電動アルチメイトにCool-Spinを積む6

Ul27 受信機とESCを搭載します。
受信機は、「Tahmazo FM6DS」を使用しました。
これは、デュアルコンバージョンで到達距離も800mあり、通常受信機として使用しても、まったく問題ありません。
ESCは、「MGM easy25」を使用しています。
こちらの、ESCは他社の同じ容量のESCと比較して重量が19gと軽量にできており、BECも5V4Aあり安心して使用できます。

Ul28 受信機とESCは、マジックテープで止めてあります。
両面テープでもよいのですが、メンテナンスするときに楽なのとクッションになるのでマジックテープを使っています。
アンテナは、胴体内をノイズレスパイプを使って後ろから出してもよいのですが、簡単で一番受信感度が良いように受信機のすぐ近くに小さな穴をあけて、そこからとりだしています。
アンテナのリード線にシリコンチューブを短く切ったものを通して抜け止めにしています。

Ul29 胴体に上翼の支柱を取り付けます。
指定位置に差し込んで胴体に対して垂直になってることを確かめて瞬間で仮止めをして、エポキシを胴体内から流しておきます。
主翼も小型機なので、取り付けたままで持ち運びできるのでここで取り付けてしまいました。

Ul31 下翼の指定位置に支柱の取り付けなが具を付けてますが、このときは、ネジを完全に締めずに少し動くぐらいに仮しめしておきます。

Ul30 上翼には、エルロンがありませんので、完全に出来上がった状態で入っています。
これに、支柱止めの金具を下翼と同じように仮止めしておきます。

Ul32 上翼を取り付ける時は、各取り付けネジを仮止めをしておき、写真のように真上からみて下翼と上翼がネジれていないか、前から見て並行になっているかを確認して、ネジを完全に締めこみます。
複葉機の場合、上下の翼のネジれは、飛行性能に影響をしますので、注意します。
以前に複葉機を始めたころ、90クラスの機体の支柱の取り付け方法を間違えて、強度不足になり、飛行中に力がかかることによって、ネジれが発生して、上手く飛ばなかったことがありました。


電動アルチメイトにCool-Spinを積む5

尾翼の製作が出来たら、ラダーとエレベーターサーボを搭載します。

Ul21 本機は、OK模型のS1612サーボに合わせて、サーボマウントが取り付けられているので、サイズが同じRC-MART社の「MOCO-BBサブマイクロサーボ」を使用しました。
このサーボは、出力軸のところにボールベアリングが入っていて耐久性にも優れていて、トルクも1.6kg有り、重量も10gと小型電動機には、ピッタリです。
Ul23 所定の位置に取り付けると、小型のサーボなのでとてもスペースに余裕があります。

Ul24 コントロールロッドには、付属ピアノ線を使用します。
機体には、ガイドパイプが最初から接着されていますので、サーボホーンに入れる部分をクランクに曲げてホーンに取り付けサーボ側からガイドパイプに通してセットします。

Ul25_1 尾翼側のロッドの出口も前もって開けられています。

Ul26 付属のコントロールホーンをロッドに無理が掛からないように位置を決め下穴をあけて差し込んで瞬間接着剤で固定します。
こちらもロッドも後から調整がきかないので、ニュートラルをシッカリだして、印を付け曲げロッドキーパーで止めます。
このロッドキーパーもロッドを曲げるまでに先にロッドに通しておかないと後から入れられないので、注意します。
これで、ラダーとエレベーターのリンゲージが完了しました。


電動アルチメイトにCool-Spinを積む4

尾翼の取り付けに掛かります。

Ul14 水平尾翼は、単板状態になっています。
フィルムが中央部分は、最初から張られておらず、中央のフィルムを剥がすてまがありません。
エレベーターも左右一体になっていてテープヒンジもセットされています。

Ul15 先ず、胴体にエレベーターを写真のように入れておきます。
これを間違えると後から入れることっが出来ませんので注意します。

Ul16 水平尾翼を差込左右の長さや傾きなどをキッチリ測って歪まないように十分チェックをして瞬間接着剤で固定します。
その後、エレベーターをシートヒンジで取り付け瞬間を流しておきます。

