水上機の世界

皆さん、ゴールデンウイーク如何お過ごしですか。
私は4月29日、琵琶湖で開催された水上機大会にお邪魔してきました。


快晴、微風に恵まれた絶好のお天気の中、藤やつつじが満開の湖岸をのんびりとドライブして、会場の奥琵琶湖に到着しました。ご覧の様に風が無いのでうっすらとモヤがかかって湖と空の境目もはっきりしません。

奥琵琶湖というのは、南北に長い琵琶湖の一番北の地区で、湖岸には山が間近に迫っており、湖は深く、その昔は秘境と言われた場所です。
このような環境の中、騒音に最大の注意を払いながら皆さん飛行を楽しまれていました。

ところで、そんな会場の木陰に休むスケール機、二式水上戦闘機の翼端に面白いものを見つけました。
それが、これです。
なんと翼端に当店でも取り扱っていますPILOTタービュラーテープが貼ってあるんですね。もちろん実機には貼ってあるはずがないものですが、オーナーによりますと失速がしにくくなるばかりか、失速する時も挙動が穏やかになる、と仰っていました。また、写真には写っていませんがこの機体のフラップの隙間にはPILOTギャップシールテープが貼ってあり、抵抗の軽減に努めているとの事でした。
スケール機とはいうものの、自分なりに新しいものを工夫して取り入れておられるオーナーさんにモデラー魂を見た気がしましたね。

どうですか、雄大な景色の中で爽快に飛び回る水上機、私は大いにリラックスさせて頂きましたが、その雰囲気が少しでも伝わりましたでしょうか。

ちなみに当ショップの水上機ラインアップはこちらです。
この夏、皆さんもチャレンジされては如何でしょうか。