意外と知らない「モーター・アンプ・バッテリー」の関係

ある日、お客さんから1本の電話が入ってきました。
それは、当社のオリジナルブラシレスモーターの「COOL-SPIN C-3528-0800」を買っていただいた方からでした。
内容は、モーターの詳細ページに書いてる静止推力が出ないというものでした。
詳細ページには、参考データとして、10v(リポ3セル相当)でAPC14X7Eのプロペラを回したときに2000gの静止推力が出ると書いています。
それを見て買っていただいたのですが、お客様が手持ちに某メーカー製のアンプとリポを使用してモーターを回すと1300gの機体と垂直に持ち上がらないとのお話でした。
その時に多分アンプとリポの影響があるかも知れませんとのお話をしたのですが、2000gの静止推力があるモーターがアンプとリポの相性で1300gもの静止推力が出ないほどパワーダウンするとわ思われないとのことで、こちらも掲載しているデーターがモーターメーカーからの報告が来ているデーターを載せているので、実際に計ってみることにしました。
Dsc09399 計測に使用した機材は、推力計測:Tahmzoスラストメーター・電流電圧計測Tahmazoワットメーター・アンプ:Tahmazo Pro.C8004-3s・リポ:HOT-LIPS 3S1P4000・回転計:Tahmazoレーザータコメーター2・アンプコントロール:Topmodelサーボドライバー、テストモーター:COOL-SPIN C3528-0800・プロペラ:APC14X7Eです。
Dsc09400 実際に回してみると静止推力は、2230gもあります。

Dsc09405_2 回転数は、6524rpmを示しています。

Dsc09403 電流値は、38.80A・電圧は、満充電のリポでもモーターを回すと電圧が下がるので、10.66Vです。

ここで、なぜこんなにデーターが違ってくるのかと言うと、各社から発売されているアンプに使われているFETチップ等の電気部品の効率のや、リポの放電効率の問題があります。
安価なものは、同じアンペアのアンプでも安いチップをいくつも使っていたりしているからです。
その使用されている一個一個の部品の電気的ロスが重なってくると結局大きな性能差として出てしまうのです。
当社が扱っているMGM社のアンプや、TahmazoのMシリーズなどは、他の同じクラスのアンプと比較すると高価になっていますが、基盤を見てもらうと非常に部品が少なくコンパクトになっているのが分かると思いますが、高性能のチップ使用することによりロスが非常に少なくなっています。
今回テストに使用した、Pro.Cシリーズは、Mシリーズと比較して安価に設定されていますが、その分Mシリーズと比較するとBEC出力等で少し効率が低くなっています。
色々なアンプやバッテリーを使用したことのあるマニアの方ならお分かりいただけるとおもいますが、低価格の物と高価なものでは歴然と差が出てしまうのが電動ものです。
どうしても同じクラスのアンプなら安価なものを選んでしまいがちになるのですが、安価なアンプやリポを使用していて、自分が思っていたよりパワーが出ないと思ったら一度価格的に一クラス上のものを使用してみるのも良いかもしれません。
当社が、オリジナルのモーターやリポを比較的手ごろな価格で提供できるのは、直販をすることによって一般流通にかかる中間マージンがないからですので、安価でも安心して使用してください。


「FOKA 2.45m」VOL3

Dsc09370キャノピーとコクピットは、それぞれ真空成型してあり、コクピットは、パイロットの上半身も成型されているので、プラカラーでスケールぽく色をつけられるかが仕上がりの分かれ目です。

Dsc09383 コクピット下の胴体内にベニア製のメカプレートを取り付けるようになっています。
こちらのメカプレーとは、使用するサーボ等に合わせて各自で加工が必要です。

Dsc09384 こちらは、垂直尾翼内に取り付けるバルサ製のラダー取付材です。

Dsc09373 水平尾翼は、スチロールコアにバルサプランクにオラカバ仕上げになっていて、エレベーターもフィルムをヒンジ代わりにして取付済みになっています。

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OK模型「レッドバロンGP」フライト編

先日、このブログに書いたOK模型の「レッドバロン」エンジン仕様のフライトを紹介します。
Dsc09431 エンジンには、OS「FS52」を使用で、パワフルな飛行を見せてくれます。
RCAW誌のスケールエアーレースのF1クラスでも十分の戦闘力がありそうです。

Dsc09460 エアーレーサーらしい90度バンクのレフトターンも高度を下げることなく鋭い旋回からの抜けも良く気持ちよく飛んでくれます。

Dsc09483 真っ赤な機体と白い主翼に大きく赤色で書かれた文字のお陰で上空でも姿勢の視認性も良好です。

Dsc09507 着陸も安定してスムーズに進入して、引込式のエアーレーサーにありがちな前のめりになることも無く綺麗に着陸します。

現在は、エキジビションレースになっている56クラスのエンジンを搭載すると非常に速い飛びをしてくれそうです。


余計な矢印・・・(;¬з¬)

休みの日に、一緒にいた知人が某RC雑誌を見ていたときです。
突然、ゲラゲラ笑い出したのでどうしたのかと思って聞いたのですが知人は、笑いのツボにはまって涙ながして笑って答えることができません。
普段から、笑いのツボにはまったら止まらない人なので、落ち着くのをまって聞いてみたら、雑誌の記事に掲載してある写真と写真の間にある矢印があまりにも指している場所がベストポジションすぎたのです。
編集を担当した人は、まったくそんなこと考えもしないでただ、記事のタイトルと同じ意味を表すつもりでつけたのでしょうけど、使った写真と写ってる人が悪かったのでしょうね・・・
ラジコンマニアの年齢も最近は、結構高くなってるし気にしてる人も一杯いるでしょう。
そういってる私もいつそうなるか分からないしね。
各誌のカメラマンさんや編集担当者さんちょっと気にしてあげてください。
この矢印をみてしまったら、後で何度かこの雑誌を見てもこのページがやけに目についてしまうのは、わたしだけでしょうか・・・(^_^;)

Dsc09511


「FOKA 2.45m」VOL2

Dsc09369 キャノピー下の胴体部には、着陸用のソリを再現してあります。
滑走路が芝生などのところは、そのままでも良いでしょうが、できれば透明のビニールテープなどで保護しておくと着陸時に傷つくのが少なく出来るでしょう。

Dsc09368 主翼の取り付け部分もカンバーのある独特の翼型に合うように綺麗に成型されています。
穴は、カンザシの通る穴だけがあけられているので、ノックピンが入る穴や、サーボコネクター用の穴の加工が必要です。

Dsc09365 垂直尾翼は、ちょっと太目の独特の形状で胴体と一体成型されていて、ラダーを取り付けるためのバルサ材を接着するようになっています。
下の部分に見えるネジ穴は、水平尾翼固定用のネジ穴です。

Dsc09372 ラダーは、大きめでバルサリブ組みでバルサフルプランクにオラカバ仕上げになっていて非常に軽量にしあげられています。
フィルムの仕上げも綺麗に仕上がっているので、特にそのまま使用しても問題ないでしょう。
気になる方は、フィルムのつなぎ目を再度アイロンで押さえておいても良いでしょう。ただしあまり高温にして押さえるとフィルムが縮みすぎてかえって汚くなりますので、温度の調整には十分気をつけてください。

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