TOPMODELマルチコプター レビュー その(1)

皆さんすでにご存じかと思いますが、先日から当店ではTOPMODELオリジナルマルチコプターの取り扱いを開始しています。

最初の製品は向かい合うアームの端から端までの寸法が450mmのクワッドコプターです。

4本アームのFourと450mmを組み合わせてF450という名前にしてあります。

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セットに入っている主なパーツはこれからご覧いただくように僅かな点数ですから、ハンダ付けも含めて数時間あれば形は出来上がってしまいます。

まずはメインとなるフレームのパーツです。2枚のプリント基板と4本のアーム、そして取付ネジ、これだけで構成されています。

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別売のカメラジンバルなどを取り付ける際に必要となる外付けの脚も入っています。

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モーター、アンプ、カーボンペラなどの動力関連パーツ。4組入っています。

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マルチコプターの心臓ともいえるコントローラー。基本機能に絞り込んだ分、パソコンを使わずシンプルに設定出来ます。大きさは横43mm、縦30mmです。

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どうです?ヘリや飛行機のキットと比べると格段にパーツ数が少ないですよね。

 このモデルは、とにかくシンプルに、かつ導入コストを低く押えてに、手っ取り早くマルチコプターのフライトを経験してみたいというかた、特にラジコンヘリや飛行機の経験があるモデラー向けの製品です。

動画撮影などを前提にした高価で高度な機能を持ったモデルとは異なり、GPSや高度センサーも装備していませんので、操縦はマニュアルで行います。ですからワンタッチで離陸地点に帰投するゴーホーム機能などはありませんが、その分設定はシンプルで、パソコン等を使う必要はありません。

とにかく自分の体でマルチコプターの基本的な操縦技術や理屈をマスターしたい、という方にぴったりのモデルです。

当店ではスペアパーツはもちろん、カメラを搭載するジンバルも取り揃えていますので練習を重ねて動画撮影なども行っていただけます。また、機体や動力はそのままで、コントローラーだけをGPSなど高度な機能がついたものに取り替えることも可能です。

個々のパーツについては、次回以降もう少し詳しくご紹介していきますのでお付き合いくださいね。


コンボ25Lを作ろう! その9

 TOPMODEL コンボ 25L バルサキットの製作、その9、最終回です。
胴体のフィルム貼りと仕上げをして、完成させていきます。

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フィルムを貼る前に、胴枠周りをマイクロバルーンを混ぜたエポキシ接着剤で補強します。
耐燃料対策として、ウレタン塗料のクリアーをマウントや胴枠に塗るのですが、
塗料を塗る前に、胴枠とエンジンマウントの隙間を同じくエポキシ接着剤で埋めておきます。

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また、水平尾翼が入る胴体後部にブロックを挟んでおきます。
これを挟んでおかないと、フィルムを貼った時にフィルムが縮んで胴体が変形してしまいます。

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胴体は、今回は3ピースで貼ります。下面の前と後、それから側面上面は1枚で貼ることにしました。
経験者の方の中には「え、そんな無茶して大丈夫か」とおっしゃる方もおられるかもしれません。
今回はちゃんとその3ピースで綺麗に仕上げることができましたよ^^方法は後ほど。

フィルム貼りが苦手な方や初心者の方は、下面2枚、側面2枚、上面1枚の合計5ピースで貼ってもいいと思います。

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下面の前と後を貼り、側面に少しだけオーバーラップさせてカットします。

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残りの1枚の貼り方ですが、まずは側面の赤線部分を、しっかりフィルムを引っ張りながら、アイロンでしっかりと押さえて固定しておきます。
ここからはアイロンでは厳しいので、ヒートガンを使用します。
ヒートガンは見た目はヘアドライヤーのようですが、ヘアドライヤーよりもかなり強力です。熱風を当てるときは、離れたところから少しずつ当てていかないと、あっという間にフィルムに穴があいてしまう程です。
特に使用しているAフィルムは比較的縮みやすいフィルムですので、ヒートガンを使って作業する場合は少しずつじっくり全体のシワを取っていくようにした方がいいでしょう。

しっかり縮んで、シワを取ったら、今度はアイロンで生地に密着させていきます。

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前側、エンジンマウント周辺に、はみ出させてしっかり貼っておきます。

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メカ室周りの仕上げ状況です。

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胴体後部は、この後ラダーヒンジが入るようミゾを切っておきます。

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胴体ができましたので、主翼を取りつけるためのベースを接着します。
まずはベニヤのベースを

