初心者のための今さら聞けない「はみ出したエポキシの処理」

最近は、ARF機(半完成機)が主流となってきていますが、主翼を接合したり尾翼を接着する時に、エポキシ接着剤がはみ出して拭いても拭いてもなかなか綺麗に取れない経験をされた初心者の方は、多いとおもいます。
エポキシ接着剤は、硬化してしまうとはみ出した部分を取るのにカッターナイフやヤスリで削ったりしなければならないしその時にフィルムや機体にキズをつけてしまったかたもおられるでしょう。
たとえば主翼を接合するときに綺麗に接着する方法を紹介すると、主翼中央の接合部分の2mmぐらい内側にマスキングテープを一周貼っておきます。
Baia11 そして接着面にフィルムが折り返してあればそれをカッターで取除いてエポキシ接着剤をタップリとつけ左右に主翼を接合します。

Baia12 接合するとエポキシがはみ出してきますので、ここでティッシュなどにアルコールを含ませてはみ出したエポキシをふき取ります。
硬化するまでのエポキシは、アルコールに溶けますので綺麗に拭き取ることができます。
このときに、一度拭き取ったティッシュの同じ面で別のところを拭くとせっかくとったエポキシが他の部分についてしまうので、一度拭いたらティッシュを別の面にして拭取るを繰り返してはみ出したエポキシが綺麗に取れたらマスキングテープをはがして硬化させるとこれでエポキシがはみ出したり他に付いたりせづに綺麗に接着することができます。
Baia31 尾翼を接着するときも同じ要領で接着すると綺麗に取り付けることができますので、一度試してみてください。