引込脚、スープラか、ELFか。

引込脚。
スケール機に欠かせないといっても過言ではないアイテムですよね。

Retract
当店で取り扱っている引込脚では、
PILOT ELF引込脚メインPILOT ELF引込脚ノーズのELFシリーズと、
PILOT スープラリトラクト2シリーズが売れ筋です。

今回は、この2シリーズの引込脚の特長をご紹介しようと思います。

まず、スープラリトラクト2は、昔ながらの、引込脚サーボからリンケージして脚の出し入れを行うタイプです。
主翼中央部あたりに積んだサーボから、左右の引込脚にリンケージするのは、ちょっとややこしいものがあります。
しかし、サイズが10クラス用から60クラス用まで4種類のラインナップで、様々な大きさの機体に合わせてチョイスが可能なのは利点ですよね。

一方、ELFの引込脚の最大の特長は、その手軽さです。
Elf-2
このように、受信機の引込脚チャンネルにコードをつなぐだけ。
「ELF=Electric Linkage Free」の名の通り、引込脚用のサーボも複雑なリンケージも全く不要です。

メインギアだけでなく、ステアリング機構付きのノーズギアの引込脚があるのもうれしいですね。
ただ、こちらは30クラス用1種類のみの販売となっています。

当店取り扱いの引込脚は他にも、グライダー用のPILOT ELF グライダーリトラクトシリーズや、少々特殊なものでは、PILOT ELFリトラクト 後方引込式メイン(大)なんていう引込脚もあります。よろしければ、チェックしてみて下さい。

用途や目的に合わせて、使い分けていきましょう^^

 

 

 


Tahmazo SVR-3-7V 新登場!

Tahmazoの新商品が登場しました^^

Svr-7-1
Tahmazo SVR3-7V 7Vスイッチング電圧レギュレーター」です。
Tahmazoのスイッチング電圧レギュレーターといえば、
マルチパワーハーネス
SVR5-5/6V(スイッチング電圧レギュレーター)
SVR3-5V 5Vスイッチング電圧レギュレーター
SVR3-6V 6Vスイッチング電圧レギュレーター

などが発売されていますが、それらと大きく違うのは、
出力電圧が7.2Vになっていることですね。
近年、ハイボルテージ対応のアクセサリが増えてきていますので、
それに呼応してできた商品というわけでしょうか。

Svr-7-2
入力側にBECコネクタがあらかじめ取り付けられているというのも違うところですね。
こうなっているだけで、逆接の危険性がグンと減りますので、安心です。
(それに、コネクタの分、お値段もお得ですよ^^)

電源として推奨されている3セルの受信機用バッテリーLP3S1000RIG(12C)LP3S2000RIG (12C)についているのがBECのオスコネクタですので、コネクタのはんだ付けなしで接続ができて楽です。
ちなみに、リポ2セルでは使う意味がありませんので、3セル~4セルバッテリーで使って下さい。

他にも、一緒に使うと便利な、
パワーハーネス用スイッチパワーハーネス用スイッチG
オンボードリポメーターオンボードリポメーターS等についているコネクタも、
全てBECコネクタです。接続が簡単で手軽に使えますね。

ただ、あくまでもこれはハイボルテージ対応アクセサリ用のレギュレーターです。
ハイボルテージ未対応のアクセサリにはこの商品は使わないようにして下さい。

また、逆接防止回路はついていないとのことなので、逆接も絶対にしないように注意して下さい。

詳しくはこちらの取扱説明書でご確認ください。

お早めにチェックなさって下さいね^^

 

 


Kickit ハンド燃料ポンプをチェック!

今回は、Kickit ハンド燃料ポンプチェックしていきます!

Pump-1
こちらがKickit ハンド燃料ポンプ
オール金属製で、グロー燃料にもガソリンにも使える便利なポンプなんですよ。
ガソリン燃料の場合は
Kickit ガソリン用燃料チューブφ3/5mm 2M
Kickit ガソリン用燃料チューブφ2.5/4.5mm 2M
また給油用にKickit ガソリン用カールチューブを使用してください。

グロー燃料の場合は
PILOT シリコンチューブ 2色各1m(ピンク・ブルー)などと、
給油用にシリコンスパイラルチューブを使ってくださいね。

結構小ぶりなサイズですが、程よい重量感で、手になじみやすい形もいい感じです^^

使用感はとてもスムース。ハンドルを回す音もとても静かです。
お気に入りのポンプです。

説明書には、「大型金属ギヤーを使用した」ポンプだということが書かれてあります。
また、「分解しないでください」という注意書きも。

分解した場合は保障できません、ということですよね・・・。
しかし、今回は、分解しちゃいました!

