G-FORCE G3 AC充電器

今回は、当店で本日販売開始ホヤホヤのG-FORCE G3充電器のご紹介です。


この充電器の特徴は、まず88x57x35mmという、大きめのACアダプターとかわらないくらいコンパクトなサイズです。
次に機能をリポおよびリフェバッテリーの充電に絞ってある事です。これによってお手頃な価格非常に簡単な操作を実現しています。

で、実際の使用方法はこうなります。
まず、この充電器の電源は家庭用のAC100Vですから、付属のコードを充電器に差し込み、もう一方をコンセントに差し込みます。するとLEDが赤、緑と交互に点滅し、スタンバイ状態に入ります。

次にいよいよ充電ですが、最初のステップは①のスイッチでバッテリーの種類を選びます
この充電器はLiPoリポまたはLiFeリフェの専用となっていますので、スイッチをバッテリーの種類に合わせてどちらかにスライドさせます。

次のステップは②のスイッチで充電電流の設定です。
こちらを間違えるとリポがダメになったり発熱、発火の事故につながる可能性がありますので要注意です。写真のように、3段階有りますので、充電するバッテリーの大きさ(容量)によってどの位置にセットするかを決めます。

その決め方ですが、この充電器の裏側のシールにスイッチの位置とバッテリー容量の対応表があります。大切な設定事項ですので、無くしたり何処に書いてあるかを忘れたりする事のない、本体に書いてあるのは親切ですね。

次の3ステップ目、最後のステップは充電器にバッテリーを差し込むのですが、差し込み口は1セル、2セル、3セルと分かれていますので判りやすいです。
この受け口(ポート)の形状は、当店で取り扱っているTahmazoリポについているバランスコネクターと同じ「JST XH」という規格のものですから、タマゾーリポはそのままで充電出来ます。
なお、このポートは1セル用、2セル用、3セル用の3か所ありますが、充電は一本づつしかできません。

リポについているバランスコネクタを充電ポートに差し込みます。リポのセル数によってポートの大きさが違いますので気を付けてくださいね。
写真のようにコネクタの赤線=プラスを左に、黒線=マイナスを右側にして差し込みます。
コネクタには逆接防止の仕掛けがしてありますが、無理やり反対向きに差し込む、すなわち逆接をしてはいけません!
なお、リード線の色はバッテリーメーカーによって異なりますので、判らない時はメーカーや販売店にちゃんと確認してから使って下さい。極性を間違えて接続すると充電器やバッテリーの破損などの事故につながる事があります。

これで操作は終り、LEDが赤く点灯し充電スタートです。本当に簡単でしょう?

あとは充電が終わり、LEDが緑になるのを待つだけです。

家庭のコンセントで使えて、操作も簡単、しかも価格もお求めやすいG-FORCE G3充電器、ぜひ一つ如何でしょうか。

ところで、模型マニア待望の静岡ホビーショーが近づいてきました。当店では例年通り静岡ホビーショー先取りセールを開催中です。お買い得商品をたくさん揃えて皆さんのお越しをお待ちしています。静岡ホビーショー先取りセール会場へはこちらからどうぞ。

さて、いよいよゴールデンウイークがスタートしますね。
この期間、当店はカレンダーどおりに営業、5月1日、2日は通常営業で発送もしております
連休中の急なご入用の際もぜひご注文頂きますよう、スタッフ一同お待ちしております。


シークアーサー黄

「入門機を卒業された皆さんのステップアップに最適」というPILOTシークアーサー、翼幅1340mmと、本格モーターグライダーとしては小柄な機体ながら優れた設計と日本製の繊細な造りに支えられた高性能で、入門者の方のみならず中・上級マニアのセカンドプレーンとしても当店で人気の機体です。

そのPILOTシークアーサーに「視認性が向上しました」というふれこみのPILOTシークアーサー黄が出ましたのでご紹介させて頂きます。

セットの中身はこんな感じです。なお、DXタイプにはこのほかブラシレスモーターとアルミスピンナー付き折ペラが付きます。

比較のために先に発売されていたPILOTシークアーサーの中身はこんな感じです。
比べて見てお判りになると思いますが、黄色タイプは胴体ポッドが白から黄色になっているのと、主翼の翼端がグリーンから黄色になっています。
そのほかのキットの中身は変わっていないようです。
なお、キットの中身の紹介は当店ブログで以前ご紹介させて頂いていますので、そちらも参考にしてください。
シークアーサー箱開け(1)
シークアーサー箱開け(2)

