくい場合は、プロペラハウジングを止めているビスを少し緩めるとスムーズに入りますので、シャフトを取り付けてから再度ネジをしめなおしてください。
Dsc08764 ピッチコントールロッドをモーターシャフトに通してストッパーを取り付けテフロンワッシャーを3枚入れます。

Dsc08765 ピッチコントロールプレートをロッドに通しテフロンワッシャーを3枚再度いれます。
このワッシャーが非常に小さいので無くさないように注意しましょう。

Dsc08767 前後のスポッパーをイモネジでロッドに固定します。

Dsc08768_2 プロペラを取り付けます。
この時に、取付ビスを完全に締めて、プロペラを固定せずに少しプロペラが動くぐらいに締めます。
ヘリコプターをやっている方は、解ると思いますがヘリのテールローターの取り付けと同じ感じでよいでしょう。

Dsc08769 これでモーターへの取り付けは、完了です。
ピッチコントロール用のサーボは、小型軽量なものでも、トルクが1kg以上あるものがお勧めです。

当社の可変ピッチプロペラは、価格も1890円とお手ごろになっていますので、これからチャレンジして見たい方、是非いかがですか。


「FANTASY 3.2m ARF」テストフライト スロープ編

モーターグライダーとしての地上からのフライトテストをした数日後、いつものスロープにいい風が入っているとのことで、スロープでのテストに行こうということになりました。

Dsc08629 当日は、午後から5m~8mの風が吹く絶好のコンデションで、現地に到着後、機体の準備とチェックをすませて、早速フライトにはいります。
さすがにモーターランをすることも無く、谷に向いて手を離れた機体は、スロープから駆け上がってくる最高の上昇風にのっていとも簡単に飛んでいます。

Dsc08554 機体は、風に乗ってどんどん上昇していきます。
前回のテストフライトで少しアップ癖があるので、主翼の仰角を主翼後方で3mmほど上げて調整したとのことで、癖も収まりスムーズに飛行しています。

Dsc08589
長い翼をゆっくり大きくバンクして旋回するときの優雅さは、大型グライダーならでわです。
パワーユニットを搭載したモーターグライダーで、同系ピュアグライダーの「ELIXIR 3.2m」より重量が重いのですが飛んでいる感じを見ているとこのぐらいの重量がベストマッチしているようです。

Dsc08563 次に高度を取ってダイブで機速を上げて進入してきます。
本格シャーレ機ほどでは、ないですが結構な速度で走っています。

Dsc08583 スピードに乗った機体が自分の目線より下の目前を通過する快感は、スロープソアリングを絶好のコンデションで体験した人をとりこにしてしまいます。

Dsc08569 この機体で以外に感じたのが、高速飛行をした時に風きり音の少なさです。
これは、主翼の性能の良さを示しています。

Dsc08612 一通りの飛行を終えて着陸のために機体を一旦谷下に持って行き着陸点にむかって上昇進入して速度を落としてきます。
さすがに大型機で結構下からの進入となります。

Dsc08627 着陸地点近くでフラップ・エルロンでバタフライミキシングを作動してブレーキをかけて着陸となります。

その後、私を含めメンバーが交代で操縦させてもらったのですが、機体が大きいので、スティックに対して舵の効きがマイルドで余裕を持って操縦をすることが出来ます。
グライダーは、翼長が2mを超えると翼の効率が良くなるものの、さすがに3mオーバーの機体の効率は、格段に良く一度その感覚を味わってしまうと病みつきになってしまいそうです。
皆さんも、是非大型グライダーにチャレンジしてみたは、いかがでしょうか。