くれぐれも、マネはしないでくださいね。
Pump-bara
分解防止に、キャップボルトの頭の穴には接着剤が盛られています。
それを取り除くのには少し手間取りましたが、そのあとはあっけないほど簡単にバラせました。

説明書にある通り、しっかりした金属製のケースに、金属製の大きなギヤーが二つ、ドン、ドン、とあるだけの非常にシンプルな構造になっていました。
シンプルで、すべて金属製なので、丈夫で故障しにくいというわけですね。

Pump-barabara1

Pump-barabara2

Pump-barabara3
繰り返しになりますが、くれぐれもみなさんは分解しないでくださいね。

それはともかく、このポンプは使いやすくて、おすすめです。
ぜひぜひ!チェックしてください!→Kickit ハンド燃料ポンプ

 

 

 


Tahmazo サーボテスター をチェック!

今回は、Tahmazo サーボテスターをチェックしてみたいと思います。

St-1
サーボの動作チェックが送受信機無しでできる便利なアイテムです。
このサーボテスター、何と言ってもコンパクト。
そのサイズは、38mm x 63mm。クレジットカードよりも小さいですよ。
そして厚さは、約4mmという薄さです。

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過去の機体製作記事でも、何度か登場していますね。2個同時に動かすこともできます。
私にとっては、メカ積みの時には欠かせないものです。

中身はどのようになっているのでしょうか。
今回は、ちょっと勇気を出して、表のカバーをめくってみました。

St-2
じゃーん。こんな風になっています。三角や四角のマークの下に、ちゃんとしたスイッチがついていますね。

 

St-3
本体のスイッチは、耐久性のある「タクタイルスイッチ」が使われていました。

※このようにカバーをめくってしまうと、メーカーの保障は受けられなくなります。
マネされる際は、自己責任でお願いしますm(_ _)m

St-4
上の方には900、1100、1500、1900、2100と数字が書かれています。
それぞれの数字の単位はμS(マイクロセカンド、マイクロ秒)で、サーボに送られる信号のパルス幅を表しています。
このサーボテスターに設定されているニュートラルのパルス幅は1500μSで、サーボテスターにバッテリーを繋ぐと、自動的にニュートラル位置にもっていってくれます。

でもJRは1500μS、FUTABAやHITECは1520μSというように、ニュートラル位置は、プロポメーカーによって違いますよね。
ということはJRユーザー限定の商品か、というと、もちろんそんなことはありません。

実際に飛ばすときには、送信機でトリム調整を行ってセッティングするのが普通ですから、メカ積みの時にはこれで十分です。

20μSの差がどうしても気になる方でも、このサーボテスターには「トリムモード」というモードがありますので、それでチェックすることも可能ですよ。

サーボの初期動作のチェックや、メカ積みの際には、本当に重宝するこのサーボテスター。超おススメです。

もっと詳しく知りたい方は、Tahmazo サーボテスターの取り扱い説明書をチェックしてみて下さい。

 

 

 


DLE-61とDLE-55、違いは?

新発売のDLE-61 ガソリンエンジン
「ベストセラーDLE-55の兄貴分ともいえる言えるエンジンで、DLE-55よりハイパワー、ハイトルクを求めるかたにお薦めです」

と商品ページではご説明していますが、具体的にDLE-55と、どう違うのでしょうか。
比較してみましたので、参考にしてみて下さい。

DLE61

まず外観は、ほとんど同じですが、若干大きいのがDLE-61です。

次に、スペックの比較です。

Spec-hikaku
ストロークは35mmで両エンジンとも同じですが、DLE-61はボアが2mm太くなることで、ボアストローク比は少しショートストローク化しており、圧縮比も上がっています。
DLE-55の出力は5.5馬力、一方DLE-61は6馬力と、わずか0.5馬力の差のように見えますが、最大出力時の回転数が異なっています。
実用回転数の7000rpm程度で比較するなら、その差は0.5馬力以上に感じられるでしょう。実際には結構な馬力アップが実現していると予想できます。
そして意外なことに、重量がDLE-55より40g軽いことが分かります。

ところで、商品ページには各エンジンの図面が載っていますが、取り付け位置も微妙に違っているんです。
比較の為に図を作ってみました。

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この図のように、取付穴位置が微妙に違いますので、DLE-55からDLE-61に換装する場合は、胴枠の穴位置を変更する必要がありますね。

マフラーは、もしかしたらkickit 55cc用ピッツマフラーが使えるかもしれない!とチェックしてみましたが、残念、ピッツマフラーのビス穴間隔(中央-中央)が約40mm、DLE-61の排気口のビス穴間隔が42mmで、つけられませんでした・・・。

なお、DLE-61に標準装備のマフラーはテフロンパイプを装備したタイプに新設計されていますので、消音効果が従来のものよりも上がっていると思われます。

また、イグニッションユニットは、最近のDLEエンジンの標準である、動作電圧がリポ2セル、最大8.4VまでOKのハイボルテージ仕様のものが付属しています。

エンジン自体は同じような大きさですが、DLE-55よりもハイパワーが期待できるのがDLE-61です。
ぜひチェックしてみて下さい。