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このように削って整形し、抵抗を減らすようにしておきます。右側が前側です。

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ベースにフィルムをはり、半田ごてでビス穴を空けます。
主翼にはベースが来る部分をけがいておき、その少し内側のフィルムを切り取っておき、接着します。

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あとは、ノーズギアのベースを取り付けておこうと図面をチェックしたところ・・・

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あれ、これはどう取り付けるんだ!?
これは、胴枠を組み付ける前に、ノーズギアベースを取り付けておかなければならなかったのかもしれません。
タッピングビスでは、着地の衝撃でベースが外れてしまう危険性があります。
そこで、内側に手持ちの爪つきナットを埋め込むことにしました。

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苦労しましたが、なんとか図面通りの位置にベースを取り付けることができました。

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紆余曲折ありましたが、これでようやく完成しました。
キャノピーは接着していません。フィルムの上からステッカーなどで仕上げられたり、キャノピーの内側に何か加工される場合を考慮してのことです。

水平尾翼はエレベーター接着済み、垂直尾翼はラダー側にヒンジを接着してあります。

全9回に渡って、ダイカットバルサキットを1から組み立てて参りました。
いかがだったでしょうか。これからバルサキットを組み立ててみようと思われている方の一助になればと思います。
最近、密かにバルサキットブームかも?という兆しが見られます。
初心者の方も、バルサキットに挑戦して、作る面白味にハマってもらえたら良いなと思います。

 

 

 


コンボ25Lを作ろう! その8

TOPMODEL コンボ 25L バルサキットの製作、その8です。
今回で最終回の予定でしたが、解説が少し長くなりますので、次回を本当の最終回とさせていただきます。
もう少しだけ、お付き合いください。

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前回までで、尾翼のフィルム貼りまで出来ましたので、胴体、主翼とフィルムを貼って仕上げていきます。

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まずは主翼から。下面は一枚、上面は左右別々に2枚に分けて貼ろうと思います。

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下面用のフィルムを切り出したら、中心に胴体に挿し込むダウエルを避けるような切欠きをしておきます。

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そのあとは、まずはそのダウエルの周りを始めに、フィルムの中心から少しずつ離れながら、前縁と後縁をチョンチョンと、スポットでアイロンを当てていきます。
この状態で、できるだけ中央部分にシワが残っていないことが理想です。
一度貼ったところでも、もう少し引っ張ってシワが伸ばせそうであれば、一度外して、引っ張り、もう一度貼る、というように、慎重に作業していきます。

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使用するアイロンは、過去何度か当ブログで登場しているPILOT V.I.P.アイロン 電子制御式 Type Fです。
温度調節が容易なこのアイロンで、私の場合は170度程度に合わせて作業していきます。

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翼端と中央部分を除く、前縁と後縁をしっかり貼っていきます。

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翼端は、フィルムを外側にぐっと引っ張りながらアイロンをあて、フィルムを伸ばしながら貼ります。
翼端の縁にシワが出ないように、回り込ませるように、常に引っ張りながら貼り付けていきます。

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多めに反対側に回り込ませて切り取り、しっかりと貼り付けておきます。

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この状態では、まだ翼端側にシワがたくさん残っています。
こういったキツめのシワは、

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シワから離れたところにアイロンを当てて、シワ部分のフィルムを外側に誘い出すような感覚で伸ばしていきます。
後で使いますが、ここでヒートガンをつかってシワを伸ばすのもいいでしょう。
アイロンは、力加減と当てる場所、動かし方のコツをつかむことが肝要です。
きついシワが出ても、慌ててシワに直接アイロンを当てないで、周りから、アイロンを当てるか当てないかというように、ふわりふわりと当てていきましょう。

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下面翼端が仕上がりました。

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下面全体も、シワが無いところでも、まんべんなくアイロンを当てて、全体のフィルムをしっかり引き締めて、後々たるんでこないようにします。

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下面ができたら、まずは翼端部分に、フィルムボンドを塗っておきます。
この主翼の翼端は、3mm厚のベニヤです。
つまり上面翼端のフィルムがしっかりと引っかかるように、外れてしまわないように、下処理をしておきます。

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上面のフィルムを貼っていきましょう。
フィルムにエルロンコントロールホーンが入る穴を空けて、下面と同じように慎重に少しずつシワを伸ばして貼っていきます。