PILOTシークアーサー黄の黄色パーツを並べて見ました。
主翼中央パネルはノーマル?な白い胴体ポッドのモデルと今回の黄色モデルは同じです。どちらも同じEライト透明イエローでカバーされていますので、下のバルサ材が透けて見えるためか、黄色が何となく薄く見えます。
それに比べ、今回発売されたPILOTシークアーサー黄の主翼翼端は透明ではないAフィルムが使われており、黄色が濃く見えますね。
また、胴体ポッドも少し濃いめの黄色で仕上げられているのが写真でもおわかりいただけると思います。
この辺りがメーカーがうたい文句にしている「視認性の向上」に繋がっているのでしょう。

実際にフライトしているシーンです。
確かに翼端がくっきりと映え、主翼が引き締まった感じに見えますね。

頭上を飛んで機体がシルエットになった場合でも、胴体ポッドと翼端の黄色は良く判別できますね。

このように、視認性が良くなったばかりか、高性能なグライダーを飛ばす醍醐味を満喫できるPILOTシークアーサー黄を持って春のフィールドに出かけて見ませんか。

というところでお知らせを2つさせていただきます。

まず、当店も協賛させていただいていますOK模型の恒例行事「Tahmazoフェスティバルin京都」の申し込みがただ今受付中です。
開催日は5月20日、場所は京都市伏見区のKMA関西模型飛行場です。
このイベント、キャッチフレーズは「みんなで楽しく遊ぶ」で、競技種目は「モーターグライダークラス」と「タイムラリー&タッチアンドゴー」の2種目です。皆さん、ぜひお気軽にエントリーしてくださいね。
なお、このうち「電動グライダー競技」は航空法の定めで「高度150m以上の飛行許可申請」をしなければならない関係で、締切が来週水曜日、4月25日と早くなっていますので参加ご希望の方はお忘れのないようお気を付けください。競技の詳細、申込などはこちらのOK模型の案内ページをご覧ください。

もう一つのお知らせは、ゴールデンウイーク期間中の当店営業日についてです。
この期間、当店はカレンダー通りに営業致しますが、祝日、休日が続いて実質営業日が少なくなっております。
お急ぎの品がございましたら、ショップのトップページにございます営業日カレンダーをご覧の上、余裕をもって早めにご注文下さいますようお願い致します。


バッテリー管理に最適 リポアナライザー

前回は「バッテリー保管時の電圧チェック」が大切という事を説明させて頂きましたが、今週もリポバッテリーを上手に使いこなすノウハウに関する話題です。

その時も触れましたが、リポバッテリーを使う上で絶対必要なツールとして、バッテリーの電圧を正確にチェックすることが出来る「電圧計」があります。

一般的なテスターでも電圧を見ることが出来ますが、2セル以上のリポバッテリーでは全部のセルごとの電圧をチェックするとともに各セル間のバランス(電圧のバラつき)を見る事も大切です。その際、テスターのように1セルずつ電圧を見るよりも、全部のセル電圧を同時に比較して見ることが出来れば非常に便利ですよね。

また、リポ使用時に十分気を配ってほしいことが電圧のほかにもうひとつあります。それは各セル間のバランス(電圧のバラつき)です。

特に、リポバッテリーを購入された時、まず最初に、すなわち使用前にバッテリーの電圧やバランスをチェックする事が非常に重要なんです。
なぜかと言いますと、当店取扱いのTahmazoリポの場合、使用前に見つかった異常であれば、初期不良扱いで新品交換などの対応をしていただけるのですが、それを怠って(メーターが無くてチェックできなくても)電圧とバランスの確認をせずに使ったり、コネクタ付けの作業をしたりまた、一度でも充電をした場合などは保証の対象外になりますので注意が必要です。

今日ご紹介するG-Force G0023 LiPo Analyzer (リポアナライザー)は、(1)電圧計として1セルごとの電圧を最大6セルまで同時に見る事ができる(2)バッテリーパック全体の残容量(%)を見ることが出来ます。また、この機器にリポバッテリーを繋ぐだけでバッテリーパックの中の最小電圧のセルに電圧を合わせる(3)「バランサー」機能も持っています。

これだけの機能を持っているG-Force G0023 LiPo Analyzerですが、使用法は簡単です。
本体右側のピンにリポバッテリーのバランスコネクター(規格は一般的なJST-XHタイプです)を挿すだけです。バッテリーは1セルから6セルまで対応していますので、写真の上の方にある-(マイナス)マークを合わせてコネクタを差し込みます。

