では、いよいよ機体製作の仕上げ、メカ積みをしていきましょう。(説P13,14)
今回は、はんだ付けのコツも少々ご紹介します。
ブラシレスモーターと折りペラセット(キットに付属しています)とスピードコントローラーです。スピードコントローラーは要はんだ付け。メカ積みのレイアウトにあわせて、バッテリー側、モーター側それぞれのシリコンコードの長さを決め、はんだ付けして、シュリンクチューブを被せておきます。
バッテリーも同様に、メカ積みレイアウトにあわせてコードの長さを決め、ショート防止のためにまず片方をカット→はんだ付け→絶縁してからもう片方を同様にします。バッテリー、スピードコントローラーの同じ極に同じ側のゴールドコネクター(オス同士、メス同士)をはんだ付けしないように、確認してくださいね。
では、はんだ付けの様子を順を追ってご紹介します。
例として、スピードコントローラーのモーター側3本のコードにメス側のゴールドコネクターをはんだ付けします。
予備はんだ作業。ポッテリ染み込ませておきます。右がはんだ付け前のコードです。
続いてゴールドコネクターへの予備はんだを。はんだの池を作ります。
固定するジグはやっぱり熱が逃げない木製が一番やりやすいですね。書いてある数字はジグに開けてある穴の直径。ギュッとゴールドコネクターを固定させて、はんだ付けが終わった後にコードを引っ張ってコネクターごと抜けば、はんだ付けが適切か確認することが出来、一石二鳥です。
双方に予備はんだができたら、半田ごてを当てながらはんだをしっかり馴染ませてドッキング。
溢れたはんだは、ニッパーで切り飛ばしたり、ヤスリで削っておきます。
これが電動機製作時の必須作業といってもいいでしょう。初心者の方は、とにかく数をこなして身につけていきましょう。はんだ不良は事故の元ですよ!
というわけで、はんだ付けが終わったメカを積んでいきます。今回のレイアウトはこんな感じです。
モーターの回転方向をチェックして、逆回転であれば、写真のようにスピードコントローラーとモーターを繋ぐコード3本のうちいずれか2本を挿し替えればOKです。
デカールを貼って、機体の組み立ては終了です!テスト飛行が楽しみです。