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翼端の仕上がり具合はこんな感じです。いくらフィルムボンドを塗っているとはいえ、3mmの厚みでもたせるのは心配ですので、下面側にある程度オーバーラップさせておきます。
フィルムボンドは、乾いたらアルコールで拭けば取れますので、多めに塗っておいて問題ありませんよ。

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主翼上面のフィルムが仕上がったら、エルロンサーボマウントが入る部分を半田ごての先で焼切るように切り取っておきます。半田ごてが無い方は、カッターナイフで慎重に切り取っておくのもいいと思います。
半田ごてを使う利点は、フィルムの除去と(フィルムが融着するので)剥がれ防止が同時にできることです。

同じように、エルロンコントロールホーンが動きやすいように、半田ごてでフィルムを溶かしておきます。

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エルロンのフィルムを貼ったら、ヒンジを瞬間接着剤(OKボンドFXかMP)で接着します。

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コントロールホーンが入るところは、半田ごてで溶かしておきます。

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エルロンを取り付けます。
エポキシ接着剤をホーンとヒンジに塗って、エルロンを主翼に取り付けます。

これで主翼は一旦終了です。
次回は胴体にかかっていきましょう。

 

 

 

 


コンボ25Lを作ろう! その6

 TOPMODEL コンボ 25L バルサキットの製作、その6になります。

主翼、胴体と出来上がり、最後は尾翼の組み立てです。

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水平尾翼とエレベーター、垂直尾翼とラダーの材料です。

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はじめに、水平尾翼から作っていこうと思います。
図面には水平尾翼は右半分しか描かれていませんが、左右上下対称のものですので、片側ずつ作ってはひっくり返してもう片方を作ればOK。

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図面にあわせてパーツを接着していきます。

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水平尾翼のリブは、図面ではイモ付け(リブの小口だけで接着)するようになっています。
ですが工作も面倒ですし、溝を掘って埋め込むように接着する方が強度が出ますので、
リブの材料を、少し長めに切り出してから、

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余ったものにサンドペーパーを貼り付けて、ミニサンディングブロックにして

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リブがぴったりはまるように削って、接着します。

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中央の後ろ側が、ちょっと強度的に心配でしたので、手持ちのバルサ材で補強することにしました。ただ、補強材の木目の方向を間違えると、せっかく貼っても強度はぜんぜん違いますので、補強の木目の方向が、部材に突っ張るように(45°になるように)貼っておけば最も強度が出るかと思います。
写真を参考にしていただければと思います。

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ヒンジの溝を切っていきます。まず位置を図面から拾ってマークします。
こういう比較的薄い板のセンターに溝を切るのは神経を使いますが、

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カッターナイフの刃が希望の高さ(水平尾翼の厚みは6mmなのでのこの場合は3mm)になる様に、台の上に乗せて

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この台はそのまま動かさず、水平尾翼を動かして刃に当てて、薄く切り込みを入れて、それを目安に溝を切れば簡単です。

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このとおり、3mmの位置にまっすぐに溝が切れます。

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エレベーターにもヒンジ溝を切って、組み合わせます。

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水平尾翼の前縁は、フリーハンドで丸くしてもいいですが、
この様に尾翼前縁の曲線にサンドペーパーが合うようなサンディングブロックを作って、

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カンナをかけるように引いていけば、簡単に均一なラインが出せます。

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続いて、垂直尾翼とラダー。

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垂直尾翼は瞬間接着剤で貼り合わせます。

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次にラダーの加工をします。入っている材料は、ヒンジが入る面の斜め加工もされていませんし、前から後ろまで同じ厚みです。ラダーは普通、後ろに向かって薄くなっていますので、そのテーパー加工もする必要があります。
まず、ヒンジが入る面から1.5mmほどのところと、

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ヒンジが入る、厚みの真ん中に線を引きます。フリーハンドでも定規でも、うまく引きにくいので、先ほどの小ワザを応用して、ボールペンを固定して、ラダー材を動かして線を引きます。

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ちょっと失敗して2度引きしましたので、太くなりましたが、まっすぐな線が引けています。

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この線を目安に、サンドブロックで加工します。線が消えるくらいまで、サンディングすればOKです。

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次に後ろへかけてのテーパー加工。

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図面ではラダーの後ろ側は約2mmでしたので、中央に2mm幅が残るように、線を引きます。

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テーパーになるラインを両方の小口に書いて、

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台の上に置いて、

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先ほどの線を目安に、削り込んでいきます。
全体に均一に力をかけてしまうと、当然均一に薄くなってしまいますので、後ろ側(この写真だと右側、右手中指が当たっている辺り)に少し力をかけて、少しずつ、確認しながら削っていきます。