接続するとこんな感じです。アナライザー用の別電源は必要ありません。

表示部を拡大してみました。
一番左、オレンジの楕円で囲んだ中がバッテリーパックの残容量です。
その右側にセルごとの電圧が表示されます。写真では青い点線で囲った部分の数字の右のV(ボルト)表示が消えていますが、これはバランスをとる為に実際には放電をしているセルが判るようにVの表示を点滅させているんですが、たまたまシャッターを切ったタイミングでVの文字が消えているだけなんです。
写真の例では一番右のセルの電圧3.95Vになるまで左の二つのセルを放電して電圧を下げる訳です。
全てのセル電圧が合えば、ちゃんと全部のセルに〇.〇〇Vと表示されます。

このような便利な機能を持ったG-Force G0023 LiPo Analyzer (リポアナライザー)、電動モデラーの必需品として、まだ電圧計をお持ちでない方にぜひお持ち頂きますよう、お勧め致します。


G-Force GD200 放電器

皆さん、リポバッテリーの放電はどのようにしておられますか?
「えっ!放電?あまり気にしてないけど」というあなた!満充電にしたリポをそのまま放置しておくと寿命が短くなったり膨らんだりしてくるということ事をご存知ですか。

それを防ぐためにバッテリーを保管に適切な電圧にする「ストレージ(保管)充電、放電」という作業があります。
特に満充電にしたバッテリーを、フライト出来なかったからと言ってそのまま何日も放っておくなんて言うのは禁物で、必ずストレージ放電して電圧を保管に適した1セルあたり3.85Vあたりに下げておいてやらないといけません

で、そのストレージ放電、バッテリーに溜まったエネルギーを熱にして捨てる訳なんですが容量、セル数の多いバッテリーの場合は相当大きなエネルギーになります。
ストレージ放電をするには、リポ専用・保管用放電器リポセイバーのほか、多機能充・放電器のなかにはストレージ機能を持ったものもありますが、多くの商品は放電能力(ワット数)が少ないので、容量が大きくセル数の多い(高電圧)バッテリーの放電には結構時間がかかってしまいます。

そこで、今回ご紹介するG-Force GD200放電器の出番となります。
最大放電能力200w、最大電流30Aという大きな能力を持つ製品で、200wの熱を捨てるために、ご覧の様に大きなヒートシンクと大径冷却ファンを装備、短時間でバッテリー電圧を保管に適切なレベルまで下げてくれる優れものなんです。
ご覧の様にヒートシンク、ファンのほか、赤い数字表示のディスプレイ、データ設定用のロータリーダイヤルを装備しています。
また、バッテリー接続口に入るXT60規格のコネクタ(コードとディーンズタイプ・オスコネクタ付)も付属しています。(写真はディーンズコネクタをゴールドコネクタに交換しています)

実際にバッテリーを接続、放電してみました。
操作は簡単、本体左側面のバッテリー接続口に放電したいバッテリーを接続し、正面右のロータリーダイヤルで放電停止電圧と放電電流をセット、ロータリーダイヤルを長押しすると放電が始まります。
なお、この装置を動かすための別電源(外部電源)は必要ありません。
使用したリポはTahmazo LP4S1P5000RE、4セル14.8V、容量5000mAhですが、これを繋いで放電停止電圧と放電電流をセット、スタートするだけで、停止電圧まで放電し、自動で止まります。

写真ではGD200放電器のほか、バッテリーのXH充電コネクタに電圧をモニタするためのG-Force G0023リポアナライザーを接続していますが、これについては来週解説させて頂きます。

放電が始まるとディスプレイに刻々と情報が表示されます。
左には刻々の電圧とスタートからの累計放電容量が交互に、そして右には実際に流れている電流が表示されます。写真では撮影した瞬間のバッテリー電圧15.46V、放電電流12.93Aと表示されています。
ここに表示された電圧と電流をカケるとワット数になります。
で撮影した瞬間のワット数を計算しますと、15.46Vx12.93A=199.90wとなります。このことから、放電器の中のマイコンがきちんと電流を制御して200wで放電しているのがわかりますね。
このようにマイコンが放電能力200wをキープするため、電圧が下がるにつれて放電電流がどんどん増えてゆきますので(もちろん設定した電流値を限度に)、本当に短時間でストレージ放電する事が出来ます。

大型、多セルのリポバッテリーをお使いの皆さん、高価なリポを上手に長く使う為の投資としてぜひG-Force GD200放電器をお備えください。

なお、この放電器はリポだけでなくリフェ、ニッケル水素、ニッカド、鉛バッテリーなど各種の充電池に対応しています。
詳しくはG-Force GD200放電器のカタログページをご覧ください。

ショップでは、4月12日(木)午前10時まで「限定商品購入で送料無料。10800円以上購入でも送料無料キャンペーン」開催中です。
詳しくはキャンペーン案内ページをご覧ください。