Ul17 ラダーは、先に尾輪の取り付け金具をエポキシ等で接着しておきますが、こちらも取り付け溝が前もって加工されているので、非常に楽に取り付けられます。

Ul18 垂直尾翼を胴体の取り付け溝に差込み隙間が開かないか一度仮組してみます。
もし、取り付け溝より後ろの部分に隙間があくようでしたら、水平尾翼の差込部分をペーパーなどで少しずつ削ってあわせます。
ピッタリ合うようになったら、垂直をシッカリ出して瞬間で接着します。
そのときに胴体の差込溝から後ろの垂直尾翼が接着される部分のフィルムを剥がして接着し垂直尾翼が固定できたら、ラダーをシートヒンジと瞬間で取り付けます。

Ul20 ラダーが取り付けられたら尾輪の止め金具を胴体にタッピングで取り付けますが、そのときにタッピングの穴に一度瞬間を流して固めてからタッピングを締めると緩みにくくなります。
尾輪は付属のパイプを瞬間で接着して止めますが、そのときに瞬間が付け過ぎてタイヤまで接着してしまわないように注意しましょう。


電動アルチメイトにCool-Spinを積む3

Ul9 モーターシャフトに10mmのフランジが付いています。
マウントのシャフト穴は約6mmほどなのでこのままでは、当たってしまいます。

Ul10 リーマーを使って広げてやります。
このときに一気に広げてしまわないで少しずつ広げて行きハウジングが当たらない程度、約11mmぐらいにします。
あまり広げすぎてマウントのビス穴周りが薄くなり強度が落ちないようにします。

Ul22 穴が広げられたら取り付けて、手でシャフトを回してみてハウジングが当たらないかを確かめます。
ここで、一度実際にモーターを回して確認しておくと良いでしょう。

Ul12 タイヤスパッツは、樹脂製で塗装済みになっていて、ランディングギアにタッピングで止めるのですが、スパッツの受側には、補強用のベニアがすでに接着されているので、特に加工する必要は、ありません。

Ul13 タイヤをランディングギアに取り付けスパッツをつける際にタイヤがスパッツに擦れないようにナットを調整してこていします。
胴体にギアをタッピングで取り付けるのですが、タッピングのした穴もあけてあり、バッテリーを止めるためのマジックテープも取り付け済みの親切設計です。

このマジックテープですが、そのまま使用しても良いのですが、取り付けてあるビスを外して、重ねてあるマジックテープを上下入れ替えておくと、テープの硬いひっかける面が上に出てくるので、バッテリーにひっかる方の柔らかいテープを貼っておくと、バッテリーがくっついてずれなくて良いでしょう。


電動アルチメイトにCool-Spinを積む2

エルロン用サーボの取り付けですが、サーボマウントがすでに接着済みになっています。

Ul5 マウントは、OK模型の「S1612」サーボにあわせた大きさになっています。
S1612は、手持ちが1個ありましたのでそれを使いました。
いつものようにニュートラルをだしておきます。

Ul6 付属のリンゲージロッドは、ピアノ線になっているので、片方をクランク上に曲げてサーボホーンに取り付け、エルロン側は、ニュートラルの状態で、長さを合わせて印をつけそこを直角に曲げてプラ製のストッパーでとめるのですが、ピアノ線を曲げるまでに、ストッパーを入れておかないと入らなくなるので注意しましょう。

Ul7 このロッドは、後で長さの調整が効かないのでシッカリ合わせておきましょう。
後で、調節をしたいかたなら、テトラ製のロッドアジャスターBS型等の小型機用のロッドと変更しても良いでしょう。
これで下の主翼は完成です。

Ul8 この機体は、TAHMAZOの222012モーター用のマウントが付いていますが、今回はCool-Spin C2820-1200を搭載します。
モータースペックは、ほぼ同じなのですが、モーターシャフトが4mmなのとフロントにシャフトを止めるフランジが付いています。

モーターを止めるネジの位置は、同じなのですがシャフト止めが邪魔になってこのままでは、モーターマウントに取り付けることができませんので、少し加工が必要になります。