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片側が終わったところです。

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同じようにもう片側も削って、これで完成です。

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垂直尾翼の前側も、丸くします。

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フリーハンドでやってみました。
台の上に平らに置き、部材の厚みを意識して、厚みの真ん中に向かって削るように、手首を柔らかくして片側ずつ削るのがコツです。

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断面です。

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水平尾翼同様、垂直尾翼とラダーにもヒンジ溝を切って

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これでOK。ラダーを動かして、舵角が大体左右で同じだけとれるかチェックします。

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尾翼の工作、完了です。

ちょっと長くなってしまいましたので、サンディング編は次回、フィルム貼りと一緒にご紹介することにします。

 

 


コンボ25Lを作ろう! その5

TOPMODEL コンボ 25L バルサキットの組み立て、その5になります。

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前回は、主翼の完成まででした。今回は、胴体を組み立てていきます。

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バルサの側板にベニヤの補強を貼って、胴枠をはめ込んでいくという順序になります。

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側板に補強のベニヤパーツを貼ります。
補強を貼る時は、写真のように、胴体を組んだ時にベニヤパーツが内側に来るように、注意して貼ります。

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エンジンマウントと第一胴枠は、3mmベニヤ2枚貼り合せになっています。

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胴枠などを仮にはめ込んで、左右の反り、曲り、ねじれなどが無いように調整していきます。

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このとき側板の一番後ろを、ベニヤなどをあてがって目玉クリップで挟んでおきます。
この部分の合わせ方で、胴体のねじれや反りなどを最終調節していきます。

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下面もチェックします。胴枠のセンターに目印をつけて、その目印が一直線に並ぶようにしていくといいと思います。
胴体の性質を決める大事な工程ですので、慎重に行っていきます。
調節が終わったら、瞬間接着剤OKボンドFXで接着していきます。

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ウイングマウントを順番を間違えないように貼り合せます。

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3mm爪つきナットを、内側から打ち込んで、瞬間接着剤FXを周りに流して抜け止めにしておきます。

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これを側板にはめ込んで、エポキシ接着剤で接着します。

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次は補強用の棒材を接着して、プランクする面を整形します。

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側板に貼った棒材を、胴枠と綺麗なラインにつながるように削ります。
仮にプランク材を置いてみて、隙間ができていないかチェック。この写真では少し隙間ができていますので、もう少しサンディングして整形します。

準備が整ったらいよいよ上面のプランクです、が・・・

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ちょっとここで気になったのが、このプランク材(F-18)。ラダーリンケージのロッドが出る穴があいています。

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ラダーはノーズギアと連動させるようになっていますが、このつなぎ方だと、ノーズギアに向かうプッシュロッドが、無理に曲げないとできないのでは思いました。ここを、

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図面の通りではなく、このピアノ線のようない位置関係でリンケージした方が、ノーズギアプッシュロッドが真っ直ぐのままでできて楽じゃないかと思うんです。(ピアノ線は説明用で、実際には使用しません。)

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そうすると、先ほどのプランク材を反転しておけば、コントロールホーンを反対につけるだけで、ちゃんとラダーもリンケージできるはずです。

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ということで、後のプランク材は反転させて、胴体上面のプランクをしました。
接着は瞬間接着剤で行います。
プランク用の材料は、胴体幅よりも結構広いので、あまりシビアに考えずにプランクできました。
はみ出たプランク材は、カッターで丁寧に削り落としてから、サンディングブロックで側板と面一にしておきます。

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次は下面のこの部分のプランクです。

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上側は曲面になっていましたので縦目でしか貼れませんが、下面は平面ですので、このように横目に貼って強度を出します。が、後ろまですべて横目に貼るのではなく、

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一番後ろだけは縦目に貼ります。
理由は、その方がサンディングしやすいからです。ここを横目で張ると、後の部分がサンディングするときに欠けてしまう(目の方向にポロッと取れてしまう)んですね。このようなちょっとしたことが、コツだったりします。

これも上面と同様に、サンディングブロックで側板と面一にしておきます。

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と、こんな感じで、胴体はサクサクと完成しました。これで、胴体と主翼がサンディング仕上げ待ち状態になりました。

あとは尾翼の組み立てですね。

ということで次回は、尾翼の組み立てと、全パーツのサンディングして生地完成にしていきます。