テトラ 舵角ゲージ…便利さのヒミツ

当店でコンスタントに売れ続けている定番商品テトラ 舵角ゲージ。

完成機、キットを問わず飛行機のモデルには「重心位置」と「舵角」の指定がしてあるはずです。

これを指定通りにしないと飛ばしにくいばかりか、せっかく作った愛機が初飛行で墜落、なんていう悲しいことになりかねません。

その大切な「舵角」ですが、角度ではなく動作巾をmm単位で指定してあるものが殆どです。

図はOK模型のオリンピアの例です。

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そこで、定規を片手で持ち、舵をニュートラルにして舵の中心線とメモリを合わせ、息をこらして定規が動かないように保持、もう片方の手で、これも定規が動かないように体をこわばらせながら送信機のスティックを動かし、細かいメモリを横から覗き込んで読み取る、考えてもストレスたまる作業をしないといけません。

そんな苦労を解決するのが、このテトラ 舵角ゲージ、というか舵のストローク確認ツールなんです。

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構造と形はシンプル、左上の黒い部分がクリップ、右側の扇型の部分に目盛が記入されています。

それだけのもの?でもこれが舵角設定のお助けマンとなるんですよ。

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扇型の両端にはクリップを押さえつけるバネがついています。

また、ご覧のように目盛はミリ単位で精密にプリントされています。

使い方ですが、まずクリップ部分を翼の固定部分に挟みます。今回の使用例はOK模型のオリンピアの垂直尾翼の例です。

このクリップ部分は大きく開くことが出来ますので、オリンピアのような板状の安定板はもちろん、もっと大きな曲技機の主翼のように断面が分厚く、カーブを描いている翼も挟み込むことが出来ます。

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前からみるとこんな感じです。

挟み込んだあと、メモリのついている扇型の内辺を動翼(例ではラダー)に出来るだけ近づく様にクリップの前後位置を調節し、舵をニュートラルにした状態でメモリのゼロと舵の中心線を合わせます。

これは扇型の部分を左右に動かして合わせるわけですが、このあたりも実にスムースに調整することが出来、設計したかたの苦労が垣間見えます。

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この状態で両手を離してもOK、送信機を両手にもってプロポを操作すれば、

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 舵角、というか舵のストロークをしっかりとチェック。約14mmですから指定の16mmに2mm足りませんね。

という具合に確実に舵角の確認が出来ます。

もちろん最終的な舵角は実際に飛行させて、自分の感覚で最終的に決定することはいうまでもありませんよね。

何事もきっちりやらないと気が済まない方、舵角調整のストレスから解放されたいあなた、一つお手元におかれては如何でしょうか。