フェニックス「FUTURE」の作製 VOL.9

Dsc04107 エンコンロッドをリンケージしてスロットルとサーボのストロークをあわせます。
このときに出来るだけプロポのトラベルアジャストが100%(JR)でストロークが合うようにサーボホーンの穴位置で調整して機械的にあわします。
また、カウリングの取り付けネジを締める胴体部分にグラスマットを瞬間接着剤で止めてネジ穴がバカにならないようにしています。

Dsc04110 カウリングにエンジンヘッドやマフラー・ニードル等の穴をあけます。
穴あけ加工は、カウリングがFRP製ですのでルーターや2枚刃リーマーを使用すると楽に作業ができます。
FRP製品を削ったり穴をあけたりする場合はビニール手袋をするなりして出来るだけFRPの削り粉が皮膚に直接つかないようにしてください。
皮膚につくと後でその部分がチクチク痛んだり赤くなって痒くなったりします。
これは、FRPに含まれるガラス繊維が刺さる為ですので、もし皮膚に着いた場合は、こすったりせずに水道で流すと良いでしょうこのときもこすらないようにしてください。
Dsc04160 付属のデカールを貼ってFUTUREの完成です。
機体に使用されているフィルムはオラライトの透明赤で非常に鮮やかな赤色で飛行場でも目立ちます。

Dsc04170_2 久しぶりのファンフライのフライトです。
スローフライトをしても翼端失速することも無く非常にユックリとファンフライらしく飛んでくれます。
この手のファンフライ機は逆に全開でも高速飛行は、角舵がフラッターを起して事故の原因となりますのでフルスロットルでの高速飛行は避けてください。

Dsc04179 ホバリング等の失速系演技も指定の重心位置で十分に立ってくれます。
後1cmほど重心位置を下げたほうが縦物演技はしやすいように感じました。
数年前にブームになったエンジンファンフライ機ですが、最近は、電動EPP機に人気を奪われて飛行場でも見かけることも少なくなりましたが、久しぶりに飛ばしてみると狭い場所でユッタリ速度でいろんなアクロバティックな飛ばし方が出来るファンフライも楽しいものです。
以前ファンフライを飛ばされていたかた、久しぶりに飛ばしてみてはいかがですか?